ロスカット あの日の涙 虹となる

月夜に釜を抜かれる

MLB開幕戦。

ヤンキースの先発は3年連続で田中将大投手。

タンパベイ・レイズとの同地区対戦は、誰もが予想しなかった試合運びとなった。

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1回、ディッカ―ソン、キアマイアに立て続けにヒットを打たれる。

さらにロンゴリアが犠飛で初失点。

以後も走者を出してモリソンにタイムリーを打たれ、あっというまに3点が入る。

2回には四球でキアマイアを歩かせ、ロンゴリアに甘く入ったスプリッターを本塁打される。

3回には再びモリソンに本塁打。

結局、試合開始から30分も経たずに7点を奪われ、あっけなく降板。

今季も開幕投手として白星を掴むことは出来なかった。

レイズの打撃陣は、過去の対戦から投球データをかなり研究してきたように思える。

田中投手の配球はシンカーとスプリッターの2球種で、そのいずれもが狙い球になっていた。

その結果、まるで打撃練習のようにコテンパンに打ちのめされてしまった。

1試合を終えた時点の防御率はなんと23.63、自責点7はメジャーでの自己ワースト。

開幕前のインタビューでは「サイ・ヤング賞も視野に入っている」と公言にしていただけに、このような結果は大ショックだったに違いない。

今シーズンはメジャーの水にも慣れ、4年目にして自己ベストの数字を残すだろうと予想する声も少なくなかった。

オープン戦は防御率0.38と絶好調で、被打率1割1分5厘と数字的にもほぼ完璧。

評論家筋からも“渡米以降では最高の状態”という評価だった。

しかも、レイズ戦は過去8試合で6勝無敗、防御率2.82、敵地トロピカーナ・フィールドでは3勝無敗、防御率1.80と圧倒的な数字を残していた。

だが、勝負事は下駄を履くまでわからない。

とくに自信満々のときに限って、天狗の鼻をへし折るような残酷な結末が待っているものだ。

野球でもトレードでも有頂天になった直後に足元をすくわれる。

田中投手にとっても今回の登板はいい経験になっただろう。

このままでは終わらないと必ずリベンジを誓っているはずで、次の試合に注目している。
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[ 2017/04/08 01:23 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

勝負師の矜持

将棋棋士の森内俊之九段が、フリークラスへの転出を発表した。

フリークラス制度は、順位戦を指さなくても現役棋士としての活動を認める制度で、フリークラスになることは、すなわち棋力がすでにトップではないと棋士自ら認めることでもある。

森内九段曰く、A級順位戦で降級となったことを受けての決断だという。

どんな優れた棋士でも、自分がもはや第一線で活躍できないと悟る時期がくる。

一流と呼ばれる棋士ほど、自分の実力を客観的に把握している。

棋界有数の実力者であった森内九段のフリークラスへの転出は、彼なりの将棋指しとしての矜持を感じさせる。

勝てなくなったとき、どこで退くか。

トレーダーの場合はとくにその見極めが重要で、自分の技術が衰えているのにもかかわらず相場に張り付いていると、容赦ない資金の流失に晒される。

リバモアをはじめ、実際にそれまで稼いだ億単位の金額すべてを失い破綻するケースは決して珍しくない。

トレーダー人生の勝敗は、引き際がすべてといっても過言ではないと思う。
[ 2017/04/02 01:57 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

森友問題を憂慮する

連日新聞の三面記事を賑わしている森友問題。

この案件がTVのワイドショーで高視聴率を取れるのは、次から次へと現れるキャラの濃い登場人物と、その人達が繰り広げる奇々怪々な人間模様だろう。

もともと極右であるはずの籠池氏を元しばき隊の菅野氏がサポートしているかと思えば、思想的に共鳴する同志であるはずのネトウヨや保守の論客が必死になって籠池氏の不正を暴こうとしている。

その構図が面白い。

さらにここへきて安倍昭恵夫人の忖度問題も浮上し、火に油を注ぐような事態になっている。

本来なら、国有地払い下げ問題に焦点を絞って議論しなければならないはずなのに、国会では事の本質をはぐらかすような政治ショーになっているような印象を受ける。

おそらく政治家が忖度してお金が動いているケースは珍しくなくて、たまたま今回その実態が明らかになっただけのような気がする。

しかしながら、ここまでスキャンダルが大きくなった以上、最終的に与党の誰かがスケープゴートとなり、責任を取って辞任するしか事態は収まりようがないところまで来ている。

これを発端にして安倍総理が失脚することはないと思うが、もし万が一政権が交代するようなことになれば、急激な円高に振れる可能性が高く、そこのところだけ用心しておこうと思う。

それにしても、メディアは森友学園のニュースばかりで、南スーダン問題が完全に忘れ去られている状況に一抹の不安を覚える。

今の日本は、地上波を中心とした世論の形成メカニズムがひとつのトピックに対して極端に集中しやすく、なおかつその反動で急激に冷めやすくもある。

半年もしたら大衆の関心やマスコミの報道は別のトピックで盛り上がっている筈で、森友学園問題はすっかり忘れ去られているに違いない。
[ 2017/03/25 08:54 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

東日本大震災の被災地で起こったあるエピソード

東日本大震災から6年経った。

2011年3月11日、津波の被害にあった街のパチンコ店での出来事。

地震が起こった直後、パチンコ店の社員は必死で避難誘導するものの、ほとんどのお客はすぐに非常口に向かわず、玉交換をしようとカウンターに殺到していたという。

社員がそれどころではないと玉交換を止めようとしたところ、「換金だけはさせろ!」と罵声を浴びせるお客もいたらしい。

人の欲深さを思い知らされるハナシである。
[ 2017/03/12 04:16 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

目が離せない森友学園劇場

ここ数日、森友学園問題が世間を賑わせている。

次から次へと新たな疑惑が出てきているが、与党が沈静化を図ろうとすればするほど大きな騒ぎになってきている気がする。

お昼のワイドショーでも高視聴率がとれる優良コンテンツとなっているが、これでホッとしているのは豊洲疑惑で注目を浴びている石原元都知事かもしれない。笑

この問題を最初に報じたのは朝日新聞だが、最近は「各TV局や新聞がどう報じるのか」をウォッチするのに夢中になってしまった。

ツイッターやSNSなどのネットの世界でも、右派と左派に真っ二つに分かれお互いに痛いところを批判しあっている。

面白いのはどちらも正常化バイアスに囚われ、自分にとって都合の悪いニュースはスル―し、相手を攻撃するネタばかりを摂取していることだ。

「極左」も「極右」も、相手を理解し尊重しあうという意思はさらさらなく、自分が絶対的に正しいと思っている点で両者にある種の共通性があるように思う。

野党はここぞとばかり安倍首相を引きずり下ろすチャンスだとはりきっているが、どこかで墓穴を掘るような気がしてならない。

森友学園の経営する塚本幼稚園では、園児に教育勅語を暗唱させているが、経営者や保護者があれをまっとうな教育と信じているところがすでに異常性を感じる。

理解できぬ言葉を子供たちに強制的に叩き込んだとしても、それが愛国心に繋がるわけでもなく、ナショナリズムを育成するのでもなく、単なる大人の自己満足にすぎない。

本当に国を愛する右翼だったら、あのような世間に誤解されるような学園の教育方針に異を唱えるべきだろう。

結果的に愛国心を勘違いした暴走経営者によって、与党の足を引っ張るような事態になってしまっている。

安倍政権を応援しているはずの「日本会議」から、それまで支持率の高かった安倍政権の崩壊を招くような人物が出てくるとは皮肉なものだ。
[ 2017/03/01 16:12 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

法人口座のレバレッジ規制

来週、27日から法人口座のㇾバ規制が始まる。

レバレッジ倍率は変動制で、毎週更新されるらしい。

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かろうじて50倍程度のレバレッジはかけられるようだ。

レバレッジがあるからこそのFXであり、これが規制されたら魅力は半減してしまう。

ぶっちゃけたハナシ、FX業者は基本的に顧客から利益を搾取する商売であるといっても過言ではない。

価格レートに透明性がある株式トレ-ドの方がはるかに優位性があり、安心して取引できる。

金融庁の規制が入るたびに“引退”の2文字が脳裏をかすめる今日この頃。
[ 2017/02/25 01:11 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

トレーダーが反面教師にするべき東芝の経営

天下の東芝が抜き差しならない状況になっている。

原発事業を手がける米ウェスチングハウス社への出資が失敗し、最大7000億円にものぼる巨額損失、さらに米国で手掛ける液化天然ガス事業も頓挫しているようで、「1兆円」という途方もない額の隠れ損失があると噂されている。

経営陣は収益の柱であるフラッシュメモリー事業の株式売却を通じてある程度の資金を調達するらしいが、爆弾を抱えている原発事業は引き続き継続していくつもりらしい。

利益の出ているポジションを手放して、損の出ているポジションを放置する。

これはトレーディングでいえば、絶対にやってはいけない確実に負けるやり方である。

国際的な企業間の契約に慣れてない東芝が、米国企業に最初から不利な契約を結ばされたとはいえ、経営陣が最初に素早く損切りしていればこのような大きな負債を抱えることはなかった。

今回の件では、「何としてでも原発事業を復活させたい」という東芝側の必死な思いが、とんでもない負債を抱える結果になってしまった。

含み損が含み益になるまで損失に耐えるという愚行はトレーディングの初心者がよく犯すミスでもある。

「最高の成功をおさめるトレーダーは、人間的性質に逆らってトレードできる者だということです」とはアメリカの投資家であるチャーリー・ライトの弁だが、トレードでも会社の経営でも失敗を認め、負債をリセットすることは心の痛みを伴う。

しかし、切るべきところで切る決断力がないといつまでも含み損を抱え、市場から退場ということになる。

トレーダーも企業も損失を受け入れ、敗北の痛みを消化する力を身につけて強くなる。

東芝は日本を代表する巨大な企業であるため、上場廃止になると社会的な影響が大きいかもしれないが、ここは日本の企業のコンプライアンスを徹底させるために、やはり厳格な処分を課してもらいたい。

そして、不正な会計に手を染めた東芝の幹部は責任をとって法で裁かれるべきだ。

でないと、同じような粉飾決済で逮捕された元ライブドア社長の堀江氏の処遇があまりにも理不尽ということになってしまう。
[ 2017/02/23 14:01 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

FXドリ-ムの終焉

日本のFX業者の法人口座にもレバレッジ規制が入ることがほぼ徹底的になった。

規制が施行されるのは今月の27日からで、規制の内容は通貨ペア毎に最低証拠金率が設定されることと、最低証拠金率が毎週変更されることが決まっているらしい。

現在、法人口座はレバレッジ100倍のところが多いが、だいたい50倍から70倍程度に縮小されるものと思われる。

法人口座にレバレッジ規制が課されるのは、法人口座でも大損する個人投資家が多いからだろう。

そもそもレバレッジの倍率は損益の振れ幅の大きさではなく、1単位の取引に必要な証拠金額の大きさに過ぎない。

レバレッジ倍率と損益の大きさとは基本的に関係ないもので、一概に危険とはいえないのだ。

しかし、ポジションを常に証拠金の限界ぎりぎりまで保有し、資金管理を考えないむちゃなトレードをする人がいるおかげで、ハイレバレッジは危ないというイメ-ジが出来上がってしまった。

一昔前のFXトレ-ドは夢があった。

レバレッジを200倍、300倍かけられる口座を持つことによって10万円を2ヵ月で1億円にしたとか、1万円を1ヶ月で1千万にしたとか信じられないようなパフォ-マンスを出すことが可能だったし、実際に達成したトレ-ダ-が何人もいた。

だが、今回の法人口座の規制によってそれを実現するのはかなり困難になりつつある。

海外業者を使うという手も残されているが、まだまだ信用できる業者が少なく、大金を預けるにはリスクがありすぎると躊躇する個人投資家は少なくない。

無職の二-トがFXで短期間のうちに億万長者になるという貧困脱出の為の有力な手段は、金融庁の理不尽な規制によって強制終了されてしまったようだ。
[ 2017/02/15 22:45 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

トレーダー目線で語るトランプ政権

トランプ氏は大統領就任以降、メキシコとの壁やイスラム国籍を持つ人の入国禁止の大統領令など事前の公約を次々と実行している。

しかも、この大統領令を出したらその後どうなるといったことを真剣に検討するのではなく、政策決定のプロセスはかなりいい加減っぽい。

トランプ氏自身、アメリカの最高権力者としての責任感をまったく感じさせない軽率な発言が多く、げんなりさせられる。

「トランプはめちゃくちゃやっているようだけど、じつはクレバーでしたたかに計算している」という評価をする向きもあるが、それは彼をかいかぶりすぎているのであって、はっきりいってトランプ氏はまともではなく一国のトップになる器ではない。

トランプ氏は自分の支持率につながる白人の貧困層が気にいりそうな政策を掲げて大統領選に勝利した。

センセーショナルな発言やアメリカのナショナリズムを前面に押し出すことによって支持を集めてるうちはいいが、政策が選挙戦で勝つ為のその場しのぎだから、やがてそういった層も欺瞞に気付き始める。

そうなった時にも、自分の正しさをアピールするために「国の誇りをとりもどす」などと他の相手国を批判し、民衆のナショナリズムに訴えかけようとするだろう。

アメリカファーストのトランプ政権は日米安全保障についても容赦なく日本に負担を求めてくるのは容易に想像できる。

敵を増やすことによって自国の利益や安全を守ろうというトランプ外交は、多くの矛盾を孕んでいていて、国外はおろか米国民の支持率も低く、これ以上の求心力は望めそうにない。

いろいろ批判を述べたが、刺激的な問題発言が多く、市場に過度なボラティリティをもたらすトランプの傍若無人な行動に対して好意的なトレーダーは少なくない。

ウォール街からも今のところ批判的な声はきかれない。

トランプ政権が失速し、株価が下落しても、それはそれで絶好の収益機会と見なし、ショート・ポジションで儲けようとするのがトレーダーという人種で、そこに世界経済の縮小を憂慮する思想はない。

皮肉なことだが、トランプ政権は白人貧困層を救うのではなく、長期的なスパンで俯瞰すれば貧富の差をますます広大させることになっているのだ。

トランプ政権のやり方は、表面的には世界の右翼化や保護主義の台頭を助長させているようでいて、水面下では政府に対する失望感を増幅させ、さらなるグローバル化を推進させる原動力となりうる。

そのことに気付いている社会学者やエコノミストはいるが、彼らの多くは不毛な論争になることを恐れ沈黙を貫いているようだ。
[ 2017/01/28 01:23 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

カジノ法案成立に関して思うこと

カジノを解禁する法案が、衆院本会議で可決され成立した。

カジノが日本に出来ることによって、世の中にギャンブル依存症の人たちが溢れかえり周辺地域の治安も悪化する、と懸念する声もあがっているが、はたしてそれほど社会的な悪影響があるのだろうか。

現在の日本の刑法では公には一切の「賭博」を認めていない。

にもかかわらず、全国には1万店舗以上のパチンコ店、競馬、競輪、オートレースなどいくらでも「ギャンブル」できる場所がある。

もっとも身近にあるギャンブルといえば宝くじだろう。

アメリカでは宝くじの宣伝広告は法律によって規制されているが、日本では人気タレントを起用し、TVのCMでもガンガン放送されている。

おそらくここまでギャンブルという娯楽が大衆に浸透している国は他にないのではないか。

今さらカジノが合法化されたところで急に破産者やギャンブル依存症が増えたりするわけがない。

カジノも宝くじも胴元が必ず儲かるようになっており、ギャンブルにハマった人たちの“散財”が収益の柱となる。

政府は庶民の射幸心を煽り、ファイナンシャルリテラシーの低い人たちから合法的にお金を搾取しようとしているように思える。

その日本政府も国民の税金を運用してGPIFという株のトレードというギャンブルをしているのだが。
[ 2016/12/14 23:13 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)
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