ロスカット あの日の涙 虹となる

ギリシャ問題に振り回される相場

ギリシャのデフォルト懸念によって、週明けの相場は窓を開けて始まった。

通貨ペアによって温度差が激しく、しばらく荒い値動きが続きそうだ。

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ユーロドル1時間足チャート。

ユーロドルは1.1270ドルまで高値を更新。

ユーロドルの先週末終値は1.1167ドルであり、週明けの200p超の下げ幅をほぼ埋めきった。

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ドル円1時間足チャート。

週明けの窓は閉められるというアノマリーがあるが、リスク回避通貨であるドル円は下げ幅を広大。

しかし、これだけクロス円が下がっても、日経平均が2万円台をキープしているのがある意味凄い。
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[ 2015/06/30 05:23 ] アノマリー | TB(0) | CM(0)

想定の範囲内のギリシャショク

ギリシャのデフォルト懸念で、リスク回避的な円買いが進行し、週明けは大きく窓が開いた。

ユーロが下落するのは想定内とはいえ、ドル円が1円近くも買われるのは予想していなかった。

しかし、この程度の暴落はまだ笑って済ませられるレベルだ。

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ユーロ円5分足チャート。

ユーロドルは1.0955ドル、ユーロ円は133.80円までユーロ売りが先行したが、セリクラというほどのインパクトはない。

前回のギリシャショック、2010年5月6日の大暴落は、普段の値動きを遥かに逸脱したものだった。

当日の午後11時ぐらいまでの為替レートは、ドル円94円台、ユーロ円も120円台で、2010年でもっとも円安が進んだ日であった。

ところがロンドンFIXを超えたあたりから、クロス円はどんどん円高方向に加速していくではないか。

押し目を作らず、ナイアガラの滝のようにほぼ一直線に落下していく。

午前3時過ぎには、ドル円は6円以上も下落、ユーロ円に至っては10円以上という未曽有の大暴落となった。

すべてのマーケットがリスク回避モードに突入し、NYダウは1000ドル近く急落した。

あのときの恐怖に比べたら、今回のギリシャショックはまだ可愛いほうだ。

もっとも、これから本格的に下落する可能性もなきにしもあらずだけど、しばらくはレンジ相場が続くのではないかと思う。
[ 2015/06/29 07:34 ] チャート分析 | TB(0) | CM(1)

ギリシャ逝く

ECBがギリシャに対してこれ以上資金供給を増やさないことを決定したらしい。

ついにデフォルト懸念が現実のものとなった。

週末はドル買いユーロ売りで窓を大きく開けて始まりそうだが、ドル円がドル買いの影響を受けて円安に振れるのか、それともリスク回避通貨として円高に振れるのか、どちらに転ぶのか興味深い。

大きく窓を開けて円高になると予測するアナリストが多いが、もしそうなら逆張りのチャンスだろう。

またユーロドルとユーロ円がどこまで下落するかも注意深く見守りたい。

週明け早々、波乱の展開になりそうだ。
[ 2015/06/29 05:17 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

勝ち組トレーダーと偽勝ち組トレーダーの見分け方

投資サイトを巡回していると、かなりの頻度でFXや株の商材屋の広告が出てくる。

しかし、これらの商材を購入しても当然のことながら相場で勝てることはないだろう。

正直、お金をドブに捨てるようなものだ。

セミナーやメルマガを発行している自称「勝ち組トレーダー」のほとんどは、実際には「負け組トレーダー」であることが珍しくない。

はっきりいってガチで勝っているトレーダーは、商材を売ったり、有料のセミナーを開催するというセコい商売には手を出さない。

相場で勝てなくなった人が、商材販売というビジネスに手を出すのである。

ホンモノの勝ち組トレーダーと偽勝ち組トレーダーを見分ける方法は簡単である。

勝てているトレーダーのブログやツイッターは、勝っているときよりも負けているときのつぶやきのほうがが多いのが特徴だ。

自分のトレードの反省点や、ミスを犯したことへの呪詛など、いささか自嘲気味な内容だったりする。

つまり、それだけ真摯に相場と対峙しているのであり、その書き込みからは慢心さは一切感じられない。

どんなにキャリアを積もうが、トレードすることへの恐怖は完全に消え去ることはない。

むしろ勝ち組トレーダーほど、何が起こるともしれない相場の怖さを知り尽くしており、畏怖の念を強く抱いているものだ。

偽勝ち組トレーダーのブログは、あくまでも上から目線で個人投資家を啓蒙するような発言が多く、基本的に自分が勝っていることしか書かない。

負けていることを書けば自分の商売に悪影響を及ぼすという理由からだが、それがかえって信憑性を失っているという皮肉なことになっている。

彼らは相場からお金を得ようとするより、人を騙してお金を得ることの方が簡単であると知ってしまった人達だ。

たしかにそっちのほうがお金を失うリスクは小さいが、良心の呵責という大きなリスクを抱えている点では同情してしまう。

商材を売っているトレーダーは、本当に勝っているトレーダーからは相手にしてもらえず、「トレーダー失格」という烙印を押されている。

したがって、勝ち組トレーダーのオフ会にも誘われることもなく、お互いが属しているコミュニティが交わることはほとんどない。

偽勝ち組トレーダーはトレードのスキルは拙劣だが、人からお金を搾取するテクニックだけは一流なので騙されないようにしたい。
[ 2015/06/28 06:43 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

1ユーロ=1ドルの時代

最近は一日にほぼ1回はユーロが大きく売られる局面がやってくる。

その時間が前もってわかれば苦労しないが、とりあえずユーロ円とユーロドル、ユーロポンドは騰がったところをショートすれば利益が出る相場が続いている。

西原宏一さんのコラムで知ったのだが、ゴールドマンサックスが興味深いレポートを顧客向けに出している模様。


With respect to EUR/USD, we think the Bund sell-off increases EUR/USD downside if tensions over Greece escalate further. This is because the ECB, including via the Bundesbank, would almost surely step up QE to prevent contagion.We estimate that the immediate aftermath of a default could see EUR/USD fall three big figures. The ensuing acceleration in QE would then take EUR/USD down another seven big figures in subsequent weeks," GS adds.

出所:Forexlive


仮にギリシャがデフォルトしたとすると、ユーロドルは300pips急落するというもの。

ギリシャのデフォルト対策として、ECB(欧州中央銀行)がQE(量的緩和策)を大幅増額すれば、ユーロドルは数週間のうちに、さらに700pips下落するかもしれないとのこと。

そのときこそ、パリティ(1ユーロ=1ドル)が現実のものになりそうだ。

ユーロがそれだけ売られれば、相対的にドルも買われることになるので、壮絶な円安ドル高が進みそうな予感がする。

もしユーロが本当に700pips下落するとしたら、ドル円も130円近くまでいっきに上昇する可能性があるということを頭の片隅に入れておこうと思う。

もしギリシャがデフォルトが確定したとしても、ある程度は織り込済みなので、実際にはそんなに急には下がらないと予測しているのだが。

いずれにしても来週はかなり乱高下する筈だから、大きく稼ぐチャンスではある。
[ 2015/06/27 04:00 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

収支をつけるメリット

家庭の貯蓄額と家計簿をつけることは密接な関係にある。

ある金融機関のアンケートによると、家計簿をつけている家庭は貯蓄額が平均値より多く、家計簿をつけていない家庭に比べて年間70万円以上貯金額に差があることがわかったという。

また貯蓄額が100万以下の家庭はほぼ例外なく家計簿をつけていないというデータもあり、年収1000万を超える家庭でも、貯蓄額がゼロのところも珍しくないという。

どんぶり勘定ではお金をどれだけ稼いでも貯まっていかない。

FXでもどれだけトレードしても、なかなか口座の資金が溜まっていかないということがある。

そうしたジレンマの打開策として日々の収支をつけることをお奨めしたい。

勝ち続けている人の特徴として、毎日必ず収支をつけるのが習慣になっていることがあげられる。

FXは本人の心がけ次第で、危険なギャンブルにもやりがいのある仕事にもなりうる。

相場で生計を立てていくことの条件として、損失の計上は不可避だとしても、大きく資産が目減りするような事態だけは絶対に避けなくてはいけない。

FXの資金運用は、ひとつの会社を経営していくことにも似ている。

収支をつけることは、FXをビジネスとして取り組むための第一歩となる。

FX会社の口座を開けば、WEB上で資金推移が確認できるから毎日収支をつける必要はないと思われるかもしれない。

しかし、シナリオに沿ったトレードを実現できているかどうかを自分で記録し、反芻することに意味があるのだ。

大きく負けたときに収支をつけるのは心理的に辛い作業だが、この現実を見据える行為が将来のパフォーマンス向上に繋がる。

収支をつけることで過去の取引がデータとして残り、自分の勝ち負けのクセが見えてくるようになる。

そうした日々の検証によって、無駄なエントリーも減ってくる。

感情を抑制し、安定した成績を維持していくうえでも、収支をつけることは大きなメリットになる。

利益が積み重なっていくと、徐々に自分のトレード手法にも手応えを感じるようになり、より真剣に取り組むことができるという好循環に繋がってくる。

具体的な収支のつけ方だが、あまり細かくしてしまうとつけるのが億劫になるので、重要なポイントだけを絞ったほうがいいだろう。

小生の場合は、取引した日時、時間、通貨ペア、ショート、ロングの区別、ロット数、エントリーした為替レート、獲得PIPS、獲得損益などをノートにつけている。

よりトレードの精度を高めるために、エクセルシートで管理するのも一計だ。

取引する通貨ペアや時間帯ごとの勝率をチェックし、詳細なデータを蓄積することで、今自分の使っている手法が、どういった相場に強くて、どういった相場に弱いのかを把握することができる。

こうした一連の作業を面倒くさがらずマメにこなせる人が、最終的に大きな成功を手にしやすい傾向にあるといえるだろう。

日々の収支をブログにアップしているトレーダーも多い。

他者の目に日々の取引を晒すことにより、必ず結果を出さねばならないといういい意味でのプレッシャーがかかり、モチベーションが高まる効果がある。

運用している資金が多くなってくると次第に注目を浴びるようになり、ネット住人による根拠のない誹謗中傷に晒されるリスクもあるが、そのようなデメリットを差し引いても、ブログを書くことによる利点は大きい。

不特定多数の人に読まれ知名度があがることによって、出会いの場が広がるからだ。
[ 2015/06/26 19:41 ] ストラテジー | TB(0) | CM(0)

ユーロ乱高下

欧州時間に入ってユーロが売られるが、日本時間の午後7時近くになって、EU当局者の「債権団は全員一致でギリシャの新提案に合意」というニュースが入り、クロス円などの他通貨を巻き込んで、大きくユーロが買い戻される。

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ユーロドル15分足チャート。

為替相場によくあるV字回復パターン。

ギリシャ問題でユーロだけでなく為替相場全体が揺れているが、上手く立ち回れば大きく稼げる相場だろう。

ボラティリティが激しくなっているとはいえ、サブプライムやリーマンショックほどではなく、適度なさじ加減で動いてくれる。

トレードが好きな人にとっては、毎日が楽しくて仕方がないはずだ。
[ 2015/06/26 02:04 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

オセアニア通貨一段高

日本時間の午前10時頃、突如オセアニア通貨が上昇。

中国人民銀行がリバースレポ取引で350億元を市場に供給したとの材料から、豪ドル円が95.75円まで騰がる。

豪ドルよりもさらに輪をかけて高騰したのがNZドル円で、85.68円まで高値を塗り替えた。

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NZドル5分足チャート。

東京時間だからと油断して3回ナンピンしたら大きくヤラれた。

ポジション枚数が少なく、損失額は想定の範囲内だったが、NZドルは豪ドルよりも変動幅が激しくかなり危険だわ。
[ 2015/06/25 11:54 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

為替レートに適正価格はない

ビッグマック指数という指標がある。

これはイギリスの経済誌「エコノミスト」が購買力平価説をベースに考案したもので、各国の為替レートの妥当値を示す指標として使われる。

一般にビッグマックは、ほぼ全世界で同一品質のものが販売されており、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、様々な要因を元に単価が決定されている。

そのため、世界各国の総合的な購買力を比較する際に、本指数は一つの参考基準となり、ビッグマックが安く買える国の通貨ほど過小評価されていることになる。

エコノミスト誌では1986年以降、毎年、ビッグマック指数を公表している。


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2015年1月に発表されたランキングによると、各国のマクドナルドで販売されているビッグマック1個あたりの価格が最も高いのはスイスで、6.5スイス・フラン(7.54米ドル)。

2位のノルウェーは48ノルウェー・クローネ(6.3米ドル)、3位のデンマークは34.5デンマーク・クローネ(5.38米ドル)。

アメリカは4.79米ドルで6位。

日本は370円(3.14米ドル)で38位となっている。

ビッグマック指数の一般的な使い方は、自国のビッグマック価格を対象国のビッグマック価格で割ることで、現時点の為替レートが割高か割安かということを判断できるというものだ。

ビッグマックの販売価格は日本では370円、アメリカでは4.79米ドルとなっていて、導き出されるドル円の“適正為替レート"はおよそ77.2円となる。

本日のドル円のレート123.8円と比較すると、かなり乖離しているといえる。

これはあきらかに「行き過ぎた円安」であるから、いずれは是正され1ドル=77円台という適正レートに収斂していくというのが、購買力平価説に基づく考え方だ。

しかし、短期のデイトレードでは、購買力平価説はあまり意味のない指標だろう。

そもそも購買力平価説で示された“適正為替レート"に収斂していくというのは仮説に過ぎず、過去のデータから検証したわけではない。

今回の例ではビックマック指数を例に挙げたが、購買力平価説で為替レートを算出する際に、どの商品の価格を比較するのかによっても結果が違ってくるし、どの時点を基準にするのかも曖昧で、イマイチ説得力に欠けると言わざるを得ない。

現在の1ドル=120円台は、経済が好調だった2002年の小泉純一郎政権時代の平均為替レートと同じ水準だ。

当時は130円台まで円安が進んだが、そのときですら「行き過ぎた円安」という雰囲気はまったくなかった。

為替レートには適正価格はなく、何を基準とするかというその人の“主観”によって、同じ為替レートでも高いか安いかの判断が違ってくる。

購買力平価説に限らず、余計なバイアスを捨て去ることが、このサバイバルゲームで生き残る秘訣だろう。
[ 2015/06/25 06:03 ] ファンダメンタルズ | TB(0) | CM(0)

ユーロ全面安

朝から晩までユーロが売られっぱなしだった。

通常、どこかの時間帯で買戻しが入るのだが、この日は24時間常に売っている連中がいた。

どうやらギリシャ支援がEUの会議で合意に至ったことが材料視されているようだ。

ということは、ギリシャがデフォルトしたらユーロは買われるということになりそうだ。

ユーロ圏離脱を望んでいる人々(とくにドイツ人)は多そうだ。

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ユーロドル30分足チャート。

22時過ぎに一度リバウンドしたが、そこが絶好の押し目売りのポイントだった。

ユーロドルを逆張りをするのなら、ヘッジとしてユーロ円やユーロポンドを売っておけばよかった。

このミスが響いて、トータルで大きくヤラれた。
[ 2015/06/24 04:01 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき