ロスカット あの日の涙 虹となる

バノン砲

日本時間の深夜0時過ぎ、「トランプ大統領、側近のバノン氏を更迭」というニュースが伝わると、いきなりリスク回避モードが解除され、急激に株高円安に振れた。

ドル円は108円60銭から109円60銭近辺まで1円近く円安になった。

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ドル円5分足チャート。

「極右バノンを切ったことで政権も中道寄りの現実路線に修正できる」

そう考えた市場関係者がどれほどいたにせよ、あまりにも露骨なマーケットの反応だわ。

それだけバノン氏の影響力がトランプ政権内で大きいと思われていた証でもある。

ツイッターでは「人類の未来にとって素晴らしいニュース」なんて呟く人もいるありさまだ。

バノン氏の更迭のニュースは世界の経済にとってはポジティブな材料だったかもしれないが、このトピックスのおかげで派手な往復ビンタを食らってしまった。

トランプ大統領の傍若無人な発言や行動はアメリカという国の権威をどんどん失速させているが、もし万が一、今彼が大統領を辞職せざるを得ない事態になったらマーケットはどんな反応をするのか興味深い。

そして、その日が来るのはそれほど遠くない気がする。
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[ 2017/08/19 03:41 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

東京都議会選挙

築地移転問題でSNSを中心にネット界隈の言論人から総攻撃されている小池百合子東京都知事。

今年最大の政治イベントとなる東京都議会選挙も相当苦戦するかと思いきや、誰も想定しなかったような結果になった。

小池都知事が代表を務める都民ファーストの会は、55議席を獲得して都議会第1党となり、公明党などを加えた彼女を支持する勢力は過半数を大きく上回った。

かたや盤石だと思われた自民党は選挙前の議席から半分以上減らして、まさかの歴史的惨敗に終わった。

インターネットの言論空間で盛り上がる人々の意見は、大衆のコンセンサスとかならずしも一致しないということを今回も思い知らされた。

これと似た現象はマーケットでもよく起こる。

ちなみに都民ファーストの新代表には野田数氏が就任した。

彼は都議であった2012年に東京都に対して現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求める請願をしたことで知られる。

小池百合子は日本会議に所属しているし、都民ファーストの会は羊の皮を被った「極右政党」といえなくもない。

自民党大敗に喜んだ左派の人達は詐欺にあったような釈然としない気分だろう。
[ 2017/07/04 10:12 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

トレーダーの適正

将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段が、叡王戦予選で都成竜馬四段を破り、歴代単独2位の25連勝を達成した。

藤井聡太四段がプロになったのが14歳と2ヶ月。

彼のように中学生でプロになった棋士は、過去に4人しかいない。

その4人とは、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、渡辺明。

彼らはすべてタイトル経験者であり、加藤・谷川・羽生は名人経験者である。

当然、藤井聡太四段の将来も嘱望されている。

プロ棋士としてタイトルホルダーになるような天賦の才を持った者は、若い時から鬼のように強い。

それはただ将棋が強いのではなく、常人がいくら努力しても絶対にたどり着けない強さといっていい。

将棋の社会には、奨励会という日本将棋連盟のプロ棋士養成機関がある。

奨励会へは厳しい入会資格があり、受験の推薦を得るには、アマチュアの大会で優秀な成績を収めたり、プロ棋士などが指導する将棋教室などで実力を認められたりしなければならない。

また厳格な年齢制限もあり、満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を迎える三段リーグ終了までに四段に昇段できなかった者は自動的に退会となる。

才能のないものが不毛な努力をして人生を棒に振らないように、奨励会に年齢的なリミットがあるのは良心的といえるだろう。

トレーダーとしての才覚もある意味、将棋の棋士と同じで生まれ持ったセンスがものをいう。

どれだけ勉強し幾ら経験を積んだからといって、将来必ず安定して勝てるようになるとは限らない。

FXや株を何年も続けてもいっこうに儲からない人がいるが、そういう人は自分は向いていないと自覚して潔く諦めたほうがいいケースもある。

たまたまトレードに向いてなかっただけで、もっと自分に合った得意な分野で成功するかもしれない。

トレードで成功できなくても決して恥ではない。

プロ棋士になる人間が特別な才能を持っているように、あるいはプロ野球選手になるような人間が選び抜かれた運動神経の持ち主であるように、普通の人がトレーダーとして成功する確率も極めて低いと言わざるを得ない。

トレーダーの適正のある人はいい意味ではクレバーかもしれないが、悪い意味ではちょっと変わった人が少なくないように思える。

藤井聡太四段が将棋の神さまの寵愛を受けているように、生まれながらにして非凡な才能を持つトレーダーがいる。

センスのない人間が死ぬほど努力したところで、誰もが彼らのように儲かるわけではない。

トレードは技術であり経験を重ねることで上手くなるが、専業トレーダーとして食べていくにはまた別のハードルの高さがある。

人によってトレーダーという職業に適正があるかどうかと問われれば、間違いなくあると思う。

マーケットに流通するお金は、適性のない人から適性のある人へと流れていく。

これからFXや株を始める人は、奨励会のように期限を決めて、「いつまでにこれだけ儲からなかったらキレイサッパリ諦める」という設定をしておくことをお薦めしたい。

でないと、トレードすればするほど貴重なお金をドブに捨て続けることになり、人生の貴重な時間を無駄にしかねないからだ。
[ 2017/06/12 15:17 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

「MacBook Pro」2017年モデルの値段

昨日、アメリカのサンノゼで行われたWWDCでAppleはいくつかのニューモデルのアナウンスを行った。

「MacBook Pro」もマイナーアップデートし、第7世代Coreプロセッサ「Kaby Lake」を搭載したモデルになった。

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タッチバー無しモデルはドルベースで値下げが行われたが、日本で発売されるMacBook Proはこのところの円安が反映されたため、全モデルが値上げとなってしまった。

狙っていた13インチタッチバーモデルは178,800円から198,800円と2万円高くなっている。

性能はアップしてるしSSDは全て高速になってるが、日本のユーザーはこの価格差をどう判断するだろうか。

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ドル円週足チャート。

去年は6月から9月にかけて一時的には99円台をつけた。

「MacBook Pro」2016年モデルはこの時期に発売された。

現在のドル円のレートは109円台。

たしかに10円近く円安になった。

しかし、これだけあからさまに値上げしたのはアップルだけで、市場が円安になっても、デルやレノボなどの他社のノートパソコンは値段が据え置きのところが多い。

この円安便乗値上げで購入意欲をそがれたユーザーは少なくないと思うのだが。

ボクは完全に買う気が失せた。
[ 2017/06/07 00:57 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

トランプ大統領に揺さぶられるアメリカ

米政府の最高機密事項をロシア外相らにバラしたとして、CNNが全力でトランプ大統領を批判している。

CNN以外のメディアでも、「ホワイトハウスの危機」、あるいは「合衆国憲法の危機」など迷走っぷりを指摘した見出しが躍っている。

これらの報道をめぐり、アメリカ政界はパニック状態になっている。

今のアメリカの最大のリスクは、北朝鮮のミサイルでも、中国政府の東南アジア海洋進出でもなく、トランプという気まぐれで傍若無人な人物が大統領のいすに座っていることだろう。

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ユーロドル1時間足チャート。

トランプ政権への不信感がドル売り圧力となり、相対的にユーロが強くなっている。

当然円もドルに対して強くなっている。

トランプ大統領を巡る一連の混乱は今のところ悪化する一方と言わざるを得ない。

今回の政治スキャンダルは、1972年のウォーターゲート事件になぞらえてロシアゲート事件と呼ばれている。

最悪のシナリオは議会による大統領弾劾で、これがもし現実になればトランプ辞任も視野に入ってくる。

どこかでドル売りユーロ買いが反転するんだろうが、そのまえにトランプクラッシュが来てもおかしくない雰囲気になってきた。
[ 2017/05/17 23:18 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

月夜に釜を抜かれる

MLB開幕戦。

ヤンキースの先発は3年連続で田中将大投手。

タンパベイ・レイズとの同地区対戦は、誰もが予想しなかった試合運びとなった。

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1回、ディッカ―ソン、キアマイアに立て続けにヒットを打たれる。

さらにロンゴリアが犠飛で初失点。

以後も走者を出してモリソンにタイムリーを打たれ、あっというまに3点が入る。

2回には四球でキアマイアを歩かせ、ロンゴリアに甘く入ったスプリッターを本塁打される。

3回には再びモリソンに本塁打。

結局、試合開始から30分も経たずに7点を奪われ、あっけなく降板。

今季も開幕投手として白星を掴むことは出来なかった。

レイズの打撃陣は、過去の対戦から投球データをかなり研究してきたように思える。

田中投手の配球はシンカーとスプリッターの2球種で、そのいずれもが狙い球になっていた。

その結果、まるで打撃練習のようにコテンパンに打ちのめされてしまった。

1試合を終えた時点の防御率はなんと23.63、自責点7はメジャーでの自己ワースト。

開幕前のインタビューでは「サイ・ヤング賞も視野に入っている」と公言にしていただけに、このような結果は大ショックだったに違いない。

今シーズンはメジャーの水にも慣れ、4年目にして自己ベストの数字を残すだろうと予想する声も少なくなかった。

オープン戦は防御率0.38と絶好調で、被打率1割1分5厘と数字的にもほぼ完璧。

評論家筋からも“渡米以降では最高の状態”という評価だった。

しかも、レイズ戦は過去8試合で6勝無敗、防御率2.82、敵地トロピカーナ・フィールドでは3勝無敗、防御率1.80と圧倒的な数字を残していた。

だが、勝負事は下駄を履くまでわからない。

とくに自信満々のときに限って、天狗の鼻をへし折るような残酷な結末が待っているものだ。

野球でもトレードでも有頂天になった直後に足元をすくわれる。

田中投手にとっても今回の登板はいい経験になっただろう。

このままでは終わらないと必ずリベンジを誓っているはずで、次の試合に注目している。
[ 2017/04/08 01:23 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

勝負師の矜持

将棋棋士の森内俊之九段が、フリークラスへの転出を発表した。

フリークラス制度は、順位戦を指さなくても現役棋士としての活動を認める制度で、フリークラスになることは、すなわち棋力がすでにトップではないと棋士自ら認めることでもある。

森内九段曰く、A級順位戦で降級となったことを受けての決断だという。

どんな優れた棋士でも、自分がもはや第一線で活躍できないと悟る時期がくる。

一流と呼ばれる棋士ほど、自分の実力を客観的に把握している。

棋界有数の実力者であった森内九段のフリークラスへの転出は、彼なりの将棋指しとしての矜持を感じさせる。

勝てなくなったとき、どこで退くか。

トレーダーの場合はとくにその見極めが重要で、自分の技術が衰えているのにもかかわらず相場に張り付いていると、容赦ない資金の流失に晒される。

リバモアをはじめ、実際にそれまで稼いだ億単位の金額すべてを失い破綻するケースは決して珍しくない。

トレーダー人生の勝敗は、引き際がすべてといっても過言ではないと思う。
[ 2017/04/02 01:57 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

森友問題を憂慮する

連日新聞の三面記事を賑わしている森友問題。

この案件がTVのワイドショーで高視聴率を取れるのは、次から次へと現れるキャラの濃い登場人物と、その人達が繰り広げる奇々怪々な人間模様だろう。

もともと極右であるはずの籠池氏を元しばき隊の菅野氏がサポートしているかと思えば、思想的に共鳴する同志であるはずのネトウヨや保守の論客が必死になって籠池氏の不正を暴こうとしている。

その構図が面白い。

さらにここへきて安倍昭恵夫人の忖度問題も浮上し、火に油を注ぐような事態になっている。

本来なら、国有地払い下げ問題に焦点を絞って議論しなければならないはずなのに、国会では事の本質をはぐらかすような政治ショーになっているような印象を受ける。

おそらく政治家が忖度してお金が動いているケースは珍しくなくて、たまたま今回その実態が明らかになっただけのような気がする。

しかしながら、ここまでスキャンダルが大きくなった以上、最終的に与党の誰かがスケープゴートとなり、責任を取って辞任するしか事態は収まりようがないところまで来ている。

これを発端にして安倍総理が失脚することはないと思うが、もし万が一政権が交代するようなことになれば、急激な円高に振れる可能性が高く、そこのところだけ用心しておこうと思う。

それにしても、メディアは森友学園のニュースばかりで、南スーダン問題が完全に忘れ去られている状況に一抹の不安を覚える。

今の日本は、地上波を中心とした世論の形成メカニズムがひとつのトピックに対して極端に集中しやすく、なおかつその反動で急激に冷めやすくもある。

半年もしたら大衆の関心やマスコミの報道は別のトピックで盛り上がっている筈で、森友学園問題はすっかり忘れ去られているに違いない。
[ 2017/03/25 08:54 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

東日本大震災の被災地で起こったあるエピソード

東日本大震災から6年経った。

2011年3月11日、津波の被害にあった街のパチンコ店での出来事。

地震が起こった直後、パチンコ店の社員は必死で避難誘導するものの、ほとんどのお客はすぐに非常口に向かわず、玉交換をしようとカウンターに殺到していたという。

社員がそれどころではないと玉交換を止めようとしたところ、「換金だけはさせろ!」と罵声を浴びせるお客もいたらしい。

人の欲深さを思い知らされるハナシである。
[ 2017/03/12 04:16 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)

目が離せない森友学園劇場

ここ数日、森友学園問題が世間を賑わせている。

次から次へと新たな疑惑が出てきているが、与党が沈静化を図ろうとすればするほど大きな騒ぎになってきている気がする。

お昼のワイドショーでも高視聴率がとれる優良コンテンツとなっているが、これでホッとしているのは豊洲疑惑で注目を浴びている石原元都知事かもしれない。笑

この問題を最初に報じたのは朝日新聞だが、最近は「各TV局や新聞がどう報じるのか」をウォッチするのに夢中になってしまった。

ツイッターやSNSなどのネットの世界でも、右派と左派に真っ二つに分かれお互いに痛いところを批判しあっている。

面白いのはどちらも正常化バイアスに囚われ、自分にとって都合の悪いニュースはスル―し、相手を攻撃するネタばかりを摂取していることだ。

「極左」も「極右」も、相手を理解し尊重しあうという意思はさらさらなく、自分が絶対的に正しいと思っている点で両者にある種の共通性があるように思う。

野党はここぞとばかり安倍首相を引きずり下ろすチャンスだとはりきっているが、どこかで墓穴を掘るような気がしてならない。

森友学園の経営する塚本幼稚園では、園児に教育勅語を暗唱させているが、経営者や保護者があれをまっとうな教育と信じているところがすでに異常性を感じる。

理解できぬ言葉を子供たちに強制的に叩き込んだとしても、それが愛国心に繋がるわけでもなく、ナショナリズムを育成するのでもなく、単なる大人の自己満足にすぎない。

本当に国を愛する右翼だったら、あのような世間に誤解されるような学園の教育方針に異を唱えるべきだろう。

結果的に愛国心を勘違いした暴走経営者によって、与党の足を引っ張るような事態になってしまっている。

安倍政権を応援しているはずの「日本会議」から、それまで支持率の高かった安倍政権の崩壊を招くような人物が出てくるとは皮肉なものだ。
[ 2017/03/01 16:12 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)
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