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ロスカット あの日の涙 虹となる
月別アーカイブ  [ 2015年09月 ] 

勝ち続けるためにしなければならないこと

辣腕トレーダーと呼ばれる人達は誰でも必勝パターンを持っている。

しかし、相場ツキが変われば手法もまた変えていかざるを得ない。

鉄板の勝ちパターンは鉄板の負けパターンになりうるのだ。

ゲーマーとして何度も世界一の称号を手にしている梅原大悟氏は、自らの著書「勝ち続ける意志力」で勝負哲学について語っている。


自分の得意なものを捨てていかに勝つか。そこを追及する。「この技ができるから細かいことはいらない」と考えるのではなく、自分の得意技があったとしてそれに頼らずどんな状況でも勝てる方法を探るべきである。


勝っている現状に満足せず、より困難な状況、より難しいやり方にチャレンジして苦手意識を払拭していく姿勢がプレーヤーの質を高める。

つねに新しい手法を模索し、安易な勝ち方をしないのが勝ち続けるコツなのだと梅原氏は述べる。

自分の勝ちパターンに拘っているあまり、自滅していくトレーダーがあとを絶たない。

ゲームの世界もトレードの世界も、要領よく楽をして勝つよりも、より困難な道を選択する人が最終的に生き残るのは共通しているようだ。
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[ 2015/09/06 10:11 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

逃げ方の極意

佐野研二郎氏がデザインした東京五輪の大会エンブレムがついに白紙撤回された。

2015090201000892.jpg

佐野氏が提出したエンブレムの活用例の写真がインターネット上の個人サイトから転用されていることが決定打となったようだが、やはり損切りが遅すぎた感が否めない。

結果的に佐野氏本人がネット住民によって晒し者にされ、オリンピックそのもののイメージにも傷がついてしまった。

既に佐野氏のエンブレムはポスターや広告などに使われており、これまでの制作費や、想定外の撤回による差し替えなどの被害総額は数億円にものぼるという。

トレーディングでもロスカットのタイミングは重要だ。

含み損が膨らんで、「もうだめだ」「万事休す」「これ以上耐えると強制ロスカットされる」という状況に陥った経験は誰でも一度や二度あるだろう。

ここで問題になるのは、そういった状況に陥るまで含み損を放置しておいたことだ。

とりかえしのつかなくなる以前に素直に過ちを認め、早い段階で決断を下すことができる人間が生き延びる。

素早く逃げるというのは立派な戦略のひとつであり、含み損はどんな理由があろうと決して耐えてはいけないのだ。

もちろん闇雲に逃げてばかりではいけない。

耐えるべきところでは耐えて、ダメだとわかったら一目散に逃げる。

最終的に相場で勝つという目的のために、脱出ポイントをあらかじめ決めておくのが得策だ。

上手く逃げるにはコツがある。

一度逃げると決めたら、何の躊躇いもなく素早く実行に移さなくてはいけない。

迷っていたら迷っている時間の分だけ含み損が増してしまう。

お金という貴重な戦闘力を無駄に消耗してはならない。

さっさと退散して次の戦に向けて周到に準備をするべきで、負け戦とわかっていながら粘ることは一番やってはいけないことだ。

相場巧者と呼ばれる人達は例外なく逃げ方が上手い。

何百回と繰り返される終わりのない戦いの中で、一つの負けに凹んでいる暇はないのである。

佐野氏は他人のデザインの模倣をしたという疑いをかけられたことで失脚を余儀なくされたわけだが、トレードの戦術に特許や制約はない。

オリジナルのアイディアを考え出した人間以外は使ってはいけない、なんてルールはない。

誰もが自由に真似をしていいし、自分なりのアレンジを加えていい。

勝利こそすべてであり、残酷なまでに競争原理が働いている世界であるといえる。
[ 2015/09/06 00:00 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき