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ロスカット あの日の涙 虹となる

FX 億トレ! 7人の勝ち組トレーダーが考え方と手法を大公開

世間一般に知られているトレーダーでも、リアルに稼いでいるかどうかはわからない。

この業界には全く実績がないのにもかかわらず、様々な方法で人を欺く輩が少なくないからだ。

本書は、実際にGMO証券に口座を持ち、億単位の金額を稼いでいる個人投資家にインタビューしたもので、その点では信用がおける。

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肝心のコンテンツだが、ネットの書評では手法の具体性に欠けるとか、実際のチャート画像が少なすぎるとか酷評されているが、個人的に参考になる箇所がたくさんあった。

7人の億トレーダーが紹介されており、専業トレーダーは3人。

その全員が超短期売買専門のスキャルパー。

その中のトレーダーの一人は、ほぼ自分と同じエントリーポイントで逆張りしていると思われ、ただ大きく違うところは出口戦略のやり方。

利益確定も損切りも3PIPSと限定していて、当然のことながらナンピンなんていう愚行は犯さない。

スキャルピングの場合、ナンピンをすることは期待値がマイナスに転じて、不利なトレードを仕掛けていることを意味する。

とにかく1回のミスで大負けをしないことが大切で、危ないと思ったらすぐにポジションをスクエアにして、次のトレードに備えてリセットする。

トレード手法はさまざまだが、勝ち組トレーダーの多くはこのセオリーを遵守している。

まぁ、これはトレーディングでは基本中の基本なんだけれども、頭の中では理解していてもそれを実行できていないトレーダーも少なくない。

自分もたまにナンピンをして、そこでコツコツドカンを食らってしまうことがある。

本書を手にすることで、トレードで一番大切なポイントと自分のバカさ加減を再確認することになった。
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[ 2018/12/02 16:46 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

成功する人は偶然を味方にする

著者は、ニューヨーク・タイムズで人気のコラムを持つ経済学者。

本書の原題は「Success and Luck」、副題が「Good Fortune and the Myth of Meritocracy」(幸運と実力主義という迷信)というタイトルで、日本語のタイトルは「成功する人は偶然を味方にする」だが、よくある自己啓発書ではない。

運を味方にして成功するノウハウが学べると期待して読むと、いい意味で裏切られる。

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著者は、成功者に対して「あなたが成功したのは自らの能力や努力だけで成功したのではなく、運の要素が少なからずあった。あなたと同じように才能と努力を持ち合わせていながらも運が少なかったことによって成功しなかった人々も少なからずいる」と主張する。

運というのは、生まれた環境に大きく左右されるが、それらを形成しているのは社会的なインフラである。

それらは、人々の税金で成り立っている。

そこで、累進課税という方法で運よく金持ちになった人から税金を多く取り、貧困層に回すことで、多くの人が成功するチャンスに恵まれ、社会全体が豊かになるというアイディアを推している。

つまり、成功を欲している人に向けた自己啓発本ではなく、現代のひとり勝ち社会に警鐘を鳴らし、誰もが暮らしやすい平等な社会を実現するために、成功者に対して「富の再分配」を啓蒙しているのである。

本書では、幸運を自分のものにできるかどうかの資質についても言及している。

たとえば、アメリカの親の所得が高い場合、その子供の所得も高くなる相関係数は0.5であるという。

相関係数が0.5ということは、相関関係は認められても、特別高いわけではない。

このデータが意味するところは、お金持ちの家に生まれるという「運の良さ」に恵まれても、その運をうまく活用できないなら、資産家として成功できないことを示している。

第2章の最後には、ウォーレン・ヴァフェットの右腕であるチャーリー・マンガーの台詞が引用されている。


「望むものを手に入れるための一番確かな方法は、それにふさわしい人になろうと努力することだ」


結局のところ、大きな成功をつかむには「運」に恵まれることは重要だが、それを逃がさないよう「運」を捕まえられるかはその人の努力次第であるという、身も蓋もないあたりまえの結論に帰結しているわけですね。 
[ 2018/11/30 10:27 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

100万回生きた猫

刊行40周年を迎えた累計220万部のベストセラー。

日本で一番有名な絵本でもある。

緩和ケア病棟の図書室にも置いてあった。

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自分で絵本を読むことができなくなってしまった母親にこの本を読んで聞かせた。

子供のころ、よく母親に絵本を読んで聞かせてもらったが、大人になって逆の立場になるとは夢にも思わなかった。

母親に絵本を読んで聞かせるのは、おそらく今回が最初で最後になるだろう。
[ 2018/08/26 13:05 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

自作の小屋で暮らそう

アマゾンの隠れたベストセラー本で、単行本のほうはすでに売り切れになっており、定価より高い値段で取引されている。

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筆者の提唱するBライフとは、小さな小屋を建てて必要最小限のモノに囲まれて生活するというもの。

100万円たらずの先行投資プラス月々20,000円でネットが使える環境が手に入る。

節約と言うにはあまりに極端なライフスタイルではあるが、お金に縛られない「自由」な生き方でもある。

「誰が決めたか知らないが理不尽にハードルの高い、普通の人が存在するための思考様式の最低条件から解放されて、足枷なく物事を考えたい、精神的に身軽でいたい」というのが、本書の主張だ。

「結婚できないではないか」とか「病気になったときはどうするんだ」などの指摘もあるが、著者曰く「最低限の生活を確保することが重要なのであって、いったん自由を確保したなら、それに何かを加えることをBライフは決して否定しない」とのこと。

Bライフをそのまま実践できる人は少ないだろうが、実践せずとも頭の中でシミュレーションするだけでも意味がある。

人生お金がなくても人並み以上に働かなくてもこれだけの生活ができるんだと思うと、未来に対する不安が和らぐ。

現代人は、個人差こそあれ誰しもお金や常識に束縛されている。

本書は、社会に出て精力的に働くサラリーマンへのアンチテーゼともいえる啓蒙書でもある。

朝から晩まで働き、睡眠時間を削り、過労死寸前で、心も体もボロボロになっている人こそ、本書に目を通すべきだし、目からうろこ的な発見があるのではないだろうか。

筆者の高村氏は東大卒だが、Bライフのような生活が実践できるのも、彼が極めて知的であるからとも思う。

つまり、どこでも何をやっても生活できるし、生涯お金に困らないという潜在的な自分の能力への自信があるのだ。

普通の人だったら、メンタル的に不安になってしまってこのような生活を長く続けられないかもしれない。
[ 2018/08/08 04:10 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

うつ病九段

早熟の天才将棋棋士、先崎学九段のうつ病体験記。

筆者曰く、鬱病回復期末期の患者が、リハビリも兼ねて書いた世にも珍しい本。

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日常生活が困難になると同時に、まともに将棋を指すことができなくなってしまうという恐怖。

そんな勝負の世界に生きる棋士ならではの苦悩が赤裸々に吐露され、リアルな体験記として読み手にもひしひしと伝わってくる。

人間誰しも落ち込んだり暗くなったりするが、本当の鬱病というのはそんな生易しいものではないらしい。

一言でいうと鬱病とは、自殺願望に取りつかれる脳の病なのだ。

筆者は超一流の棋士だが、将棋がまったく指せなくなるどころか、思考力が極限まで落ち、何も考えられなくなってしまうという。

なんでも芋づる式に悪い方向に考え、毎日何十回も電車に飛び込むイメージが頭の中を駆け巡る。

それはおそらく鬱病になった人間にしかわからない筆舌につくしがたい体験なのだろう。

もし自分が鬱病にかかったら、トレーディングという頭脳労働は完全にできなくなる。

それを想像すると本当に怖くなる。

サービス精神旺盛で文才もある先崎先生なので、「鬱病」という重く暗くなりがちなテーマを独自の視点で努めて明るく、しかし決して濁すことなく、入院から退院、その後の生活に至るまでユーモア溢れる筆致で綴っている。

本書は、数ある鬱病体験記の中でも飛びぬけて読みやすく、鬱病を理解するうえでも必読の書といえよう。

自分にとって鬱病は関係ないという人にこそ、本書を手に取って読んでほしい。
[ 2018/08/05 17:12 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

勝負師鬼才奇人事典

囲碁、将棋、スポーツ、相撲、相場、政治、etc…様々な分野で活躍する勝負師達を取り上げた本。

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本書に登場する相場師は、石井定七、是川銀蔵、鈴木久五郎、田中平八、山崎種二、野村徳七の6人。

横堀将軍の渾名で知られた石井定七は、堂島での米相場や日露戦争での材木相場、第一次世界大戦での銅相場で大儲けをしたことで知られる。

是川銀蔵は、1981年から1982年にかけての住友金属鉱山の仕手戦で、当時のお金で200億円以上の利益を手にし、1983年の全国所得番付で1位なった。

鈴木久五郎は、露戦争中の1905年に株を買い始め、現在の貨幣価値で500億から1000億ほど儲けたといわれる。

しかし、わずか2年後の1907年には相場は暴落し、全財産を失ってしまう。

晩年は政界にも進出し、明治期を代表する稀代の相場師として、現在でも兜町界隈で語り継がれている。

田中平八は、生糸・為替・洋銀・米相場で成功し、通称「糸屋の平八」「天下の糸平」と呼ばれた。

その後、東京株式取引所を設立し、大株主となり、米相場の仕手戦でも大儲けする。

山崎種二は、明治初期の米相場で勝ち抜き、「売りの山種」と称された。

本人も、「買いよりも売りで儲けるほうが値打ちがある」と豪語していたといわれる。

野村徳七は、鈴木久五郎との仕手戦で売りを仕掛け、勝利したことで知られる。

野村財閥の創始者としても有名で、他の相場師と違って、最後まで退場することはなかった。

明治、大正、昭和にかけて活躍した相場師達は、いかにも勝負師的な性格で、破天荒な生き方をした人物が少なくない。

それゆえ、築き上げた資産もケタ違いで、新聞の3面記事を賑わせ、芸能人並みの知名度があった。

彼らは1世紀を経た現在でも、その名が伝説として語り継がれているが、昨今のSNS界隈で署名なトレーダーで、あと100年後に名を残している人がはたしてどれだけいるだろうか。

いくらBNF氏が1000億の資産を築いたところで、その知名度は足元にも及ばないだろう。

今はトレーダーでも、性格的にも能力的にもバランスの取れた人が多くなり、鈴木久五郎のような昔堅気の相場師は消滅したといっていい。

それがかえって寂しくもある。

ノルかソルか、相場に人生そのものを賭けて勝負していた先人達の胆力の凄まじさに溜息が漏れた。
[ 2018/06/21 18:03 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

モチベーション 3.0

モチベーションをコンピューターのOSに例え、どのようにモチベーションをアップさせればいいのか解説している本。

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「モチベーション3.0」とは、アメとムチのような外発的動機ではなく、自分の内面から湧き出る内発的動機付けで行動することを意味する。

たとえば、エクササイズを始めるとき、高校の同窓会に出席するために減量したいと考えるのは外的な動機づけになる。

それも有効な方法だが、同窓会が終わったとたん、やる気がなくなってしまう可能性が高い。

しかし、家族のためにもっと健康になりたいといった内的な動機なら、長期間の目的設定ができるので、モチベーションも維持しやすい。

「モチベーション3.0」を自分の中で高める方法は3つある。

一つ目は、なぜこれをやるのだろうと考えること。

2つ目は、やる気が出ない自分を許さないこと。

3つ目は、進歩のサイクルに自分を組み込むこと。

人間には、自分の能力を伸ばしたいという欲求や、世界に貢献したい、歴史に足跡を刻みたいなど、高邁な目的があると俄然やる気が高まるという性質がある。

自分の興味や希望に関係なく、利益のことだけを考えて給料のいい会社に就職することは、その人の人生の充実度という面から見るとかなり危険で、当然のことながらモチベーションも低下する。

仕事におけるフロー(リラックスして極度に集中している状態)の体験と人生の幸福を切り離して考えることはできない。

人生の満足感、充実感の源は働くことにあるのだから。

トレードすることが楽しくてしかたがないという内的な動機があれば、そのトレーダーは成功する確率が高いだろう。

一方で、楽をしてお金儲けしたいという不純な動機で相場に対峙すれば、退場する可能性が高くなる。

ちなみに自分はトレードはまったく向いていないと自覚していて、できることなら早く引退したいと常々思っている。

つまり、いつも逃げ腰で相場に向かっているわけで、こういった姿勢じゃとてもじゃないが大きな成功は期待できないよね。
[ 2018/06/12 20:16 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

脳とトレード

トレードしているとき、人の脳内ではどのような事が起きているのか?

なぜ投資家はトレードで損をしてしまうのか、どうして自分の設定したルールに従い続けるのが難しいのか、その理由を医学的検証結果をもとに、最新の脳科学と脳のスキャン画像を使って説明している。


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本書の第2部の「感情と投資」では、ウォーレン・バフェットの言葉が引用されている。


「投資で成功するかどうかはIQとは関係ない。IQは25もあれば充分だ。並みの知性があれば、あとは、本能を制御する特性があればいい。多くの人が本能を制御できずにトラブルに陥っている」


つまり、投資で成功を収めるには人間の本来持つ感情のコントロールが不可欠ということ。

たとえば、ポジションを持っていないときは、理知的に考える脳が優位性を保っていられるが、一度ポジションを持つと感情をつかさどる脳が優位になる。

このために事前に考えているリスク許容量と、現実にリスクに直面したときのリスク許容量には大きなギャップが生じる。

キャリアの浅いトレーダーは自分のリスク許容量を過大評価しているケースが多く、最大50%のドローダウンなら耐えられると思っているが、現実には15%程度のドローダウンで冷静な判断力を失ってしまう。

これにより含み益よりも含み損を長く保有してしまい、収益性も低下してしまう。

トレードを行う際、人の脳にはなんらかのバイアスがかかっている。

バイアスの要因は脳回路の奥深いところにあるために、無意識のうちにバイアスが投資判断に影響してしまう。

本書で紹介されている行動ファイナンス理論や脳神経科学を知ることで、そうしたバイアスの影響を意識して避けられる。

本書の第4部では、具体的に儲かる脳を作るにはどうすればいいかについて言及している。

ただし、これをすれば確実に儲かるとか、具体的な手法について書いてあるわけではない。

かわりに、投資スキルとは直接関係がない脳の構造や神経伝達物質、薬物の名称がたくさんでてくる。

そういったことに興味がないのであれば、読み続けるのが苦痛に感じるかもしれない。

定価3800円と投資本にしては高価だが、600ページと分厚く、コンテンツの充実度を考えればお買い得といえるだろう。
[ 2018/06/06 13:15 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

勝てる脳 負ける脳

テニスを主戦場とするスポーツライターの内田暁氏と気鋭の脳科学者の小林耕太氏の共著。

一流のアスリートの脳内で起きていることを、最新の医学的知見によって解説し、どうしたら「勝てる脳」を作り上げられるのかを探っていく。


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ザックリと言ってしまえば、「勝てる脳」とは、真剣勝負の舞台で自分の実力をいかんなく発揮できる脳ということになるだろう。

一流のアスリートが信じられないような技術を使いこなせるのは、脳の領域とそれに対応する体の部位との連携がスムーズかつ高速であるためだ。

では、どのようにすれば、そのような状態を作り上げることができるのかいえば、その答えはいたってシンプルで反復練習に他ならない。

ロジャー・フェデラーのコーチであるトニー・ローチは語る。


「練習で成功したことの無いプレーを本番の試合で出せることは絶対に無い。他の優秀な選手のプレーを見て学ぶことも大切だが、必要なのは反復練習。あらゆる状況を想定し、頭で考えなくても反応するまで練習する。試合で得られた課題を克服するまでひたすら練習する」


本書では、そこからさらに踏み込んで、メンタルプラクティスの重要性について言及している。

メンタルプラクティスとは運動の上達を図るために、その運動をイメージとして再生させるトレーニング方法のことである.

日々の練習の一環としてメンタルプラクティスを取り入れることで、肉体のパフォーマンスも向上するというのだ。

どれだけ反復練習を重ねても、本人の意識によってその成果は大きく差がでる。

いくら自転車を毎日2時間こいで通勤しても、自転車選手にはなれない。

優秀な選手とそうでない選手を分けるのは、克服すべき課題を持って取り組む密度の濃い練習の累積時間による。

練習を始めたばかりの初期段階では、意識や注意を司る前頭前野や前帯状皮質が活発に動き、運動が熟練するにしたがって筋肉の動きや感覚情報に関与する運動野や大脳基底核、小脳などが活発になる。

アスリートが反復練習を繰り返して特定の技を習得したあとは、その一連の動きは小脳や大脳基底核にプログラムされ、前頭前野は関与しなくなる。

これによって困難だと思えたことも、無意識のうちにできるようになったりする。

しかし緊張状態に陥ると、前頭前野が作用しプログラムの邪魔をする。

これがいわゆるイップスという状態だろう。

何も考えないで自然とカラダが動くという状態は、一連の作業が小脳や大脳基底核にプログラムされたということだ。

反復練習は、いわばそのプログラミングの作業ということになる。

損切りもエントリーポイントもいちいち頭で考えるのではなく、無意識のうちにカラダが反応できればもっと楽に稼げる。

その域に到達するには、どれだけの累積時間が必要なのだろうか。

トレーダーもアスリートも、勝負に勝ってナンボの商売であることは共通している。

その意味で納得させられることや、新たな気付きがいくつもあった。

トレードだけでなく、仕事やスポーツなど、脳をうまく活用したい人にはお勧めの書といえる。
[ 2018/05/30 07:34 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

FX5分足スキャルピング

巷で評価が高いFX本。

本のタイトルはスキャルピングとあるが、紹介されているのは1日1〜2回のチャンスでおよそ20pipsを獲得するデイトレード。

原書は『Understanding Price Action』というタイトルで、一日に数pipを何度も繰り返して獲得するスキャルピングではない。

パンローリングがなぜこのタイトルにしたのか疑問に感じる。

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以下が基本的なルールの概要。


・取引通貨はユーロドルがメインだが、他の通貨ペアでも使える。

・チャートは5分足で、テクニカル指標は移動平均線の20EMAのみ。

・ニュースやファンダメンタルな情報は一切見ない

・エントリーは利食い20pips、損切り10pipsのOCO注文で行う。

・エントリー後は基本的に利食いも損切も動かさない。

・リスクに晒す金額は総資金の2%。



ただし、本書で述べられているエントリーポイントを厳密に守ると、一日中モニターにへばりついていても、ノートレードで終わってしまうこともある。

短期で忍耐力がない自分のような人間には敷居が高い。

しかしながら、著者のトレ-ドの考え方は理にかなったもので、繰り返し読むことで、新しいアイディアを思いついたり、自分の手法のブラッシュアップに役立つだろう。

本書で紹介されている手法をそのままコピーするのではなく、自分自身でオリジナルのロジックを見つける際のヒントとしても活用できる。

掲載されているチャートも多く、再現性においても信憑性は高い。

FXだけでなく、株や商品先物、スイングなど他の時間軸にも応用できると思う。

一つ注文をつけるとすれば、翻訳本とあって読みづらいことはなはだしい。

これは訳している人が、実際にFX投資をやっていないことが原因と思われる。

FXをはじめたばかりの初心者には、少々難解で苦痛に感じるかもしれない。

内容がイマイチ理解できない箇所も多々あり、もう少し読みやすい日本語に訳して再出版してもらえることを希望したい。
[ 2018/05/28 18:45 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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