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ロスカット あの日の涙 虹となる
月別アーカイブ  [ 2018年02月 ] 

恐怖と向き合うということ

相場を畏怖することはトレーダーにとって一概にネガティブな感情だといえない。

むしろ恐怖を感じるからこそ、慎重にトレードできるメリットがあるともいえる。

だが、恐怖に負けて絶好のタイミングにもかかわらずエントリーできないとなると問題は深刻だ。

スポーツでいうイップスの状態だ。

かっての自分がそうだった。

損失をおそれるあまり、思い切ったトレードができないという悩みをかかえていた。

そんなときは心理的なプレッシャーがかからない程度に枚数を減らし、勝ち目のあるトレードを繰り返すことで自信をつけていくしかない。

逆説的だが、トレードをするたびに必ず損をすると覚悟することで、損失に対する恐怖を軽減させるという手もある。

自分に不利な想定外の展開をあえて想定していくことで、気持ちに余裕が生まれ、どんな局面になったとしても冷静に対応できるようになる。

最悪、ロスカットすればよいだけではないかとひらきなおれるようになるのだ。

極端なハナシ、致命的なドローダウンを食らっても、死ぬことはないのだ。

トレーディングはリスクをとってナンボの世界。

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という諺があるが、あとはなるようになれという決断力も場合によっては必要なときもある。

常に安全策を取っていたら、いつまでたっても稼げない。

とくに相場に恐怖を感じる局面であればこそ、その収益は大きいものになるケースが多い。

自信をつける唯一の方法はリスクを引き受け勝負することを続けるしかない。

結果が悪かろうと良かろうと経験則としてそこから何かを学ぶことができる。

どんなトレードをすればうまくいき、なにをすればうまくいかないのか。

損切りになってしまったトレードでさえ、いやむしろ損切りするという行為そのものが、明日のトレードにおいて自信を築き、未来のリスクを引き受けやすくする。

どれだけの損失を許容するのかというロスカットポイントをあらかじめ決めておけば、トレードの失敗がそれほど恐怖をともなうものではないと感覚的に理解できるようになる。

トレードで大きな利益を得ることが、つねに最良の経験になることは限らない。

間違ったトレーディングで利益を得るよりも、正しい負け方を学ぶほうがより重要だ。

恐怖と真正面から向き合い、そこから逃げない姿勢が大切だと思う。

トレーディングとはその避けられないリスクに敬意を払うことで上達していくのだ。


失敗することを恐れるよりも、 真剣でないことを恐れたい。 ー松下幸之助ー


いつもこの言葉を胸に刻んでいる。
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[ 2018/02/09 23:59 ] メンタル | TB(0) | CM(0)

カナダ・雇用統計

日本時間午後10時半発表。

市場予想より悪かったために円が買われリスクオフに傾く。

しかし、その後は材料出尽くしのリバウンドが発生し、NY時間になってダウの暴落とともに下落に転じた。

180210-001.jpg

カナダ円5分足チャ-ト。

雇用統計トレードは、嵐の日にサーフィンするようなもので、大きなビックウェーブに乗れば想定外の利益がころがりこんでくる。

そのかわり失敗すれば大怪我をする。

普段のポジションより少なめにエントリーすると、心の余裕ができて成功する確率が若干高くなる。
[ 2018/02/09 23:47 ] 雇用統計 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき