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ロスカット あの日の涙 虹となる

ハッカーが暗躍する仮想通貨市場

ICOはイニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin Offering)の略で、次世代の資金調達方法として注目を集めてきた。

従来のIPOのような資金調達と異なり、資金調達をしたい企業や個人が独自に発行した仮想通貨を、ネットを通して不特定多数の方に直接販売することができる。

メリットは、短期間で多額の資金調達ができる可能性があることや最初に多くの資金を用意する必要がないことで、成功すれば大きなリターンを期待できる。

だが、ここへきてデメリットの方が大きくクローズアップされている。

今回のコインチェックの盗難事件でも明らかになったように、セキュリティーに脆弱性があり、ハッカーに狙われやすいというリスクだ。

実際にこうした犯罪は珍しくなく、世界の主な取引所は平均で月100回程度のサイバー攻撃を受けているらしい。

しかも、総資金調達総額37億ドルのうちおよそ10%に相当する4億ドルが盗まれているという。

仮想通貨ラッシュで一番儲けたのは、実はハッカーだっというハナシ。

この驚愕の事実に唖然としてしまう。

そんな危ないのならICOが社会的に認知されるわけはない。

ICOの根幹をなす技術であるブロックチェーンだが、犯人の痕跡を残すだけで、捕まえることはできない。

しかも、信託保全のない取引所で盗まれたらユーザーは泣き寝入りだ。

もしコインチェックが破産して、預かっていたお金を顧客に返せないということになると、社会的信用を失い、これまでの仮想通貨ブームはいっきに冷めきってしまう。

「ビットコインは下がれば必ず反発する」というアノマリーを信仰していた仮想通貨教の信者も、今となっては臍を嚙むような思いだろう。
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[ 2018/02/01 16:44 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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