ロスカット あの日の涙 虹となる

幸せになるための三つの要素

傍目には成功者と見なされながら、幸せとは程遠い人生を送っている人は少なくない。

社会学者のハイディ・グランド・ハルバーソンは著書「やってのける」の中で、幸せになるには人間の基本的な欲求である「関係性」「有能感」「自律性」が満たされていなければならないと述べている。

「関係性」は、他社と良好な関係をつくり、育んでいくような目標の達成によって満たされる。

「有能感」は、個人的成長によって満たされる。

「自律性」は、自らの興味や価値観に合った目標を、自分の意志で追っているときに満たされる。

これらの基本的な欲求は、自分以外の何かを評価基準にした目標、たとえば金持ちになるとか、有名になるといったことでは満たされない。

富や名声を強く追い求めようとすると、基本的な欲求を満たすための行動をする余裕がなくなり、結果として惨めな気持ちを味わうといったことが起こりやすくなる。

歩き始めたばかりの子供は、有名になりたいとも、お金にも興味を示さない。

子供が興味を持つのは、大人から愛情を得たり一緒に遊んでもらったりする「関係性」や、積み木を組み立てたりする「有能感」、自分のしたいことをする「自律性」だ。

子供は本当に必要なものを満たすために行動し、不要な目標に煩わされたりはしない。

このことは、大人よりも子供の方が幸せそうに見える理由の一つといえるかもしれない。

トレードによってある程度の資産を築いたとしても、その達成感は一瞬で消え去ってしまう類いのものだ。

成功することと幸福になることはまったく別のベクトルの延長線上に位置しているのだ。

人は他者と特別な時間を共有できたとき、自分が成長できた実感できたとき、私欲を捨てて他人の為に行動したとき、脳内にドーパミンが溢れ、真の幸福感を覚える。

日頃から自分にとって本当に大切なことにフォーカスしておかないと、お金を得たとしても幸せではないというつまらない人生になってしまう。
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[ 2016/04/30 22:32 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

ネガティブ思考が「成功」の鍵になる

書店には「信じれば夢は叶う」などのポジティブシンキングを謳う自己啓発書が溢れている。

しかし、このような楽観的思考で、よい結果が得られるとは限らない。

目商達成のためにはポジティブに考えることは大切だが、ことトレードに関していえば、楽観的よりもむしろ悲観的なほうがいい。

成功できると信じるのと、容易に成功できると信じるとでは、その後の結果に大きな差をもたらす。

目標達成が困難だと考えている人ほど、入念に計画し、人一倍努力しようとする。

逆に目標達成が容易いと考えていれば、行動がおろそかになる。

自分には人並み以上の才能があり、最後は幸運の女神が微笑んでいると信じてしまう傾向を「レイク・ウォビゴン効果」と呼ぶが、FXのトレードでつねに楽観的にいい結果を期待していると、損切りができなかったり、次こそは勝てると熱くなって根拠のない無謀な勝負を重ねるといった失敗を犯しやすくなる。

過度なポジティブ思考は、物事がすべてうまくいくと信じているために、起こりうるさまざまな問題に対して十分に検討しようとしない。

そのために準備を怠ったり、危険な行動をとろうとする。

その結果、打ちのめされ、現実は甘くないと知る。

一方、ネガティブ思考の人は、常に最悪の状況を想定している。

すべての物事がうまくいかなくなる状況を含め、さまざまな負の可能性に備えようとする。

エントリーする際は、つねに逆指値を入れておき、損切りを躊躇することがない。

負けが続けばそれ以上深追いせずに早めに見切りをつけることができる。

心理学者のダニエル・ギルバートは、著書「幸せはいつもちょっと先にある」の中で、「人は、将来、何かよくないことが起こると想像して不安になり、それに対処する為の行動を起こそうとする」と述べている。

つまり、トレードにおいては最初は上手くいかないと考えておいた方が良い結果をもたらすことが多いということだ。

自己啓発書の多くは、強く思い描くだけで望みが実現すると謳っているが、科学的にはその正しさを証明する根拠はない。

ただ漠然と成功するのをイメージするのではなく、「成功するためには何をしなければならないか」をイメージしなければならない。

単に望ましい結果を期待するのではなく、目標達成のための細かいプロセスを描くことで、現実に即した計画と準備が行えるようになる。

成功する為に必要な行動を実践している自分の姿を思い描くことで、ネガティブな思考は払拭され、自信が深まってくる。

このとき得られる高揚感こそが、トレードをするうえで最大のモチベーションになる。
[ 2016/04/30 20:09 ] メンタル | TB(0) | CM(0)

今週の成績

4月25日 +48
4月26日 -106
4月27日 +82
4月28日 +215
4月29日 +186
                    total +298

今週はVTトレ-ダ-が使えなくなり、他の会社のチャ-トソフトをカスタマイズしてトレ-ドした。チャ-トを変えることによって相場付きが全く違うものに見える。おかげで普段と異なるトレ-ド手法を試すことになった。お金を得る以上に収穫の多い週だった。
[ 2016/04/30 04:15 ] 今週の成績 | TB(0) | CM(0)

バイ・ザ・ルーマー、セル・ザ・ファクト

日本時間正午、日銀の金融政策の現状維持を受け、大幅な株安・円安が進んだ。

市場では、追加緩和の期待もあり、それを施行しなかったことから失望売りになったようだ。

アメリカには「バイ・ザ・ルーマー、セル・ザ・ファクト」という相場格言がある。

まさに「噂で買って、事実で売られた」ような展開になった。

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ドル円30分足チャ-ト。

買いをロング、売りをショートという理由は、買いで利益を得るのは時間がかかるが、売りは短期で利益を得られるからだそうだ。

売られるときは買われるときの何倍もの速さで加速するように下がる。

今日のクロス円はその典型的な値動きだった。

幸運にもノーポジションだったので、損失は免れた。
[ 2016/04/28 21:16 ] 市況 | TB(0) | CM(0)

お奨めの投資本

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トニー・サリバ、マーク・クック、リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ、ジョー・ディナポリ、スティーブ・ムーアなど、日本でも比較的よく知られている35人の投資家の失敗談を網羅したインタビュー集。

100億単位の資産を築いた世界でもトップクラスのトレーダーでも、自殺を考えるような「挫折」を経験しており、一度や二度の失敗ですぐ諦めてしまう忍耐力のない人は成功できないということがわかる。

相場は富の奪い合いであり、自分の考えと逆の人がいるからこそ売買が成立する。

つまり、誰かが損をしてくれないと、自分が儲からない。

絶望の悲鳴が聞こえ、死体がころがる一方で、進軍ラッパを吹いて歓喜の踊りをしている者がいる。

実践に勝る学びはない。

トレードに関する本を読んで、飛躍的にスキルが向上することはない。

しかし、大きな失敗や破産などの先行事例を本で学習し、後からなぞっていく感じで慎重にトレードしていけば、過去に先人が犯した失敗を回避できる。

トレードのリスクの全てを理解することはできなくても、自分と似たような場面に遭遇したとき、「ああ、そういえばあのときの本にでていたハナシと同じだな」と認識することができれば、次に何をしなければならないかの指針になる。

本書で描かれているドロ-ダウンの体験は、「明日は我が身かもしれない」という教訓として、一読の価値がある。
[ 2016/04/28 18:16 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

今月のFOMC

アメリカの経済指標のカレンダーにおいて、市場に混乱をもたらしやすいイベントのひとつに米連邦公開市場委員会、通称FOMCがある。

FOMCは19人のメンバーで構成され、「タカ派」と「ハト派」に分類することができる。

タカ派の議員は引き締め気味の金融政策を好み、歯に衣着せぬ物言いをする。

一方でハト派は失業率の低下をより憂慮し、インプレ懸念は行き過ぎだと考える傾向にある。

現在のFRBを束ねるイエレン議長は、利上げに対して慎重なスタンスを保つ「ハト派」と見られている。

FOMCは、経済成長率、失業率、インフレ率の状況を見て金利水準を決定する。

一般的に経済成長率がある一定の水準から大幅に下回っていて場合は、インフレ率が上昇するまで金利を低めに維持する。

逆にインフレ率が理想とする水準を上回っている場合は、金利を高めに保つ。

アメリカ政府としては、どちらかといえばインフレ方向に舵をきる方が、デフレ方向に舵をきるよりもいくらかましと考えているようだ。

リーマンショック以降は金利を下げ、紙幣を増刷して不良債権を買い取るといった量的緩和政策を実地してきた。

ここ数年でようやく景気が軌道回復してきたわけだが、FRBはどのタイミングで利上げをし、正常な経済環境に戻すのかを模索している。

金利を下げ、量的緩和政策で紙幣を増刷し続けると、マーケットでのドルの価値が希薄化し、信頼性が下がるという問題がある。

また、低金利が続くと、証券市場の配当利回りや銀行収益が低下するというデメリットがある。

そのためにある時点で量的緩和政策を止め、金利を上げ、経済の舵取りを元の方向に戻さなくてはいけない。

しかし、一方で急激な金利の引き上げは経済を減速させる副作用があり、金融市場にも多大な影響を与えかねない。

リーマンショックの例を見るように、アメリカ経済の失速は世界経済が大不況に陥るリスクがある。

そこでFRBでは、利上げについてのガイダンスを少しずつ出すことで、マーケットが利上げを受け入れられる雰囲気を作ろうとしている。

「金利の利上げ時期についていつにになるか決まっていないが、そろそろ近い」

このようなメッセージを発することで、市場関係者や企業に利上げに対する準備を促しているのだ。

今回の声明では、市場の予想通りに追加利上げは見送られた。

FRBは利上げ決定を先延ばしにしており、どのタイミングで決定したらいいのか計りかねているようだ。

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ドル円5分足チャート。

ドル円は111.75円まで上昇した後、111.30円まで下げた。

他の通貨ペアも方向感がなく、狭いレンジの中で乱高下している。

FRBは金利を引き締めすぎて失敗するのか、緩めすぎて失敗するのとどちらがましか、つねに天秤をかけている。

6月の利上げの可能性が残されているが、しばらくは神経質な市場との対話が続いていくのだろう。
[ 2016/04/28 05:39 ] FOMC | TB(0) | CM(0)

バフェットが語る最高の投資対象

2009年5月にアメリカのオマハで開催されたバークシャーの株主総会において、ウォーレン・バフェットは「どんな深刻な不況の中でも、決して変わることのない最良の投資対象がある」と語っている。

世界で最もリッチな投資家が株主に示した、最良の投資対象は何だったのか。

その答えは「自分自身」というものだった。


仮にあなたが医者ならば、自分に投資し、医師としての技量を磨くことです。そうすれば患者は、腕のいいあなたに診てもらいたいと願うでしょう。遠方からもあなたを求めて人が集まることでしょう。結果、あなたの病院は繁盛します。そこに不況の影が入り込む隙はありません。


バフォットは、まずは目の前の仕事、自分自身のビジネスを大切に育てることが大切だと説く。

最高の投資対象はとは常に、自分の目の前に存在している。

自分のスキルさえ磨けば、外部環境がどんなに劣悪だろうといかようにも稼げるのは、あらゆる職業に共通する真理だと思う。

もちろんそれはトレードにも当てはまる。
[ 2016/04/24 07:39 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

お奨めの投資本

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トレードで勝つ為というより、金融リテラシー向上のために役に立つ本。

量的緩和やマイナス金利など、日々の経済ニュースにでてくるタイムリーな話題やその背景、専門用語のいくつかをかいつまんで、分かりやすく解説している。

知らないよりも知っていたほうが良いに決まってる経済に関する知識、理解しているようで上手く言葉で説明できなかったグローバルなお金の流れの仕組みなどをおさらいできる。

テクニカル分析派のトレーダーの多くは、「ファンダメンタルズを勉強しても、トレードで勝てるわけではない」とファンダメンタルズ分析を軽視する傾向にあるが、為替の変動要因を知ることは無駄ではない。

スキャルピングなどの短期売買では役にたたない知識かもしれないが、オフ会などのトレーダーが集まる交流の場で、本書を読んでおいてよかったという場面に何度か出くわすだろう。
[ 2016/04/23 06:04 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

今週の成績

4月11日 +78
4月12日 -1258
4月13日 +42
4月14日 +215
4月15日 -465
                    total -1389

今週はテクニカル指標のシグナルに沿って売買すれば苦労せずに勝てた相場だったが、あえてそれに逆らったエントリーを繰り返し、無駄なドローダウンを何回を食らってしまった。先週、今週と面白いように負け続けている。何をやったら負けるのかということを理解しておくのは大切なことだが、負けるとわかっていてわざと負けるような取引はそろそろ卒業しなければならない。
[ 2016/04/23 04:29 ] 今週の成績 | TB(0) | CM(0)

押し目買いに押し目なし

日本時間の午後2時過ぎ、来週の日銀政策決定会合を控え、日銀が金融機関の貸し出しにもマイナス金利を検討しているとの一部報道を受けて、株高・円安となった。

株高・円安は欧州時間に入ってさらに加速。

ドル・円は110円75銭から111円75銭まで上昇し、心理的節目となる112円00銭を試すような値動き。

対円や対ユーロでもドル高が進み、対円や対ユーロでドル高が進み、NY金先物は続落。

完全にリスク・オンの相場になってきている。

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ドル円30分足チャート。

トレンドに沿って素直に順張りで買えば儲かった相場だが、これだけ強いとどこかで売られるのではと警戒し、大きなポジションで勝負できなかった。

一方的な上昇トレンドほど売買しにくい相場はない。
[ 2016/04/23 03:37 ] 負けトレード | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき