ロスカット あの日の涙 虹となる

リバタリアニズムの時代

世界には206ヶ国の独立国家があり、ほとんどの人々はどこかの国に所属している。

国とは、一定の領土に居住する多数人から成る社会集団、および統治権を有するもので、法律的に定められたものである。

当たり前のことだけど、その人のパーソナリティと所属している国とは基本的に無関係だ。

したがって、どこの国の人であろうと、その国籍だけで嫌いになるということはない。

逆にいえば、どうしようもないヤツを、日本人だからといって好意を持つこともない。

しかし、世の中には国籍だけでひとくくりにして差別する人がいる。

国籍の違いに限らず、マイノリティに属する人たちを差別したり、虐めたり、理由は何でもいいが、マイナスの感情を抱く人はいくらでもいる。

それは昔も今も変わらない。

人はもともと差別することが好きで、それに快感を覚える人が一定数いるのだ。

だが、近い将来においては、国籍による差別は今まで以上に意味のないものになるかもしれない。

所得の多い人ほど、国籍や住む場所にこだわらない傾向がある。

スーパーリッチな人達は、法人税が高い国から低い国に国籍を変更しているケースが珍しくない。

日本人富裕層がシンガポールに引っ越したり、中国人富裕層がアメリカ国籍を取得することが普通に行われている。

富裕層のコミュニティに属する人ほど、地域性よりも経済的合理性を優先して行動する。

いわゆるリバタリアニズム、国家による統制よりも、個人的な自由、経済的な自由の双方を重視する考え方だ。

欧米の大金持ちはいつどこで戦争になってもいいように、ヘッジとして母国のほかに緊急の避難場所として数か国に邸宅を有しているといわれる。

反対に収入が低い人ほど、ナショナリズムに傾倒しやすい。

個としての経済的な基盤が脆弱であるがゆえに、国家という既存のシステムにアイデンティティを求めてしまう。

ネトウヨと呼ばれる人の多くが年収300万以下の世帯に属するというデータがあるらしいが、これは日本経済が疲弊してしまったことの証しといえないこともない。

これからの時代、貧しい人とリッチな人の差は今まで以上に広がるだろう。

経済的に余裕のある人々は異なる国家間を移動して生きるという選択肢がある。

グーグルやアップル、マイクロソフトなどのアメリカのIT企業はすでに小国の国家予算を超える規模の資産を有している。

個人や企業の集合体が、国家と同じくらいの力を持って電子通貨を発行したり独立したコミュニティを形成する、なんてことが起こるかもしれない。

未来においては、今までのように国家による境界線が引かれるのではなく、貧しい人と裕福な人の境界線が引かれると予測する社会学者がいるが、情報社会においてはすでに現実にそうなりつつある。
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[ 2017/03/28 03:10 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

「Beats X」購入!

アップル純正のAirPodsと迷ったが、こっちはケーブルで左右が繋がれていて脱落と紛失の不安がないことが決め手となった。

ワイヤレスヘッドホンは初体験だが、やはりイヤフォンケーブルという煩わしい代物から解放されるのはありがたい。

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使用してみて気がついたポイントをいくつか。

Apple W1チップ搭載でiPhoneとのペアリングも極めてスムーズに行える。

もちろん、iPadなどの複数のAppleデバイスにも対応している。

なによりもAppleWatchとの相性が抜群で、手元で音源の選択、再生やボリュームなどのコントロールが可能になり、以前に比べて音楽を聴く時間が増えた。

音質は好みがあるため、ユーザーの評価も分かれるが、従来のBeats製品に顕著だった極端に低域をブーストしたり高音を強めたような印象はなく、iTunesの音楽ライブラリを長時間BGMとして楽しめる無難なセッティングになっている。

値段もBeats製品にしては1万円台と比較的安価で、いい買い物をしたと思っている。
[ 2017/03/27 16:11 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

敏腕トレーダーに“努力”の二文字は似合わない

他人から見るとトレーディングに関してとても努力をしているように見える人が、本人の意識としては大した努力をしていない、というケースがままある。

そして、そんな肩の力を抜いたような人がとんでもなく稼いでいたりする。

敏腕トレーダーの多くは努力を努力と思っていないフシがある。

安易にお金を儲けようとしてFXや株の世界に入ってきた人が長続きしない理由のひとつには、嫌いな勉強を無理やり努力して取り組んでいるような姿勢にあるのかもしれない。

人は自分の苦手としている作業を意識してコントロールしようとすると、脳内の前頭葉に負荷がかかる。

「必ず勝つ!」とか、「絶対に負けられない!」とか、切羽詰まった意識でマーケットと対峙すると、エントリーを躊躇したり、損切りができなかったりと、間違った判断を犯しやすい。

熱くなればなるほど資金は減っていき、それにともないモチベーションを継続するのが難しくなってくる。

トレードは確率のゲームであり、難解な数式を解くことに喜びを見出すようなロジカルな思考が求められる。

だからこそ、トレーディングに“努力”とか“根性”とかという言葉は似合わない気がする。

感情の起伏を制御し、一定の条件下に現れるセットアップに従って淡々と機械的に作業をこなしていくことが、トレーダーという職人的稼業の模範的な姿勢に思える。
[ 2017/03/27 03:36 ] メンタル | TB(0) | CM(0)

神様からのプレゼント

昨年末から売りに出していた土地の売却が完了した。

当分売れないと思っていただけに、予期せぬおこずかいが入ってきた気分だ。

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土地売買の契約もスムーズに行われ、面倒な値段交渉をせずに済んだ。

このお金は神様からの贈り物だと思って大切に使おうと思う。
[ 2017/03/26 01:52 ] 雑惑 | TB(0) | CM(2)

森友問題を憂慮する

連日新聞の三面記事を賑わしている森友問題。

この案件がTVのワイドショーで高視聴率を取れるのは、次から次へと現れるキャラの濃い登場人物と、その人達が繰り広げる奇々怪々な人間模様だろう。

もともと極右であるはずの籠池氏を元しばき隊の菅野氏がサポートしているかと思えば、思想的に共鳴する同志であるはずのネトウヨや保守の論客が必死になって籠池氏の不正を暴こうとしている。

その構図が面白い。

さらにここへきて安倍昭恵夫人の忖度問題も浮上し、火に油を注ぐような事態になっている。

本来なら、国有地払い下げ問題に焦点を絞って議論しなければならないはずなのに、国会では事の本質をはぐらかすような政治ショーになっているような印象を受ける。

おそらく政治家が忖度してお金が動いているケースは珍しくなくて、たまたま今回その実態が明らかになっただけのような気がする。

しかしながら、ここまでスキャンダルが大きくなった以上、最終的に与党の誰かがスケープゴートとなり、責任を取って辞任するしか事態は収まりようがないところまで来ている。

これを発端にして安倍総理が失脚することはないと思うが、もし万が一政権が交代するようなことになれば、急激な円高に振れる可能性が高く、そこのところだけ用心しておこうと思う。

それにしても、メディアは森友学園のニュースばかりで、南スーダン問題が完全に忘れ去られている状況に一抹の不安を覚える。

今の日本は、地上波を中心とした世論の形成メカニズムがひとつのトピックに対して極端に集中しやすく、なおかつその反動で急激に冷めやすくもある。

半年もしたら大衆の関心やマスコミの報道は別のトピックで盛り上がっている筈で、森友学園問題はすっかり忘れ去られているに違いない。
[ 2017/03/25 08:54 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

今週の成績

3月20日 +78
3月21日 +286
3月22日 +1036
3月23日 +248
3月24日 -427

total +1222

旅先からタブレットでトレード。掟破りの逆張りナンピン。途中まで調子が良かったが、金曜日に派手なドローダウンを食らう。まぁこの程度の損失は想定内だから気にしない。FXは素直に順張りで攻めた方がコツコツドカンという失敗を未然に防ぎやすいということに改めて気付かされる。
[ 2017/03/25 02:32 ] 今週の成績 | TB(0) | CM(0)

香港上海銀行・香港本店ビル

今や香港を代表するパワースポットになっているHSBC香港本社ビル。建てられたのは1985年で、もう30年以上経っているのにもかかわらずまったく古さを感じさせない。設計はノーマンフォスター。彼はビルを構成する素材の一つ一つに徹底的にこだわり、建設当初は世界で一番贅沢なビルといわれていた。

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地元の人達は、その独特な外観から「蟹ビル」と呼んでいる。当時は香港島で一番高い建物だった。今も貫禄十分。

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ビルの中は吹き抜けになっていて、まるで高級ホテルのエントランスのような開放感がある。今でこそこうした構造は珍しくないが、当時はとても斬新な設計だったのだろう。

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表玄関に鎮座する2頭の獅子のブロンズ像は、香港ドル紙幣にも印刷されている。正面に向かって左の獅子は「ステファン」という名前で、当時のHSBC総マーネジャー、A.G. Stephenの名前をとって命名されたそうだ。ステファンは大きく口を開けていて、ビクトリアハーバーからくる良い運気を吸い込んでいる。向かって右側の獅子の名前が「スティット」。こちらは1923年製造時に上海支店のマネージャーだったG.H.Stittからの命名。スティットはステファンが吸ったよい運気が逃げないように口を閉じている。

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2階の顧客接待ホール。1990年代は多くの日本人がHSBC香港本社に口座を持っていた。外貨預金口座は「Power Vantage」と呼ばれ、日本人専用のディスクも存在したが、現在ではわざわざ香港まで出向いて外貨預金する人はほとんどいない。日本人の小口の投資家を相手にしなくなっているという噂も訊く。
[ 2017/03/24 09:05 ] 海外旅行 | TB(0) | CM(0)

香港の建設現場

香港では、街のあちこちでホテルやマンションなどの高層建築工事を行っている。

よく観察すると建物の足場を鉄パイプではなく、竹で組んでいることに気がつく。

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↑の写真のような天を突くような超高層ビルの場合でも同様で、建物の全体を竹の足場が網のようにぐるりと取り囲んでいる。

その竹で組んだ足場を日本でいうところの「とび職」の人達が、平気な顔をしてひょいひょいと仕事をしている。

なぜ香港で竹が使われているのかというと、お隣の中国から長くて質の良い竹材を安価に入手できるのが理由らしい。

なんでも同じ長さの竹と鉄パイプでは、値段が5倍以上違うのだそうだ。

しかも竹は軽いので、運ぶのも組み立てるのも鉄パイプと比べてはるかに扱いやすいというメリットがある。

面白いと思うのは、この竹を組む技術が発達しているのは香港だけで、中国本土ではメジャーではないということだ。

たしかに、上海など他の中国の都市では見たことがない。

竹に覆われた超高層ビルを眺めていると、単なる建設途中の建物というより、まるで現代アートのオブジェのような美しさを感じる。
[ 2017/03/21 09:40 ] 海外旅行 | TB(0) | CM(0)

Yick Fat Building

オーストラリア出身の世界的に人気なフォトグラファー、ピーター・スチュワートの写真集によって知られるようになった「Yick Fat Building」。

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中国語で「益發大廈 」。

英皇道 (King's Road)沿いに建つ巨大マンションで、世界中から建築マニアが訪れる観光名所になっている。

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ここは時間がかかるが、是非トラムに乗って訪れてほしい。

地下鉄で来る場合は、太古(タイクー)駅で下車。

地上に上ると、目の前に巨大な壁のような建物が見えてくる。

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かっての九龍城砦を彷彿させる、香港のカオスチックな雰囲気を体感できる稀有なスポットだと思う。
[ 2017/03/20 21:33 ] 海外旅行 | TB(0) | CM(0)

From Hongkong

一時期は毎年のように訪れていた香港。超短期トレーディングに専念するようになり、国内に引きこもるようになってからすっかりご無沙汰になってしまった。今回、4年振りに訪れたわけだが、無国籍で開放的な雰囲気は少しも変わっておらずホッとした。NYやロンドンと肩を並べる金融ルネッサンスシティ。香港はトレーダーとか投資家という肩書を持つ人間にとってとても居心地がいい街だ。

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セントラルにあるアップルショップ。ショップ店員のほとんどが綺麗なネイティブの英語を喋るのが香港らしい。

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100万ドルの夜景。中央の三角のブロックを重ねたような印象的なビルはイオ・ミン・ペイ設計の中国銀行タワー。

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香港の安宿のメッカといえばここ。1階の両替屋は香港でも比較的レートが良いことで知られる。

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香港の路面電車は地元の人にとって欠かせない足であるが、観光誘致の面でも貢献していると思う。用がなくても乗る価値あり。

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上環地区。路面電車の終点駅。商店街はなく高層マンションだけが何層も連なる地元民オンリーの住宅スポット。

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香港でも北京ダックの美味しい店はいくつもある。お値段は日本円で一羽およそ3千円。

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ネイザンロードのネオン街。夜の散歩も楽しくなる。

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カラフルなビルが多いのもこの街の特徴。日本人とは異なる色彩感覚が新鮮で、海外に来たという気分になる。

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再開発が進んでいる香港だが、横道にそれると古びたビルの街並みが続く。この寂れた風情も香港の魅力のひとつかもしれない。

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物価が高くなってきている香港だが、下町にはまだまだ安くて旨いお店がたくさんある。ついつい財布の紐も緩んで食べ過ぎてしまう。

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新宿の歌舞伎町と似ている雰囲気の尖沙咀だが、日本人観光客がボったくられたというハナシはあまり聞かない。この治安の良さも香港の魅力のひとつだろう。

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広告を剝がさずに、その上に重ねて貼り付けるのが香港流。

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廃墟のビルかと思いきや、必ず住人がいて、謎な商売をしているというのが香港という街。

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食料が店先にぶら下がっている広東料理レストランが多い。衛生面で大丈夫かなと思うこともある。

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エッグタルトは少し焦げ目があったほうがおいしい気がする。

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長州島へ行くフェリーからの眺め。

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早朝の尖沙咀。午前5時でも歩いている人が多い。

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朝ご飯は点心に限る。早朝から開いている店があるのが香港らしい。

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この看板の雑然とした雰囲気が好きだ。

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やたらと元気な老人が多いのも、香港という街の特徴だと思う。

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テンプルストリートって、スイーツのおいしい店が多いんだよね。
[ 2017/03/19 00:23 ] 海外旅行 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき