ロスカット あの日の涙 虹となる

仮想通貨不正流出事件

国内の仮想通貨取引所大手のコインチェック社で、顧客の預かり資産とみられる仮想通貨「XEM」が5.4億XEM、日本円にしておよそ620億円以上が引き出された。

人類の歴史上、最も高額の盗難ということで、世界の金融の歴史に名を残すことになりそうだ。

1月27日現在、コインチェック社からの入金、出金、そしてビットコイン以外の売買が停止されており、この件が影響して仮想通貨全体が全面安になっている。

コインチェック社の脆弱性は以前から囁かれていた。

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こうしたリスクは黎明期のFX業界にもあった。

仮想通貨を扱っているブローカーの中には怪しいところが多く、セキュリティ問題にも行政のメスが入り、いくつかの取引所が淘汰されそうだ。

今回の騒動を見ていると、億単位の資金でも安心して預けておける証券会社の分別管理システム、信託保全のありがたさが身に染みる。

もちろん、この事件が発生したからといって仮想通貨の未来が危ぶまれるわけではない。

しかし、マ-ケットに与えたインパクトは大きく、一般の人達のあいだではずいぶんと印象が悪くなってしまった。

仮想通貨クラスタ界隈が騒然となっているなかで、狡猾なトレ-ダ-はここぞとばかりビットコインをショ-トして利益を得ている。

今回の件は明日のTVのニュ-ス番組でも大きく報道されるだろう。

結局のところ、仮想通貨のシステムそのものは理解されずに、“楽をして稼ぐのはダメで、人は汗水たらして働くのが一番!”というよくありがちな教訓としてマスコミに消費されてしまいそうでとても残念に思う。

コインチェック社で取引していた顧客の中には、預けていたお金を失ってとてつもなく大きなショックを受けている人が少なくない筈だ。

仮想通貨だけでなく株でもFXでも、かけだしの初心者が大損するケースは珍しくない。

現時点でコインチェック社をいくら非難したところで失ったお金が戻ってくるわけではない。

絶望のあまり何も手につかない精神状態になってもおかしくない。

しかし、そこで心が折れてはいけない。

この失敗をバネにして学習し、諦めずにリベンジを誓う人が過酷な投資の世界で生き残るのだ。
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[ 2018/01/27 02:25 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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