ロスカット あの日の涙 虹となる

ハウスマネー効果

ハウスマネー効果というのがある。

これは、幸運によって得たお金は、努力して得たお金よりも荒っぽい使い方をするという効果で、よく挙げられる例としては、カジノなどのギャンブルで儲けたお金をまたすぐにカジノですってしまうようなケ-スだ。

「ハウス」はカジノの意味で、ハウスマネー効果の名前はこの言葉に由来している。

たとえば、宝くじが当たったり、忘れていたへそくりが出て来たりしたときに、ついつい財布のひもを緩めて散財してしまうのも、ハウスマネー効果のひとつだろう。

本来、お金に色はついていない。

地道に仕事をして稼いだ一千万円も、ギャンブルで稼いだ一千万円も、土地を売って得た一千万円も、同じ一千万円でその価値に差はないはずだ。

しかし、何らかの幸運によってもたらされたお金、いわゆるあぶく銭については、「トントンになるまでは失ってもいい」と安易に考えてしまう傾向が人間にはある。

トレードでも、予想外の値動きで思いもよらなかった利益を手にすることがある。

そんなとき、ついつい気が大きくなって細かい損益などどうでもいいとばかりに雑なトレードをしてしまう。

そういったトレードを繰り返していると、せっかく大きく稼いだのに気が付いたらすべて溶かしていたといったことになりかねない。

ボク自身、そうやって何度も痛い目を見ている。

儲かっているからといって調子に乗ったり、普段しないような無茶なトレ-ドをしたりすると、マーケットはすぐに牙をむいてくる。

「勝って兜の緒を締めよ」ではないが、利益が出ている局面でこそ慎重にトレードしなければと心掛けている。
[ 2018/06/15 12:59 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

ECB理事会

欧州中央銀行は14日の理事会で、量的緩和を今年10月以降は月間150億ユーロに縮小し、年内で終了する方針を決定した。

金利については「現在の水準に少なくとも2019年夏までとどまる」との見通しを示したが、これが大きなサプライズと受け止められ、対ドルで1.1554付近まで下値を拡げ、対円で127円70銭付近まで水準を引き下げた。

これは1日の下落としては昨年10月以来の大きさとなる。

ドラギECB総裁発言からのユーロ売りは、日本時間21時過ぎから翌日の正午を過ぎても継続した。

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ユーロドル15分足チャート

このユーロ売りドル買いの影響で円安が加速し、ドル円もドル円110.738円まで上昇。

ユーロドルをロング、ドル円をショートと逆張りしたおかげで、多大な損失を被る。
[ 2018/06/15 10:15 ] イベントドリブン | TB(0) | CM(0)

他人からの悪意にどう対処するか

誰もが手軽に情報を発信できる時代になった。

ツイッター、フェイスブック、インスタグラムとSNSは日々進化している。

しかし、それにともなってトラブルが増えているのも事実だ。

昔はそこそこ名の知れた敏腕トレーダーのブログがたくさんあった。

それが、2013年頃からどんどん減っていった。

理由は、儲かっているトレーダーに対して、嫉妬から来る罵倒や誹謗中傷が多くなったからだ。

せっかく成功している人がその秘訣を惜しみなく書いてくれているのに、なにかとケチをつけたがる人がいて、誰もブログを更新しなくなってしまった。

どんなにメンタルの強い人でも、ネットの書き込みでダメージを受けることがある。

ネガティブな意見に対して、心の中で「そうだな」と思い当たるフシが少しでもあると、「あっ、いわれてしまった」と傷ついてしまうのである。

実際にネットで自分に対して他人からの「悪意」の標的にされ、罵詈雑言を浴びせられると少なからずショックを受ける。

心理的な免疫ができていないうえに、そこに書かれていることがありもしない捏造されたハナシだとすると、いいようのない怒りがこみあげてきたりするものだ。

だが、そこで動揺したりするのは相手の思うツボだ。

ネットで悪口を書き込んでいる連中は、日々のストレス発散のために趣味感覚で他人を中傷しているにすぎない。

台所にいるゴキブリみたいなものでその存在をいちいち気にしてもしょうがない。

なかには、わざわざ悪口をいうだけのためにアカウントをいくつもつくり、毎日のように罵詈雑言を浴びせ続ける暇な人もいる。

はっきりいって精神的に病んでいる可哀そうな人達なのだが、そこでついつい相手にして反論したりすると、そのことがネット上で話題になり、炎上騒ぎになったりする。

こういったやっかいな人達に対する対策は簡単だ。

悪意のあるリプライはすべてスルーして、それでも付きまとうのならブロックすればいいだけのことだ。

不快な気分になったとしても、黙殺するか、忘れるかして、気持ちをスパッと切り替える。

この「はじく力」や「忘れる力」は、SNS全盛時代において必須のスキルだと思う。
[ 2018/06/14 19:00 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

りきどう

ずっと気になっていたお店、りきどうに行ってきた。

ラーメンとつけ麺に定評のある地元の人気店で、食べログの評価も高い。

ここの名物はなんといっても自家製麺。

「細麺」、「太麺」、「小平麺」、「凄平麺」の4種の麺から選べる。

お店の代名詞とも言えるのがきしめんよりもさらに極太の「凄平麺」だが、今回はオーダーしなかった。

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お店は岐阜駅からクルマで10分ほど。和風テイストのシンプルな外観で目立つ。

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人気メニューの1つである「焙煎二色つけ麺」。

ご覧の通り、焙煎された小麦でつくられた蕎麦のような色の平麺と、比較的ノーマルな「小平麺」との2種類が楽しめる。

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つけ麺のつけ汁には、とろとろに仕上げられたチャーシューがこれでもかとばかり入っている。

これがかなり食べ応えがあって、期待した以上においしかった。

お客さんも常に満席で、わざわざこのお店に来るだけのために岐阜を訪れるだけの価値のあるお店だと個人的に思った。
[ 2018/06/14 13:15 ] ラーメン | TB(0) | CM(0)

米・FOMC

日本時間午前3時発表。

市場の予想通り0.25%の利上げを実施をし、金利を年内あと2回の利上げに上方修正するとの発表。

これがポジティブ・サプライズと受け止められ、米ドルが買われ、円が売られた。

しかし、会見中に、ウォール・ストリート・ジャーナルの「中国からの輸入品への追加関税を早ければ15日に発動する可能性」のニュースが伝わり、その直後から相場が反転、戻り売りが強まる。

結果、ユーロドル、ドル円ともにFOMC発表直前より前の水準にまで戻り、ドル円のチャートは壮絶な逆V字回復になった。

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ドル円5分足チャート

ナンピンして含み損を耐えていれば利益が出るような展開。

順張りをしても利確のタイミングが悪ければ、すべての利益を溶かしてしまう。

クロス円を逆張りして、微益で逃げることができた。

イベントドリブンで勝つには、欲張ってしまうとダメで、逃げ足の速い奴が上手い飯にありつける。
[ 2018/06/14 07:29 ] FOMC | TB(0) | CM(0)

スガキヤの冷し中華

名古屋のご当地ラーメンといったらスガキヤが有名だが、全国区に誇れる味かといえば、個人的には「う~ん…」という感じになってしまう。

それでも、この夏限定の冷やし中華に限って言えば、素直に美味しいと思う。

そもそも冷やし中華は味が定番化されているので、美味しいかどうかよりも値段が安いか高いかというのが評価の基準になってしまうのだが。

ちなみにスガキヤの冷し中華は480円。

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[ 2018/06/13 12:06 ] ラーメン | TB(0) | CM(0)

米朝首脳会談

トランプ大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は、シンガポールで史上初となる歴史的な首脳会談を行った。

内容的には、これから頑張ろうね的な大まかな方向を確認する程度で、「完全非核化」に向けての具体的な案は示されなかった。

しかし、今回のイベントは開催されただけでも意義がある。

トランプ大統領は強引な賭けにでて、しかも今のところはうまくいっている。

もし本当に北朝鮮の核廃棄を現実のものにしたなら、偉大な大統領として歴史に名を残したりするかもね。

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ドル円10分足チャート

会談直後、ドル円は110.10円から110.43円まで上昇。

その後に「噂で買って事実で売る」ような値動きになり、レンジで推移した。

一応、200日移動平均線のラインの上、110.00円付近で支えられているが、今後の展開によってどうなるかわからない。

荒い値動きだけに、スキャの上手い人なら大きく稼げただろう。
[ 2018/06/13 00:24 ] イベントドリブン | TB(0) | CM(0)

モチベーション 3.0

モチベーションをコンピューターのOSに例え、どのようにモチベーションをアップさせればいいのか解説している本。

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「モチベーション3.0」とは、アメとムチのような外発的動機ではなく、自分の内面から湧き出る内発的動機付けで行動することを意味する。

たとえば、エクササイズを始めるとき、高校の同窓会に出席するために減量したいと考えるのは外的な動機づけになる。

それも有効な方法だが、同窓会が終わったとたん、やる気がなくなってしまう可能性が高い。

しかし、家族のためにもっと健康になりたいといった内的な動機なら、長期間の目的設定ができるので、モチベーションも維持しやすい。

「モチベーション3.0」を自分の中で高める方法は3つある。

一つ目は、なぜこれをやるのだろうと考えること。

2つ目は、やる気が出ない自分を許さないこと。

3つ目は、進歩のサイクルに自分を組み込むこと。

人間には、自分の能力を伸ばしたいという欲求や、世界に貢献したい、歴史に足跡を刻みたいなど、高邁な目的があると俄然やる気が高まるという性質がある。

自分の興味や希望に関係なく、利益のことだけを考えて給料のいい会社に就職することは、その人の人生の充実度という面から見るとかなり危険で、当然のことながらモチベーションも低下する。

仕事におけるフロー(リラックスして極度に集中している状態)の体験と人生の幸福を切り離して考えることはできない。

人生の満足感、充実感の源は働くことにあるのだから。

トレードすることが楽しくてしかたがないという内的な動機があれば、そのトレーダーは成功する確率が高いだろう。

一方で、楽をしてお金儲けしたいという不純な動機で相場に対峙すれば、退場する可能性が高くなる。

ちなみに自分はトレードはまったく向いていないと自覚していて、できることなら早く引退したいと常々思っている。

つまり、いつも逃げ腰で相場に向かっているわけで、こういった姿勢じゃとてもじゃないが大きな成功は期待できないよね。
[ 2018/06/12 20:16 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

幸せになるお金の使い方

プチ億万長者が増えているらしい。

純資産が1億円以上の富裕層は国内に120万世帯以上と、アベノミクス前の2011年に比べて5割も増えた。

株や仮想通貨の上昇でリッチになった人達は、従来の成金型の富裕層と消費スタイルも違うようだ。

服装や時計にお金をかけず、コスパ重視で、エンゲル係数も一般人と変わらない。

この傾向は日本だけでなく、海外でも顕著で、ファンドの経営者やIT企業のオーナーは莫大な資産を保有しながらも、私生活は驚くほど慎ましい。

その時代ごとに「何が粋か」という価値観は違ってくる。

今の時代は「モノ」を買うよりも、「時間」や「体験」そのものにお金を使う方向へシフトしてきているように感じる。

パティック・フィリップなどの高級ブランドの時計をして、ベンツなどの高級外車に乗る、なんていうスタイルはもう流行らなくなった。

安ければ安いほどいいというわけではないが、以前と比べて高価なものには縛られなくなってきている。

一昔前は服装で金持ちかどうかが一瞬で判断できた。

トップス10万、アウター12万、ボトムス8万、靴に20万、そんなふうにブランドで着飾るのがステータスだと信じている人が大勢いた。

ところが今や、億トレーダーでもフツーにユニクロを着ている。

お金の使い方で、その人の価値観や考え方が浮き彫りになる。

物欲をいくら満たしても、幸福な気持ちが持続することがないことが最新の行動経済学の研究でわかってきている。

「幸せをお金で買う五つの授業」の著者で、ブリティッシュコロンビア大学の心理学教授であるエリザベス・ダン教授は、経験のもたらす恩恵は、形あるものがもたらす恩恵よりも幸福度が高いという。

たとえば、ブランド物の財布や高級腕時計を手に入れたとしても、そうした満足感は時間の経過とともに減少する傾向があり、旅行などの体験をお金で買った場合は、時間とともに満足感が増幅していく傾向にあるという。

エリザベス・ダン教授によると、払ったお金に対して最大の喜びが得られるのは、以下の4つに当てはまるという。


・社会的なつながりが生まれる体験

・過去をふりかえったときに思い出になりそうな体験

・自らが望む自分の理想像に結び付く体験

・めったにないチャンスを与えてくれる経験。



何事も体験に勝るものはない。

専業個人投資家の最大のメリットは、自分でコントロールできる自由な時間が増えることだ。

いつでも好きな時に海外へ行けたり、人に会いに行けたりするのは大きなアドバンテージだろう。

いくら物質的な豊かさを追い求めても、その豊かさを手にいれるために自由な時間を犠牲にしているとしたら、本末転倒だ。

忙しく生きることは人を幸福にしない。

わずかな時間でも、他人のために時間を費やすと、人は自分の人生に多くの時間があると感じ、心に余裕が生まれるという。

自己の損失を顧みずに他者の利益を図るような行動をとることが、人の脳により多くの多幸感をもたらす。

人がより幸せを感じるにはその幸せを共有する他者の存在が不可欠であり、だからこそ友人や家族という存在が重要になってくる。

他人がお金が必要だなと思ったときに、いつでも融資できたり、社会的な活動に寄付することは、ある意味とても贅沢なことであり、賢いお金の使い方だ。

たとえば、世界一の投資家として知られるウォ-レン・ヴァフェットは、ケチであることを美徳としているようなところがあるが、自分の死後は慈善事業に資産の90%を寄付することを明言している。

成功している投資家に倹約家が多いのではなく、倹約家でお金の使い方を知っている人が投資家として成功するのだと思う。
[ 2018/06/11 17:22 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

福澤桃介生誕150年記念展

岐阜県博物館で開催されている「福澤桃介生誕150年記念展」にいってきた。

今回の展示品はおよそ100点。

稀代の相場師と謳われた福沢桃介の人生が少しだけ垣間見えた。

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今から150年前、日本が近代国家に生まれ変わろうとする1868年に岩崎桃介は武蔵国(埼玉県)に生まれる。

福澤諭吉に才を見込まれ、養子に迎えられた桃介は直ちにアメリカへ留学し、帰国後、結核で療養中に株式投資を始める。

当時、桃介には3000円の貯金があり、その中から1000円を軍資金として株式投資にあてた。

自身が後に語るところによれば、自分の生活費が尽きてしまうのが心配であった上に、日々退屈であったので、病床でも何かできることはないかと考えて株式投資を思い立ったという。

1年ほど経って仲買に命じて買い玉をすべて清算してみると、約10万円の利益が手元に残った。

これは現在のお金の価値に換算すると10億円相当にも及ぶ。

当時は日清戦争が終戦を迎える頃で、初心者でも買えば必ず利益があがる時期であった。

1年間で10万円を稼いだということで勢いづいた桃介は、その後も株式投資を続けたが、1896年の春より相場は下落に転ずる。

秋にはほぼすべての株が暴落してしまい先の利益の半分を失った.。

当時、桃介を凌ぐ稼ぎを得ていた同世代の相場師、島徳蔵、鈴木久五郎は、このときの暴落で全財産を失ってしまう。

ちなみに、この下げ相場で売り方の先頭に立ったのは野村證券の創業者である野村徳七で、このとき築いた資産がのちの野村財閥の基礎となる。

株式相場に見切りを付けた桃介は、その後次々に電力会社や重化学工業を立ち上げ、経営の鬼才と謳われた。

中でも、急流木曽川を舞台に日本初のダム建設に成功したことが日本の工業水準を一気に欧米並みに押し上げたといわれる。

株式投資で財を築いた桃介だが、それだけで終わらず私財を投げ打って日本の近代化に情熱を注いだところが、今日の評価に繋がっている。

もし福沢桃介が最後まで相場を続けていたら、島徳蔵や鈴木久五郎のように破産していたかもしれない。

今回学んだ教訓があるとしたら、投資である程度の財産を築いても、最後に勝ち逃げするまでは本当の勝利ではないということと、人はお金を稼ぐだけでは幸せになれないということだ。
[ 2018/06/10 17:14 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき