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ロスカット あの日の涙 虹となる

千日回峰行

天台宗の総本山、比叡山延暦寺には千日回峰行という荒行がある。

延暦寺から大峯山の頂上にある大峯山上本堂までの往復48キロの山道を1000日間かけて歩き続けるというものだ。

真夜中の2時に出発し、真言を唱えながら東塔、西塔、横川、日吉大社など二百六十箇所で礼拝を行い、およそ30kmの行程を一日平均6時間で巡拝する。

荒行は1000日間連続で行うわけではなく、山を歩く期間は5月3日から9月22日までなので 、千日回峰行が終わるまでおよそ9年間かかる。

さらにこの荒行には厳しい戒律がある。

途中で行を続けられなくなったときは短刀で腹を掻き切るか、紐で首をくくるかして、自ら命を絶たなければならないのだ。

そのために修行僧は死出紐を身にまとい、自害するための短剣を携え、埋葬料10万円を常時携行する。

無事にこの荒行を終えても、まだ続きがある。

終了後、3年以内に100日間の五穀断ち(米・麦・粟・豆・稗の五穀と塩・果物・海草類の摂取が禁じられる)をし、7日間の断食・断水をしながら大護摩供(燃え盛る炎の前でお経を唱える)を行なうという決まりがある。

戦後、この荒行を達成できた僧はわずか3人しかいない。

自分にとって為替や株のトレ-ディングは決して楽しいものではない。

むしろ苦痛であり、千日回峰行ほどではないにせよ、過酷な修行のようなものだ。

はたして自分は人生のすべてを賭けて相場と対峙しているかといったら、正直疑問に思う。

どこかで舐めているところがあるのは否めない。

だからこそ、肝心なところで集中力をきらしたり判断を誤るのだ。

トレ-ドの成績はその人の情熱や意識が如実に反映される。

楽をして稼ぎたいとかいうヌルい意識で参入すれば、必ずといっていいほど手痛い洗礼を受ける羽目になる。

千日回峰行のように途中で諦めるようなことがあったらその時点で自害するという、そのくらいの覚悟で臨めば今よりもちょっとはマシなパフォ-マンスになるに違いない。
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[ 2018/05/15 11:35 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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