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ロスカット あの日の涙 虹となる

チャンドラー方式

アメリカの小説家、レイモンド・チャンドラーの考えだした小説の書き方に「チャンドラー方式」というものがある。

まず、デスクをひとつ定める。

そして、その上に万年筆やら原稿用紙やら資料やらを揃えておき、アイディアが閃いたらいつでも仕事ができる状態をキープしておく。

そして、毎日ある時間、例えば、2時間なら2時間と決めてそのデスクの前に座ってすごす。

そこでスラスラと文章が書ければいいが、当然書けない日もある。

しばらくスランプが続くときもある。

そういう時はどうしたらいいか?

チャンドラーはこう言っている。


「たとえ、一行も書けなくても、とにかくそのデスクの前に座りなさい。デスクの前で2時間じっとしていなさい」


ペンを持って書く努力をしなくてもいいが、そのかわり他のことをしてはいけない。

書きたいことが見つからなければ、何もせずただボーッとしていればいいという。

漫画を読んだり、音楽を聴いたり、ノートに落書きをしてみたり、誰かと話したりしてはいけない。

書きたくなったら書けるという体制で、ただじっとしていなくてはいけない。

こうしていると、たとえその時は一行も書けなくても、いつか必ず書けるサイクルがまわってくる。

以上が、「チャンドラー方式」のすべてである。

小説家の村上春樹さんはこの方法を実践していて、じつは彼は「チャンドラー方式」という名をつけてエッセイの中で紹介した張本人でもある。

自分の都合のいい時間にタイミングよく仕事ができるとは限らないのはトレーダーも同じだ。

利益を獲得できるようなチャンスが巡ってくるまで、ひたすらチャートを眺めながら待つ忍耐力が必要とされる。

たとえ、しばらくのあいだ一銭も稼ぐことができなくても、いつでもトレードできる準備はしておく。

それを続けていれば、いつか必ずトレードするべき絶好のチャンスが巡ってくる。

「チャンドラー方式」はトレードをする人間にとっても、基本中の基本ともいうべきメソッドといえるのかもしれない。
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[ 2016/07/27 03:57 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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