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ロスカット あの日の涙 虹となる

投資家の仕事は損をすること

FXや株に対する偏見のなかで最も釈然としないのは、「投資で儲けた収入は不労所得だ」というものだ。

労働とは“額に汗をして働くこと”なら、トレーディングも例外ではない。

「お金を右から左へ移動しているだけで生産性がないじゃないか」というなら、銀行をはじめすべての金融業が否定されてしまう。

世間では、「投資家は濡れ手に粟で、何もせずに儲けている」というイメージが先行しているが、それこそ偏った考え方で、実際に稼いでいる投資家は勝てるようになるまで必死に勉強してきている。

作家の橘玲氏は、「臆病者のための株入門」の中で、「投資家の仕事は損をすること」と述べている。

かなり皮肉めいた表現だが、この言葉は投資で利益を得るための本質的なことを示唆している。

つまり、ここでいう“損をすることが仕事”というのは、リターンを得るにはリスクを取らなければならないという意味だ。

たとえば、「ビットコインで大金を手にした」というハナシがメディアで大きく報じられると、“勘違いする人”がおおぜい湧いてくる。

もともと投資には特別興味がないし、仕組みもよく分かっていない。

ただあるのは「楽をして儲けたい」「あわよくば儲かるかも」という単純な欲望だけだ。

そんな人が、マーケットの格好の餌食になる。

取引画面の向こう側には、腹をすかしたハイエナのような連中で占められている。

彼らは「楽をして儲けたい人」からお金を奪うことに少しも躊躇しない。

そこで勝つには、自分の能力のすべてをトレーディングに注ぎ込む覚悟が必要だし、それができないならマーケットに近づかないほうが無難だろう。
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[ 2018/04/11 04:49 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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