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ロスカット あの日の涙 虹となる

知ってはいけない隠された日本支配の構造

矢部宏治氏による2017年のベストセラー本。

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本書は、アメリカで公開された公文書に基づいて、タブーともいえる事実を明らかにしている。

つまり、日米安保条約と日米地位協定、日米合同委員会で取り交わされる密約によって、米軍は日本を基地として自由に使う権利を有するだけではなく、自衛隊を指揮する権利を有していること。

戦後の日本は、これらの法的根拠によって、ベトナム戦争やイラク戦争などに後方支援という形で参加してきた。

従来、憲法9条と集団的自衛権は憲法上認められないという解釈が、自衛隊を直接戦争に参加させる障害になっていたが、安倍政権が行った集団的自衛権の容認によって、自衛隊は名実とともに米軍の指揮系統の中で行動する軍隊になろうとしている。

著者が指摘するのは、戦後から今日に至るまで、アメリカにとって日本は属国のような関係だったということ。

いくら軍事予算を増加したところで、それはアメリカ軍に貢いでいることと変わらない。

右翼と左翼で世論が真っ二つに割れている日本だが、この事実を無視して建設的な議論はできないだろう。

日米の力関係は、経済指標にも反映されている。

日本の雇用統計はほとんど無視され、アメリカの雇用統計の結果によって、日本の株価や為替は影響を受けるのだ。
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[ 2018/01/30 07:40 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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