ロスカット あの日の涙 虹となる
月別アーカイブ  [ 2017年04月 ] 

≪ 前月 |  2017年04月  | 翌月 ≫

リスク回避の円買い

戦争などの何らかの突発的な事象が発生し、投資家の不安心理が高まると、クロス円が買われる傾向にある。

これは、円が「安全通貨」だからというわけではなく、投資家がポジションを閉じることによっておこる現象だ。

金利目的で通貨を買う場合、投資家が投資したいと思う通貨は高金利通貨、売りたいと思う通貨は低金利通貨となる。

円は短期金利は極めて低く、投資家が売りたいと思う通貨の筆頭と認識されている。

その理由から、世の中が安定している時には円を売って、豪ドルなどの高金利通貨を買うというポジションが世界中で大きく積み上がる。

しかし、戦争や自然災害などの有事が発生し、市場が不安定になると、投資家はリスク回避のためにポジションを最小限にする。

これが有事の際に円が買い戻されるメカニズムになる。

現在、北朝鮮攻撃の可能性をトランプ米大統領が示唆しており、円が買われる一番の要因となっている。

さらに昨夜、日本時間の午前4時にトランプ米大統領の「ドルは強すぎる」との発言が伝わるとドルが急落。

ドル円が109円08銭付近まで売られる一方、ユーロドルは1.0672付近まで急騰した。

2452.jpg

ドル円30分チャート。

誤算だったのは、リスクオフでクロス円が買われたのではなく、クロスドルが売られたことだ。

ドル円をロングで仕込み、ドル円を除いたクロス円を売るという戦略はうまく機能しなかった。

よって長期保有も覚悟していたドル円のロングポジションを調整せざるを得なかった。

トランプ氏は米国の歴代大統領のなかでも最もその言動が予測困難な人物の1人であり、今後もどんなサプライズに満ちたアクションを起こすかわからない。

市場は、ツイッターでつぶやく彼の発言にあいかわらずかなり神経質になっているようだ。
スポンサーサイト
[ 2017/04/13 07:38 ] アノマリー | TB(0) | CM(0)
賢者のつぶやき
NHKスペシャル
ロイターテッカー
一目均衡表 ドル/円
一目均衡表 ポンド/円
一目均衡表 豪ドル/円
ブログランキング