ロスカット あの日の涙 虹となる
月別アーカイブ  [ 2017年04月 ] 

達人と常人の違い

エクストリームスポーツと呼ばれるジャンルがある。

一般的には、スノーボードやスカイダイビングなどの、速さや高さ、危険さや華麗さなどの「過激な(extreme)」要素を持った、離れ業を売りとするスポーツのことを指す。

その世界で活躍するトップアスリートたちは、医療テクノロジーの進歩により、脳の構造からして違うということがわかってきた。

脳の動きをライブでスキャンして、過去の詳細なデータを時系列で分析してみると、明らかに従来の人類の脳と異なる箇所が見てとれるという。

ドーパミンやアドレナリンなどの脳内物質にも変化の兆しがあるらしい。

人間が新しい進化の時代に入ってきたというと大袈裟だが、脳にスリルという負荷をかけることにより、少しずつ耐性ができてより大きな負荷に耐えられるようになってきたのは間違いなさそうだ。

その証拠として、エクストリームスポーツのほぼすべての競技で毎年のように新記録が更新されているという事実がある。

脳に負荷を与えるという意味では、トレードも頭脳のスポーツといえる。

トレードの達人も脳の構造が常人とは違うのではないかと疑っている。

いずれにしても、金融リテラシーの高い人とそうでない人の収入の格差はますます開いていくのだろう。
スポンサーサイト
[ 2017/04/20 05:45 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

金融の世界の絶対的ルール

金融の世界では「高いリターンを望むなら、それに応じた高いリスクを負わなければならない」というのが絶対のルールとして存在する。

例外はない。

大きく儲けようと思ったら、それだけお金を失う可能性もあるということだ。

もし誰かから「低リスクで高リターンの金融商品がありますよ」と持ちかけられたら、それは詐欺まがいのものだと疑ってみたほうがいい。

お金にお金を稼がせようなどと甘い考えで投資を始めると、まず間違いなく損をする。

金融の世界イコール確率的な数学の世界であり、そこに幻想を抱いてはいけない。

つまり、高いリスクをとったからといって、必ずしも高いリターンが得られるとは限らない。

正しくは「高いリスクを取れば、高いリターンが得られる可能性がある」に過ぎない。

FXのような高リスクの金融商品は、株や投資信託と違って高いレバレッジをかけられるだけあって、慣れないシロートが手を出せばかなり高い確率で損失を被ることになる。

しつこいようだが、金融の世界には「低リスク・高リターン」の美味しい話は皆無と思っておいたほうがいい。

どこかに美味しい儲け話があると信じやすい人が、詐欺師にひっかかったり、ネットのバカ高い商材を買ってしまう。

もちろん最初からギャンブル的な感覚で勝負して、運よく勝つこともある。

しかし、そんなラッキーなことは長く続くはずがない。

ある証券会社の調査では、FXを始めて1年以内に口座の資金の全額を失ってしまう投資家が全体の半分近くを占めるらしい。

ウォーレン・バフェットがいうように「市場は右も左もわからぬ者を許さない」という法則があるのだ。

安定して勝てるようになるには、確率的に不利な条件をひとつずつ潰していくというプロセスが重要になってくる。

勝つ確率を1%でも多く自分の方に引き寄せるには、地道な検証作業とそれにともなう長い時間が必要で、それが出来てようやくリスクに見合ったリターンが期待できる。

楽をして稼ごうとしたり、宝くじのように一攫千金を狙おうとしているのなら、相場に関わらない方が無難だろう。
[ 2017/04/20 03:53 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき