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ロスカット あの日の涙 虹となる

仮想通貨錬金術の舞台裏

元々ビットコインなどの仮想通貨は、海外へ送金しても手数料が一切かからないというハナシだった。

しかし、現実には送金は遅れ気味で、日本円から仮想通貨に換える際にブローカーに対して取引手数料を払わなければいけない。

コインチェックは顧客預かり資産が数千億、ビットコインだけで月の出来高が10兆円ほどだったらしく、しかも取引手数料として5%以上のスプレッドを抜いていた。

もしそれが事実だとしたら、とてつもない収益を得ていたことになる。

しかも、コインチェックが参入した当時の仮想通貨の価格といまの価格を比較すれば何十倍にもなっており、仮想通貨そのものの含み益は相当な額に膨れ上がっているはずだ。

NEMの価格も返金発表の直前から急騰している。

なにかこれまでの経緯を見ると、昨日の会見が茶番劇のように思えてきてならない。

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昨日の時点で全額補償できるほどの営業利益があるとわかっていたにもかかわらず「最悪返せません」と発言していたのも釈然としない。

この件で仮想通貨のイメージが悪くなると危惧したが、500億円相当を顧客に返金すると発表したことで、かえって新規参入者が増えそうな気がする。

しかしながら現段階において、やはり仮想通貨の取引はリスクが高いという認識は変わらない。

FXや株と比べても取引手数料は高く、圧倒的にハイリスクで、政府に規制されてない分、投資家保護もほとんどない。

1日で30%以上動く恐ろしいほどのボラティリティに加え、危ないサイトを見抜く臭覚も必要になってくる。

仮想通貨の技術は画期的だと思うが、その理念は置き去りにされ、ただの投機対象になっている。

結局のところ、テクノロジーの進化にまだ人間のリテラシーが追いついていないのかもしれない。
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[ 2018/01/28 02:35 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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