ロスカット あの日の涙 虹となる

儲かるトレードは痛みがともなう

オキシトシンは「幸せホルモン」と呼ばれ、脳内に分泌されると、不安や恐怖心が減少し、他者への信頼の気持ちが増す効果があるといわれる。

人との愛着形成に欠かせないホルモンであるオキシトシンだが、一方で組織単位で働くと、「妬み」の感情を強め、排他的な振る舞いを昂進させる働きがあるという。

集団内での結束を促進させる反面、べつの集団に対しては敵対心を煽るような感情が発生しやすいという負の作用もあるというのだ。

人が誰かを攻撃したり、差別したりする行為がやめられないのは、やはりそこに本質的な快楽があるからだろう。

オキシトシンは愛情を育む物質であると同時に、人類を戦争へ駆り立てる源泉となっているのかもしれない。

ヘイトスピーチ団体に属している人達は、もしかしたらオキシトシン濃度が脳内に過剰に分泌している可能性がある。

脳内で発生する心の動きは、オキシトシンをはじめ、テストステロンやドーパミン、セロトニンなどさまざまな物質が影響している。

人間は理知的なようでいて、無意識のうちに内なる「快感」に従うように行動している。

正しいか正しくないかで判断するのではなく、気持ちいいか気持ちよくないかがすべての行動原理の根底にある。

それは確率的な優位性に従って処理しなければいけないトレーディングという作業においてはマイナスに作用する。

なかなか損切りができないのは、それが「苦痛」であるからだ。

すぐに利食いをしてしまうのも、せっかく得た利益を失ってはならないという恐怖心からきている。

利益を伸ばすことは、心理的な痛みがともなう行動であり、人間の本能に従ってトレードすれば、自然に損をしてしまうようにできている。

だからこそ、多くの人が相場から退場していく。

儲かる手法をマスターするには、損切りなどから発生する精神的な痛みを自らの課したディシプリンによって克服する必要がある。

結局のところ、裁量トレ-ドではサインに従ってマシ-ンのように淡々と売買できる意思が強い人間が勝つのだろう。
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[ 2016/07/30 04:59 ] メンタル | TB(0) | CM(0)

今週の成績

7月25日 +3
7月26日 +43
7月27日 -60
7月28日 +211
7月29日 +141
                    total +379

丁寧に取引したつもりだったが、全勝できなかった。金曜日の日銀の追加緩和政策時のトレ-ドを避けたのは賢い選択だった。
[ 2016/07/30 04:13 ] 今週の成績 | TB(0) | CM(0)

日銀金融政策決定会合

29日、日本銀行は追加の金融緩和策を決めた。

景気回復の切り札と期待されたが、市場の反応はシビアなものだった。

ニュース速報が伝わった午後0時40分すぎ、しばらくは激しく乱高下したが、値動きが落ちつきを取り戻すと、ジワジワと弧を描くように下落した。

日銀が決めたのは「ETF」を買い増すことで、買い入れ額をこれまでの年間3.3兆円から6兆円に倍増させた。

しかし、金融緩和の大きな柱であるマイナス金利の拡大や国債の買い入れ額の増額などは見送られた。

この内容への失望感から円高・株安が進んだ。

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ドル円15分足チヤ-ト。

深夜3時には102円を割って、101円台をつけた。

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日経平均15分足チヤ-ト。

まったく整合性のないランダムな動きになっている。

「君子危うきに近寄らず」という諺があるが、突発的に大きく動くリスクがあることから積極的な売買は控えた。

結果的にこれが正解だった。

比較的緩やかとされるドル円でさえ3円近く動いた。

もし大きなロットで勝負していたら、間違いなく大怪我をしていただろう。
[ 2016/07/30 03:22 ] 市況 | TB(0) | CM(0)

数学的推論が世界を変える

投資は、人ではなく「お金」に働いてもらうこととよくいわれる。

しかし、その感覚でFXや株などのトレードをすると間違いなく失敗する。

PCのモニターの前に一日中かじりついているトレーダーは、世間でいういわゆる投資家ではない。

FXは投資ではなく投機であり、為替市場は世界最大の合法的なカジノであるといっても過言ではない。

スキャルピングなどの超短期のトレードは「お金」に働いてもらうのではなく、お金という弾丸を武器にして戦場で戦うイメージに近い。

お金に働いてもらうために必要なことは、お金に関する知識と情報、ファイナンシャルリテラシーを高めなければならないが、短期のトレードでは経済の知識は必ずしも重要ではない。

「FXはギャンブルに近い」

そういう先入観を持っている人も多いかもしれないが、その感覚は間違っていないと思う。

FXで勝つためには、マクロ経済学の知識よりも期待値とオッズの関係、確率論、資金管理などギャンブルで勝つための知識の方が役に立つ。

その意味では、下手なFX投資本を読むより、小島寛之さんの著作のほうがはるかに勉強になる。


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本書のすばらしいところは、金融とゲーム理論、コンピューターの関係が、ボクのような素人にも分かりやすく説明してあるところだ。

金融工学を理解するには、ややこしいギリシア文字やら難解な数式と格闘しなければいけなかったのだが、小島寛之さんの優しい解説によって専門的な知識を持たなくても少しは分かったような気にさせてくれる。

エドワード・ソープのカジノ必勝法に纏わる知られざるエピソードも書かれてあり、その手のハナシに興味のある人は飽きないだろう。
[ 2016/07/30 01:19 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

米・FOMC

日本時間午前3時発表。

事前の予測どおりに利上げが見送りになり、乱高下後にドル安円高に傾く。

朝方近くまで神経質な値動きが続いていたが、何とか利益を溶かさずにプラスでフィニッシュできた。

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ユーロドル5分足チヤ-ト。

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ドル円5分足チヤ-ト。

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日経平均5分足チヤ-ト。

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ダウ平均5分足チヤ-ト。

CFD取引でダウを売り、日経平均を買っていたが、思惑通りにならずどちらのポジションでもマイナスに推移する。

リスクを承知の上で、明日まで持ち越すことにした。

為替で勝っても、CFDで負けるので資産がなかなか増えていかない。
[ 2016/07/28 04:00 ] FOMC | TB(0) | CM(0)

竹田和平氏が世界一の投資家になれなかった理由

かって日本一のリッチな個人投資家として名を馳せた「平成の花咲じじい」こと竹田和平氏が今月の21日に亡くなったそうだ。

氏の有名なフレーズのひとつに、「上がってよし、下がってよしの相場かな」というのがある。

竹田氏の投資スタンスは、徹底したファンダメンタルズ重視であり、割安株に着目し長期保有することから、「和製バフェット」と呼ばれることもあった。

株主になるときの決め手としては、経営者が配当を重視し、株主に対して還元しようとしている姿勢があるかどうかが大切だという。

竹田氏は自らの著作である「花のタネは真夏に播くな」の中でこう語っている。


「配当として外部に流出させてしまうと、新規投資を借金でせざるを得ないではないかと経営者の人は勘違いしがちなのですけどね。この考え方は誤りなのです。配当というのは高いほうがいい。儲かった時には、うんと株主に還元するべきなのです。そうすれば、そういう会社は、必ず株価で評価されますよ。上場しているのはなぜか。そのことを考えれば、答えはおのずから分かるはずです。会社が上場しているのは、株式市場から資本を調達するためです。新規投資を行う時には、増資によって、株主から新しい資金を投資してもらって、それで行うべきなんです。投資家も、この会社に投資すれば、きっと手厚く報いてくれるだろうなと思うからこそ、自分のお金を投資してくれるのです。逆に、会社がどんなに儲けを上げても、内部留保という美名に隠れて株主に還元しないというのでは、そんな会社の株価が上がらないのは当然です。上場企業では資本を投資家から広く募っています。新規投資が必要になれば、投資家は貴重なお金を投資してくれるのです。このことを、ときどき経営者は大きく勘違いするのですよ。タダで金が入るのだ、と。あんな株主に配当を払うのなんてマッピラだと。しかし、それは考え違いなのです」


もちろん株主に高い還元を続けていても、良い企業であれば内部留保も自然に積み上がる。

そこで注目するべきは株主資本比率であると竹田氏は語る。

株主資本比率が高いというのは、継続的に良い経営を続けてきた証であるという。

竹田氏は配当を抑えて内部留保を厚くするという、一般的な日本の上場企業の経営者たちの常識は誤りだと批判している。

企業の成長投資にも使わず、株主還元もせず、単に現預金を溜め込んでいるというのは、経営陣がお金そのものが大好きで、そのお金を自分個人のものと勘違いしていることでもある。

昨今の日本経済では、企業が内部留保として溜め込んでいる莫大な現金が社会問題となっている。

それがどのくらい現預金として積みあがっているかは、2016年の段階で100兆円規模という試算もある。

これはお金が有効活用されずに、死蔵されているといっても過言ではない。

アメリカでは、アップルやグーグル、テスラモーターズなどのベンチャー企業が経済のリード役として牽引してきた。

一方で、日本企業は保守的であり、稼いだ資金を溜め込み、経営者がリスクを冒してチャレンジすることをおろそかにしてきた。

そのために卓越した技術力がありながら、欧米企業や韓国勢までに先を越されてしまうというケースが目立つようになってしまった。

もし日本の企業が稼いだ利益の多くを内部留保に回さず、さらなる技術力アップや設備投資につぎ込み、株主に積極的に還元していたとしたら、マーケットは活性化し、日経平均はアメリカのダウ平均を凌ぐような右肩あがりのカーブを描き、竹田和平氏も本家のウォーレン・バフェットを凌ぐような大富豪になっていたに違いない。

ご冥福をお祈りいたします。
[ 2016/07/28 02:21 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

触らぬ神に祟りなし

日本政府が50年債の発行を検討していると報道されたことを受け、債権が大幅続伸し、同時に円安株高が進行。

しかし、正午過ぎに財務省の「50年債の発行を検討している事実はない」という発言が伝わり、その直後に垂直に落下。

東京時間は政府筋の発言に翻弄される方向性のつかめないランダムな展開になった。

週末に控えた日銀の金融政策発表が近づくにつれ、いわゆる「官製相場」の色合いが一段と濃くなりつつある。

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ドル円10分足チヤ-ト。

OCO注文の逆指値のストップの幅が狭すぎて、無駄な損切りを何回も食らう。

とくにポンドドルやポンド円は変動幅が大きいので、スキャルピングの場合、よほど慎重にエントリ-ポイントを吟味しないと、余計なストレスが溜まってしまう。

やればやるだけ損をするような、そんなリスクと背中合わせの値動きの荒い地合いだった。
[ 2016/07/27 17:18 ] 市況 | TB(0) | CM(0)

チャンドラー方式

アメリカの小説家、レイモンド・チャンドラーの考えだした小説の書き方に「チャンドラー方式」というものがある。

まず、デスクをひとつ定める。

そして、その上に万年筆やら原稿用紙やら資料やらを揃えておき、アイディアが閃いたらいつでも仕事ができる状態をキープしておく。

そして、毎日ある時間、例えば、2時間なら2時間と決めてそのデスクの前に座ってすごす。

そこでスラスラと文章が書ければいいが、当然書けない日もある。

しばらくスランプが続くときもある。

そういう時はどうしたらいいか?

チャンドラーはこう言っている。


「たとえ、一行も書けなくても、とにかくそのデスクの前に座りなさい。デスクの前で2時間じっとしていなさい」


ペンを持って書く努力をしなくてもいいが、そのかわり他のことをしてはいけない。

書きたいことが見つからなければ、何もせずただボーッとしていればいいという。

漫画を読んだり、音楽を聴いたり、ノートに落書きをしてみたり、誰かと話したりしてはいけない。

書きたくなったら書けるという体制で、ただじっとしていなくてはいけない。

こうしていると、たとえその時は一行も書けなくても、いつか必ず書けるサイクルがまわってくる。

以上が、「チャンドラー方式」のすべてである。

小説家の村上春樹さんはこの方法を実践していて、じつは彼は「チャンドラー方式」という名をつけてエッセイの中で紹介した張本人でもある。

自分の都合のいい時間にタイミングよく仕事ができるとは限らないのはトレーダーも同じだ。

利益を獲得できるようなチャンスが巡ってくるまで、ひたすらチャートを眺めながら待つ忍耐力が必要とされる。

たとえ、しばらくのあいだ一銭も稼ぐことができなくても、いつでもトレードできる準備はしておく。

それを続けていれば、いつか必ずトレードするべき絶好のチャンスが巡ってくる。

「チャンドラー方式」はトレードをする人間にとっても、基本中の基本ともいうべきメソッドといえるのかもしれない。
[ 2016/07/27 03:57 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

今週の成績

7月18日 -23
7月19日 +45
7月20日 +55
7月21日 +65
7月22日 +21
                    total +165

「起業家は粘り強く、毎週80~100時間、地獄のように働くべきです。これは成功確率を上げるために必要なことです」とは、イーロンマスクの言葉だが、フツーにPCの前に3時間頑張ってトレードすればなんとか期待値がプラスのトレードを実践できると確信した。あとはメンタル的にどれだけロットをあげられるかだ。
[ 2016/07/23 04:49 ] 今週の成績 | TB(0) | CM(0)

ヘリマネ失望相場

21日、黒田総裁は英BBCのインタビューの中で「ヘリコプターマネー」の実施の可能性を排除した。

日本は財政政策と金融政策との間の明確な線引きをあいまいにしてはならないとの考えから、現時点ではヘリコプターマネー実施の必要性も、実施する可能性もないと全面的に否定した。

この黒田総裁のインタビュー内容が市場に伝わると、円が対ドルで1%以上上昇し、他の通貨に対しても、軒並み円高に推移した。

ちなみに「ヘリコプターマネー」とは、その言葉のとおり、ヘリコプターから市中に現金をバラまくかのごとく国民に直接カネを渡し、マネーサプライを大幅に増やす景気対策のこと。

ベン・バーナンキ前FRB議長は、この「ヘリコプターマネー」の強い賛成論者として知られているが、先日、彼が来日し日本政府と接触したことで、間違いなくヘリマネ政策を日銀に迫ったとマーケットは判断した。

これをきっかけに大幅な円安株高が進行したのだが、ヘリマネ期待が夢に終わったことで、市場のリスクオンムードが消失した。

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ドル円1時間足チャート。

この円高によって日経平均は大きく下落し、ダウにも影響が及んだ。

戻り売りを狙ったが、クロス円が想定以上にリバウンドし、しばらくショート・ポジションが焦げ付いていた。

気合と根性で何とか利益を確保する。
[ 2016/07/22 20:08 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき