ロスカット あの日の涙 虹となる

ビットコインの2140年問題

ビットコインのマイニングの電力が、世界の消費電力の0.3%に到達したらしい。

すでに世界中の159ヶ国のそれぞれの消費電力量よりも多くの電力を消費しており、2018年の10月には、イギリスの総電力消費量をも凌駕するのではないかと予想されている。

しかし、専門家のあいだでは、このままマイニングの電力が右肩あがりに上昇することはないという意見が多数派を占める。

なぜなら、ビットコインには発行上限数があり、そのことが悲惨な未来を招く理由とされているからだ。

ビットコインの発行上限数は2100万ビットコインと決められていて、2028年頃にはビットコインの上限の28%が、2032年頃には99%が、そして2140年にはすべてのビットコインが発行済になるとされている。

それ以降も、ブロックは記帳され続け、取引を続けることは可能だが、マイニングに対する報酬はまったく付与されない。

ビットコインを取り引きするインセンティブがないでのあれば、終わりの日が来るまえに撤退する業者が相次ぐだろう。

マイニングは事実上ビットコインを動かす生命維持装置みたいなものだ。

それが行われないとなると、市場はどう判断を下すのか容易に想像できる。

もはや利用価値の失ったビットコインは投資家に見捨てられ大暴落を起こす可能性が高い。

ウォーレン・バフェットはビットコインを「ヘロインを二乗したようなもの」と発言し、チャーリー・マンガーに至っては、仮想通貨への投資は「糞を取引する」ようなものだと形容している。

現在ビットコインは9000ドル前後で推移しており、すぐに下落するような雰囲気はないが、やはり個人的には長期で保有しようとは思わない。

発行上限数に到達しても、複数台のパソコンにビットコインのソフトウェアがある限り、ビットコインはずっと存在し続ける。

ただし、誰にも見向きされないような状況になると、円やドルに換金できなくなるほどその価値が限りなくゼロに近くなるもしれない。

いずれにしろ、この先仮想通貨が世界中の市場で使われるようになったとしても、その主役は間違ってもビットコインではない気がする。
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[ 2018/05/14 00:01 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

仮想通貨の終わりの始まり

仮想通貨市場が死にかけている。

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ビットコインはついに60万円台に突入した。

ツイッターのタイムラインでも、誰も呟く人がいない。

この目に余る過疎っぷりを目撃するにあたって、やはり需給ってつくづく大切なのだなと改めて思う。

仮想通貨バブルが最後に残したものは多額の税金だけだったというシャレにならん結末になった。
[ 2018/04/02 00:41 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

仮想通貨全面安

18日、グーグルが仮想通貨の広告を禁止するとのニュースを受けて、ビットコインは1日で7%下落。

一時は7000ドル台まで下がった。

追い打ちをかけるようにツイッターは仮想通貨の広告を禁止する方針を決めた。

この報が影響して、他の仮想通貨も軒並み下落している。

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ツイッターのタイムラインにはビットコイン関連のつぶやきはほとんど見られらくなった。

つい2ヵ月ほどまえまで「夢の通貨」としてバラ色の未来をうたっていた仮想通貨だが、ほとんどの投資家はまったく関心を示していない。

ニューヨークにある調査会社ファンドストラット社のトム・リー代表は、ビットコイン市場が低迷したのを勘案して、ビットコインの新たな価格予想を発表した。

2020年3月のビットコイン価格は、9万1000ドルになるとの見通しを示したが、これはポジショントークだろう。

次のチャンスは必ずやってくると信じて、静かに耐えながらバイアンドホールドしている古参の仮想通貨クラスタもいるはずだ。

もし自分が仮想通貨に手を出していたら、祈るような気持ちで騰がると信じて含み損のロングポジションを頑なにホールドしているに違いない。
[ 2018/03/19 12:27 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

仮想通貨で勝っている人と株で勝っている人の違い

仮想通貨でも株でも億の資産を築いた人はいっぱいいる。

しかしながら、同じ勝ち組でもタイプはまったく異なるケースが多い。

今の日本株市場で生き残っているトレーダーというのは、震災やリーマンショックなどのセリクラの洗礼を浴びた歴戦の猛者ばかりだ。

知識も経験も豊富で、とちらかというとファンダメンタル分析がベースとなっていて、そこらへんのアナリスト顔負けの相場観を持っている人も少なくない。

仮想通貨の場合、ブロックチェーンの技術についてかなり詳しく勉強したという人は少ないように思う。

面白いのは、急速に資産を築いた人って投資経験が浅い人が圧倒的に多いという特徴があるということ。

たとえば10年、20年と外資系の銀行でプロのディーラーとしてキャリアを築いている人で、億単位の資産を築いている人はどれだけいるだろう。

彼らは相場の怖さを熟知しているので、過度なリスクを取りたがらない。

したがって、資産が短期間で大幅に増えるというギャンブルトレードはしないし、心理的にできないのだ。

だが、仮想通貨においては経験則やキャリアがそのパフォーマンスに反映されないだけでなく、むしろ何も知らないシロートの方が儲けやすいということがいえるのかもしれない。

株で成功したという人は、だいたい話していてわかる。

過酷なマーケットを生き延びてきた辣腕トレーダーならではの嗅覚の鋭さ、独特な“臭い”がある。

プロ同士が凌ぎを削る今の日本株マーケットで1億の資産を築くのには、単純に“運がよかった”だけではとうてい不可能だ。

実力がそのまま右肩上がりの資産推移として反映される。

ところが仮想通貨では、相場経験の浅い人が神様のいたずらで突然何億もの資産を手にする“奇跡”が起こりうる。

「10万を半年で100万」にしたとか、「100万を1年で1億にした」とかという、夢のような勝ち組伝説には事欠かない。

そして、もちろん、その人達の多くは運で勝ったとは思ってはいない。

自分は時代の先を読む能力があったと信じている。

今、メディアに持ち上げられている億り人はそんな人達ばかりで、本当の実力者であるかどうかは疑問が残る。

もちろん運も実力のうちといってしまえばそれまでだが。

結論。

仮想通貨で勝っている人と株で勝っている人の違い。

仮想通貨で勝っているトレーダーは、自分は投資の才能があると勘違いをしている人が多いといったらいいすぎだろうか。
[ 2018/02/06 08:28 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

戻り待ちに戻りなし

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの経済学者リチャード・ジャックマンは、ビットコインが実際の価値以上に高値で取り引きされていると指摘し、適性価格は2000ドル程度と発言している。

コインチェックの盗難騒ぎがなくても、遅かれ早かれ価格は下がる運命にあったと思わざるを得ない。

とくにポストビットコインの筆頭だったイーサリアムの下落が酷い。

ここ最近の仮想通貨の暴落は株や為替と同じく、米金利上昇でリスクマネーが逃げているのが主な要因だろうが、ここまでメッキが剥がされてしまった以上、去年の最高値更新は難しいだろう。

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年明け早々の仮想通貨総楽観だった頃がすでに懐かしい。

今やツイッターのタイムラインは総悲観モードで、売れば儲かる投機筋のウハウハっぷりが目立っている。

ここで押し目買いすれば儲かりそうだが、リスクとリターンを天秤にかけたらまだリスクの方が高い気がする。
[ 2018/02/02 23:14 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

仮想通貨を巡る認知的不協和

タバコをたくさん吸う人ほど、タバコは身体に害があるとは考えていないという。

タバコを吸っているという事実。

そして、タバコは肺癌になるリスクが高いという知識。

この二つには矛盾がある。

肺癌になりやすいと思いながら、タバコを吸うのは心理的に不愉快だ。

このように自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態を「認知的不協和」“cognitive dissonance”と呼ぶ。

タバコを吸うことをやめてもいいが、これはかなり難しい。

そうすると、人は自分にとって都合のいい言い訳を見つける。

喫煙者で長寿の人もいるではないかと。

ビットコインを高値で仕込んでいる人や、出金拒否になっている人は、ここ最近のトラブルでまさに「認知的不協和」に陥っていることだろう。

ポジションを持っているという事実と含み損が増えている事実。

もし自分が仮想通貨の投資を始めて間もない当事者であったなら、もうどうにでもなれと開き直ってガチホールドを決め込んでいるはずだ。

そして、また数か月後には必ず価格は戻るだろうと、祈るようにして静かにノートパソコンを閉じる。

人は自分に都合の良い根拠のない希望にすがり、それ以外の悪材料は見て見ぬフリをするのだ。

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ビットコイン日足チャート

ようやく100万円を割ってきた。

ショートポジションを仕込んでいないのは機会損失なのだが、損をしていないだけラッキーと考えたい。
[ 2018/02/02 02:16 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

ハッカーが暗躍する仮想通貨市場

ICOはイニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin Offering)の略で、次世代の資金調達方法として注目を集めてきた。

従来のIPOのような資金調達と異なり、資金調達をしたい企業や個人が独自に発行した仮想通貨を、ネットを通して不特定多数の方に直接販売することができる。

メリットは、短期間で多額の資金調達ができる可能性があることや最初に多くの資金を用意する必要がないことで、成功すれば大きなリターンを期待できる。

だが、ここへきてデメリットの方が大きくクローズアップされている。

今回のコインチェックの盗難事件でも明らかになったように、セキュリティーに脆弱性があり、ハッカーに狙われやすいというリスクだ。

実際にこうした犯罪は珍しくなく、世界の主な取引所は平均で月100回程度のサイバー攻撃を受けているらしい。

しかも、総資金調達総額37億ドルのうちおよそ10%に相当する4億ドルが盗まれているという。

仮想通貨ラッシュで一番儲けたのは、実はハッカーだっというハナシ。

この驚愕の事実に唖然としてしまう。

そんな危ないのならICOが社会的に認知されるわけはない。

ICOの根幹をなす技術であるブロックチェーンだが、犯人の痕跡を残すだけで、捕まえることはできない。

しかも、信託保全のない取引所で盗まれたらユーザーは泣き寝入りだ。

もしコインチェックが破産して、預かっていたお金を顧客に返せないということになると、社会的信用を失い、これまでの仮想通貨ブームはいっきに冷めきってしまう。

「ビットコインは下がれば必ず反発する」というアノマリーを信仰していた仮想通貨教の信者も、今となっては臍を嚙むような思いだろう。
[ 2018/02/01 16:44 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

深すぎる仮想通貨取引所の闇

まわりに仮想通貨をやってた人がいがいに多くて驚いている。

いったいどれだけの人が凍結されてるのか。

総額を考えるとクラクラしてくる。

預けたお金が引き出せないなんて、たちの悪い冗談としか思えない。

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ビットコイン1時間足チャート

不正流出事件が起こってから一度大きく下落し、その後は膠着状態が続いている。

ビットコインをガチホしていれば貧乏な俺でも人生「一発逆転」できる。

そんな牧歌的な地合いは完全終了した。

これから稼いでいく方法は、将来有望な仮想通貨を絞り込んで低価格で仕込むか、もしくは荒いボラティリティを利用して短期トレードで稼ぐかのどちらかだ。

だが、スプレッドがハンパじゃなく大きいので、よぼどの達人でないと儲けを出すのは容易ではない。

少なくとも自分には難関度が高すぎる。

株やFXは、税率も低いし、取引手数料も少ない。

しかも、データの窃盗や資産の喪失といったリスクは皆無だ。

仮想通貨と比べればかなりハードルが低いのだが、そんなアドバイスは仮想通貨クラスタの耳には馬耳東風だろう。

それにしても、この一件以来、ツイッターには仮想通貨関連の呟きが溢れ、そのニュースを追うばかりになってしまった。

盗んだ犯人は誰か?お金は本当に戻ってくるのか?

もはや推理小説のようであり、どのような結末を迎えるのか最後まで見届けたい。
[ 2018/01/31 04:44 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

仮想通貨錬金術の舞台裏

元々ビットコインなどの仮想通貨は、海外へ送金しても手数料が一切かからないというハナシだった。

しかし、現実には送金は遅れ気味で、日本円から仮想通貨に換える際にブローカーに対して取引手数料を払わなければいけない。

コインチェックは顧客預かり資産が数千億、ビットコインだけで月の出来高が10兆円ほどだったらしく、しかも取引手数料として5%以上のスプレッドを抜いていた。

もしそれが事実だとしたら、とてつもない収益を得ていたことになる。

しかも、コインチェックが参入した当時の仮想通貨の価格といまの価格を比較すれば何十倍にもなっており、仮想通貨そのものの含み益は相当な額に膨れ上がっているはずだ。

NEMの価格も返金発表の直前から急騰している。

なにかこれまでの経緯を見ると、昨日の会見が茶番劇のように思えてきてならない。

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昨日の時点で全額補償できるほどの営業利益があるとわかっていたにもかかわらず「最悪返せません」と発言していたのも釈然としない。

この件で仮想通貨のイメージが悪くなると危惧したが、500億円相当を顧客に返金すると発表したことで、かえって新規参入者が増えそうな気がする。

しかしながら現段階において、やはり仮想通貨の取引はリスクが高いという認識は変わらない。

FXや株と比べても取引手数料は高く、圧倒的にハイリスクで、政府に規制されてない分、投資家保護もほとんどない。

1日で30%以上動く恐ろしいほどのボラティリティに加え、危ないサイトを見抜く臭覚も必要になってくる。

仮想通貨の技術は画期的だと思うが、その理念は置き去りにされ、ただの投機対象になっている。

結局のところ、テクノロジーの進化にまだ人間のリテラシーが追いついていないのかもしれない。
[ 2018/01/28 02:35 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)

仮想通貨不正流出事件のその後

28日未明、コインチェックは不正に引き出された仮想通貨XEMの相当額を日本円で顧客に返金すると発表。

支払い額は約463億円に上るとみられるが、原資は自己資金で賄うとしている。

流出時の総額は約580億円だったが、その後の値下がりで返済額は少なくなった。

このニュースが報じられた後に、ビットコインをはじめとするすべての仮想通貨が騰がった。

これだけ敏速に対応できたなら、昨日の仮想通貨終了みたいな葬式のような会見の雰囲気は何だったんだろうという感じだ。

建前上は自己資金で賄うとしているが、おそらく、どこかの会社かお金持ちが出資するようなお約束を急遽取り付けたのだろうと邪推してしまう。

コインチェックは会社としては大きな収益をだしていたみたいだから、バックアップする会社はいくらでもあるだろう。

今回の件は、以前のマウントゴックスの事件と同じくブローカーのセキュリティーの脆弱さの問題であり、これで「仮想通貨は危ない」ということにはならない。

それは銀行から現金が盗まれたからといって「日銀発行券が危ない」ということにならないのと同じ理屈だ。

したがって、仮想通貨市場の熱も完全に冷めたわけではない。

もし万が一、日本のメガバンクで預金の多額不正流出事件が起こったらどうなるか。

明日からどうやって生きていくか路頭に迷う人も出てくるはずだ。

預けていた資産がすべて盗まれたら、顧客の取り付け騒ぎが起こり、日本経済の根幹を揺るがしかねない事態になる。

金融機関の株価は暴落し、時価総額の数兆円が吹っ飛び、かってのアルゼンチンのように日本国債そのものの価値も暴落する。

それがきっかけでリーマンショックのような世界的規模のセイリングクライマックスが起きかねない。

仮想通貨が一般庶民に普及するには、ブローカーの信頼度を高めるために、大手の金融機関並みの強固なセキュリティシステムの構築が必須だろう。

現在の仮想通貨の取引所の多くは利用者の通貨の保全がされていない。

またこれをちゃんとチェックしているユーザーも少ない。

信託保全がなされていないために、今回のコインチェックのようなことがあった場合には救済措置がない。

今のままでは怖くて多額の現金を預けられない。

仮想通貨に手を出すのは、こうしたインフラ環境が完全に整ってからでも決して遅くはないと思う。
[ 2018/01/28 00:48 ] ビットコイン | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき