ロスカット あの日の涙 虹となる

ロッククライミングとトレード

ロッククライミング初心者が最初に覚える岩登り用語が「三点確保」だという。

岩を登る時に手足4本のうち1本だけを移動させ、万が一ホールドが崩れたときでも身体を支えられる。

そうやってベテランのクライマーは少しづつだが堅実に頂上を目指す。

せっかちな初心者は少し慣れてくると基本を忘れ、驚くほど早いペースで登っていくという。

FXや株で大きくリスクをとって資産を増やす人もそのタイプだろう。

場合によっては岩を踏み外して大怪我するケースも少なくない。

逆に「三点確保」よりも、もっと安全な「四点確保」という方法がある。

両手両足で四点を確保し、岩山にへばりつくのだが、これではいつまで経っても上にはいけない。

そのうち疲れ果ていずれ落下する。

臆病じゃないと生き残れない。

しかし、同時にリスクも冒さないと飢え死にしてしまう。

トレーディングもロッククライミングも似ているところがある。

どちらも危険であるがゆえに、それにみあうだけの充実感や達成感があるということ。

そして、リスクを冒さないのは最大のリスクだということ。

この二律背反的ともいえる矛盾のなかで、トレーダーは戦っている。

日本有数のプロクライマーである平山ユージは、クライミングの際に常に最悪の事態を想定して、慎重すぎるほど入念にシュミレーションをして臨むという。

僕の目指しているトレードスタイルもそれに近い。

資産を短期間で倍増させるのではなく、地味だけど致命的なドローダウンを決して食らわない安定して稼げるディーリング。

それが理想だ。
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[ 2018/02/06 06:08 ] 成功の法則 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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