ロスカット あの日の涙 虹となる
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江戸時代の為替事情

経済学者の岩井克人さん曰く、江戸時代の日本は統一通貨がなく、地域ごとに異なる通貨が流通していたそうだ。

藩ごとの藩札、共通通貨の江戸の金、大阪の銀が混在していて、こうした複数の通貨の両替を生業とする人たちが存在したらしい。

徳川吉宗の時代には銀が高騰、関西からの物資が十分に入ってこなくなり、大岡越前守が為替屋を奉行所に呼び出し、銀の価格を下げろと命令したとか。

今でいう為替介入ですな。


『金銀の為替相場は市場によって決まります。いかにお奉行所の命令でも、自分達が市場に介入して人為的に変えることは出来ません』


為替商たちはお上に訴えたそうだ。

300年前にもわが国で市場自由放任主義、フリードマン支持派がいたのであるw

しかし、大岡越守は強引に銀の価格を下げさせたため、市場は大混乱に陥ったとか。

今も昔も同じようなことをやっている。

江戸時代まで、人々は自分の住んでいる藩に縛りつけられていた。

明治政府は、通貨統一と相前後して、ようやく人々の移動の自由を認めるようになった。

当時と比べたら、世界はとてつもなく広くなった。

だけども、経済の混乱は避けて通れず、いつの世も定期的に訪れる。

人間の本質なんてそんなに変わらないものなのかもしれない。
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[ 2012/02/06 06:41 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)
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