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ロスカット あの日の涙 虹となる

最初の損は最良の損

たとえば、逆指値のストップに引っかかって損切りが施行される。

最初に決めたルールに従ったのだから、問題はない。

ところがその後すぐに値動きが反転し、損切ったポイントまで戻ってくる。

そこで、「損切らずにポジションを持っていれば儲かったのに」と後悔する。

次に思惑通りに相場が動かなかったとき、「もう騙されないぞ」と思い、損切りを躊躇する。

だが、そういうときに限って相場は反転しない。

含み損はどんどん膨れ上がり、ついには強制的にポジションがロスカットされる。

落胆した直後に相場はまるでその瞬間を待っていたかのように反転する。

相場の神様はいたずら好きなので、そういった罠をいくつも仕掛けてくる。

10回のうち9回は損切りする必要はないかもしれないが、その残りの1回の損失が9回損切りしない損失を上回り致命的なダメージをもたらすことは決してレアなケースではない。

ナンピンしたり、含み損を損切りせず、そのまま放置したりするとそうした事態に至る確率は高くなる。

トレーダーは何度も「テクニカル分析」のだましに遭遇し、市場のランダムな値動きに翻弄される。

しかし、そうした経験は誰にでもあることで、トレードで長期に渡って生き長らえるために学んでおかなくてはならないひとつの通過儀礼みたいなものだ。

むしろ、FXを始めていきなり成功してしまうほうが危険かもしれない。

最初の損は最良の損という諺がある。

最初に大きく勝ってしまうと簡単にお金が儲かると勘違いしてしまい、後々大損するかもしれないので、はじめは損をしておいたほうが良いという意味だ。

ビギナーズラックを自分の実力だと過信すると、後で痛い目を見ることになる。

さまざまな負けパターンを経験して、徐々にリスク管理の大切さがわかってくる。

逆説的な言い回しになるが、優秀なトレーダーになるためには資金の少ないときにできるだけ多く負けたほうがいいのである。
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[ 2015/11/26 16:10 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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