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ロスカット あの日の涙 虹となる
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上手く負ける奴が勝つ

FXに限らずトレードに関する正しいやり方というのはどんな相場状況であろうともシンプルそのものだ。

一つの厳格なルールを作って試し、もしそれが間違っていたら素直に切ればいいだけのハナシだ。

サインが出ればロボットのように機械的にエントリーして、謙虚に利確、損切りを繰り返していけば、知らず知らずのうちに莫大な利益になる。

ただし、それを何の感情のブレなく継続して実行するのは難しい。

ほとんどのトレーダーはランダムな値動きと損益の増減に対して右往左往し、メンタルがついていけずに負けてしまう。

期待値の高い手法も徹底した資金管理も、全ては健全なメンタルがあってこそで、冷静に対処してこそ自分の思い描いたトレーディングプランが成立する。

トレードの損失は「少額の負け」が一番心理的負荷がかかる。

損失が大きくなるほど金額に対して鈍感になり、脳は現実逃避しようとする。

「少額の負け」ならそのあとに取り返そうとするモチベーションが持続できるが、大きな負けの後は気持ち的にどうでもよくなり試合放棄してしまう。

つまり、含み損を放置してしまいかねないのだ。

おそらくこれは誰でも心当たりがあるのではないだろうか。

だからこそ、損失を小さな金額で留めておくことが重要になってくる。

含み損のポジションを切るか否かの判断の難しい局面で、自分にどんな感情が発生するかを把握しておく。

そこで逆指値のストップを外し、含み損を放置するという行動に出れば、早かれ遅かれゲームは終了する。


「マーケットを恐れてはいけない。失敗を恐れてはいけない。もし失敗したと思ったら、ヘッジしたりしてポジションを複雑にしないで、すみやかに反対売買を行うこと。」


かって魔術師と呼ばれた女流トレーダー、リンダ・B・ラシュキの言葉だ。

想定外の損失が発生した状況下でも、常に慌てず適切な行動が取れるようになれば、この難解なゲームを攻略できる大きなきっかけになる。

いささか逆説的だが、上手く負ける技術を身につけることが聖杯を手に入れる唯一の方法だと思う。
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[ 2019/04/17 16:26 ] メンタル | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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