ロスカット あの日の涙 虹となる
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マーケットで戦う前にしなくてはいけない準備

トレーディングで成功しやすい心理状態というのは、損益のパフォーマンスに対して一喜一憂しないことだ。

儲かれば当然嬉しいし、損失が生じれば不快な気分になる。

だが、そうした感情に左右されることは自分のトレーディングプランが盤石ではないということでもある。

常勝トレーダーはリアルマネーでトレーディングを行うまえにバックテストなどですでに自分の手法の優位性をある程度把握しているので、短期的な収支のブレを気にしない。

運に支配されている勝負を確率的優位性のある領域に持ち込んでトレーディングすることで、損益に対して余計な感情が介入することを妨げているのだ。

自分の手法の優位性を市場で検証し、実際に長期的に利益がでると確認するまでは、決して大きな金額でトレーディングを開始してはいけない。

自分の行うことを100%理解しておかないと、気持ち的に優柔不断になり、イチかバチかのギャンブルに近いトレードになる。

つまり、安定して勝ち続ける精神状態とは全く逆の状態に陥る。

トレーディングに娯楽的要素を求めてはいけない。

あくまでもビジネスであり、ルールに従って淡々と取引するストイックで強い意志が求められる。

多くの初心者は統計的なデータを取らず、不確定要素を取り除かないまま、衝動的にトレーディングを始めてしまう。

勝てば天国、負ければ地獄。

スリルや興奮を得るためなら、FXや株取引はカジノやパチンコを凌ぐ最高のギャンブルになりうる。

だが、ワクワクドキドキしている時点でもうすでにビジネスとはかけ離れてしまっている。

恒常的に利益を出し続ける作業は退屈かもしれない。

ロボットのようにチャートに示された売買ポイントに従ってエントリーし、期待値がプラスであるストラテジーを日々淡々と繰り返すだけだからだ。

最初に描いたシナリオが崩れ想定外の損失が生じたらいかなる理由があろうとしかるべきところで躊躇なく損切る。

それが難なくできるようになってようやくコンピューターによる自動売買が蔓延っている市場で互角に戦う準備が整うということ。

感情のコントロールができないトレーダーは遅かれ早かれ例外なく退場していく運命にある。
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[ 2017/03/06 04:19 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき