ロスカット あの日の涙 虹となる

万引き家族

なにかと話題の「万引き家族」を見てきた。

年金不正受給、自宅埋葬、非正規労働、コミュ障、性風俗産業、コストカッター、児童虐待、マスコミの稚拙な報道、などなど現代の日本社会が抱える問題がてんこ盛りで、ある意味これほど“世相”を反映している映画も珍しい。

公開1週間で観客100万人を突破したのも納得である。

キャスティングもハマっていて、好きな役者さんが大勢出演していたのがうれしかった。

樹木希林さんは癌なのにお元気そうだった。

撮影の現場では台本にはないアドリブが多く採用されたという。

つまり、それだけ役者が感情移入して演技していたということだろう。

カンヌ国際映画祭でのパルムドール受賞はダテではない。

審査委員長のケイト・ブランシェットは、安藤サクラの涙を流す演技について絶賛していたという。

とにかく、近年まれにみる傑作であることには違いない。

俳優、監督、スタッフ全員が良いものを作ろうとして、お互いをリスペクトして、全員が支え合って出来た映画であり、このような作品が日本映画界で作られたことが誇らしく感じる。

img_dfd8e9c9d5c54b9154b0cf89ce6d1f29187235.jpg

ちなみに是枝裕和監督をバッシングして気焔を上げている連中がいるらしいが、何を勘違いして映画を見ているのだとしかいいようがない。
スポンサーサイト
[ 2018/06/22 05:45 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

スターウォーズ 最後のジェダイ

本日公開日ということでトレードを放棄して見てきた。

53353.jpg

監督は「ルーパー」のライアン・ジョンソン。

脚本も担当し、もう完全にジョージ・ルーカスの手からが離れている。

とはいえ、アンソニー・ダニエルズが相変わらずC-3POを演じていたり、マペット使いのフランク・オズがクレジットされていたり、シリーズ第一作からしぶとく生き残っているスタッフも少なくない。

ボクはマニアというほどではないが思わず二ヤリとしてしまった。

ベニチオ・デル・トロやローラ・ダンという意表を突いたキャスティングにも驚かされた。

ストーリーもありきたりな勧善懲悪ではなく、ひねりが効いている。

スターウォーズシリーズは株でいえば高配当の超優良銘柄であり、世界中の熱狂的なファンに支えられながら、この先も制作され続けていくのだろう。
[ 2017/12/16 02:15 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

ブレードランナー2047

遅ればせながらブレードランナー2047を見てきた。

9876_20171118035802240.jpg

かってキューブリック監督の2001年宇宙の旅の続編として、2010年宇宙の旅という作品があった。

監督はサスペンス演出に定評のあるピーター・ハイアムズで、そこそこのヒットを記録したものの2001年宇宙の旅ほどの評価は得られなかった。

本作も古くからのファンにとっては期待を裏切らないよく練りこまれたストーリーになっているが、2010年宇宙の旅の例とおなじように前作を超えるような歴史的な傑作とまでの評価を得るのは難しい気がする。

個人的には、主人公のバーチャルな恋人ジョイを演じるアナ・デ・アルマスが良かった。

前作のレプリカント、レーチェル役のショーン・ヤングのようなスクリーン映えする美貌は、近未来のSF映画とよくマッチする。
[ 2017/11/17 11:44 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

アウトレイジ最終章

先週公開されたばかりの「アウトレイジ最終章」を見てきた。

0987_201710161126263e2.jpg

前作と同様、ヤクザ世界の裏切りのループが繰り返される。

銃撃戦の過激描写も相変わらずで、今回もタケシ映画に欠かせないバイオレンス的要素が盛りだくさん、つーか、いささか食傷気味になる。

この作品を見て、本物のヤクザ稼業の人はどのような感想を持つのだろう。

ヤクザもトレーダーもその道で成功するには、その人の生まれ持った資質が大きく左右する。

共通しているのは、堅気の常識に縛られない逸脱した感性が必要なことと、運を味方につけないと生き残れないことだ。
[ 2017/10/16 10:30 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

世界で一番美しい村

名古屋の名演小劇場で石川梵監督の「世界で一番美しい村」を見てきた。

0987_20170423234712df1.jpg

安倍昭恵夫人が絶賛しそうな作品であった。
[ 2017/04/23 23:36 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

沈黙

マーチン・スコセッシ監督の「沈黙」を観てきた。

5252.jpg

「宗教」について深く考える機会を与えてくれる作品。

観客の宗教的バックグラウンドによって、これほど評価が変わる映画もないだろう。

現代を生きる信仰心の薄い一般的な日本人、つまり小生のような人は、自らがクリスチャンでもある遠藤周作の“伝えたかったこと”の半分も理解できないかもしれない。

葛藤する西洋人の神父よりも、卑怯者とされているキチジローの方が、もし自分が当事者であったらああするしか仕方なかったかもしれないという点で感情移入できた。

エンドロールの間、軽薄な音楽を使わず波の音だけってのがクールで心に響いた。
[ 2017/02/06 01:15 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

La La Land

サイアムパラゴンで 「La La Land」を鑑賞。

日本ではまだ公開されていないようだが、タイでは一足先に公開され大ヒットしている。

15965152_1105999432855317_6270614308615391139_n.jpg

ライアン・ゴズリングが渋くてカッコいい。

エマ・ストーンも彼女以外考えられないほど役にハマっている。

この二人は「ラブ・アゲイン」でも共演しているのだが、今回も相性はバッチリ。

ジョン・レジェンドも役者として出演しており、バックに流れる音楽も素晴らしい。

久々にハリウッド映画の底力を感じた。

たとえトランプのような排外主義者が大統領になろうが、こういう映画が作れるアメリカなら未来に希望が持てる。
[ 2017/01/23 00:27 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

謹賀新年

「二郎は鮨の夢を見る」を鑑賞。

87歳の今でも食の技に対するこだわりを持つ二郎さんが握る鮨は、「ミシュランガイド東京」で5年連続で最高の三つ星の評価を受け、フランス料理最高シェフのジョエル・ロブションや、ハリウッドセレブなど、世界中の食通たちをうならせてきた。

しかしながらおまかせで最低でも3万円からという値段設定は知り合いと気軽につるんでいくには若干ハードルが高い。

いつか行ってみたいと思いつつ今夜も身の丈にあった回転寿司をほおばる。

今年は懐の具合を気にせず食通の友人を心置きなく「二郎」に招待できるよう精進したい。

本年もよろしくお願いします。

1536697_461549057300361_95708790_n (1)
[ 2016/01/02 07:59 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

スター・ウォーズ

おくればせながら 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を鑑賞。

過去作品、とくに初期3部作とのストーリーの繋ぎ部分が絶妙で、オールドファン感涙の出来であった。

ハン・ソロ役のハリソン・フォード、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、レイア姫役のキャリー・フィッシャーが同じ役で出演しているのも嬉しい。

yu_starwars.jpg

エピソード7のスタッフ集合写真。

R2-D2の前に座っているのがハリソン・フォード、1人置いた向かって右がキャリー・フィッシャー、左側のチェックのシャツを着てこちらを向いているのがマーク・ハミル。

今後、2~3年おきに新作が公開されるらしいが、ディズニーがこの美味しいコンテンツを3部作で終わらせるわけがない。

投資に置き換えれば、スター・ウォーズシリーズは半永久的に配当がもらえる超優良銘柄だろう。

ハリウッド産業が滅びない限り、007シリーズのように主役を変えて永続的に作り続けられるであろうことを予感させる。

タイムマシンに乗って、100年後のスター・ウォーズがどんなストーリー展開でどれだけ特撮が進化しているのかを覗き見したい気分になってくる。
[ 2015/12/31 06:22 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき