ロスカット あの日の涙 虹となる

トレーダーの能力の差

勝てているトレーダーとそうでないトレーダーの差は実のところそんなに大きくないと思う。

勝っている人が常人よりも飛びぬけて頭がいいかといえば、一概にそうとも断言できない。

たとえば、誰でもできて当たり前と思われがちな「損切り」だが、できない人は全くできないものだ。

「勝っている人は当たり前にできるけど、負けている人は意外とできていないこと」に気付くことがトレードで成功する近道かもしれない。
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[ 2017/03/01 02:39 ] 成功の法則 | TB(0) | CM(0)

市場参加者の心理を考える

ただ機械的にテクニカル分析をなぞるだけでは儲からない。

チャートの値動きは、市場参加者の欲望と恐怖の潮流を映し出したものだ。

高値警戒感が支配しているときはレートが騰がりやすいし、安値を更新し続けているときはまだまだ下がる可能性がある。

ロング・ポジションが積みあがると、いずれはそのポジションを解消しないといけないのでマーケットには売り圧力が高まる。

反対にショート・ポジションがたまると、それが将来の潜在的な買い圧力になる。

強気一色か、弱気一色かどちらかの傾きがピークに達したとき、それまでのトレンドが一気に反転する。

こうした価格形成のメカニズムを知り、チャートからその節目のポイントを読み解くことが、大きな収益に繋がる。

マーケットには流れとリズムがあり、トレーディングというゲームの神髄は、そのセンチメントを感じ取ることにある。

考えたり想像したりすることは誰でもできる。

しかし、脳が「これ以上は無理」と悲鳴をあげるまで考え続けることができる人がどのくらいいるだろう。

考え抜いた総量の差が結果に繋がる。
[ 2016/05/14 04:51 ] 成功の法則 | TB(0) | CM(0)

目標を達成するには、小さなステップを意識する

曖昧な目標は、困難に直面すると途中で放棄してしまいがちになる。

目標の難関度が高いと、不安が生じ、自己不信に陥る可能性がある。

そうした挫折を回避するには、最初に期限を決めて、明確に数値を設定したほうがよい。

目標がぼんやりと霞んだままだと、単なる妄想で終わってしまう。

例えばダイエットをする場合なら、「痩せる」よりも「1ヶ月で3キロ減量する」といったほうがより効果的だ。

FXにチャレンジする場合でも、いきなり「1億円を稼ぐ」といった目標は現実的ではない。

それより「一日に資産の1%増額を目指す」といった具体的な目標を掲げたほうがモチベーションが継続しやすい。

ちなみに「一日に資産の1%増額を目指す」として、元本100万円を1億円まで増やすのに何年かかるのか計算すると、1年と9ヶ月後になる。

「一日に資産の5%増額を目指す」のなら、計算上はわずか4ヶ月で達成可能となる。

もちろんそうした複利の計算どおりに順調に増えるはずもなく、途中で必ずと言っていいほど壁にぶちあたってしまうものだが、するべきことを明確にし目標がブレなければ、失敗を教訓にしてそこから学ぶようになる。

目先の結果に囚われず、プロセスを重視し、目の前のトレードに集中することだけを心がける。

ゆっくりとではあっても、自分が成長していると実感できれば、着実に粘り強くゴールに向かうことができる。
[ 2016/05/01 04:49 ] 成功の法則 | TB(0) | CM(0)

勝つまで諦めないでやり続けること

「ナポレオンに絶対に負けない方法、それは戦わないことだ」

ナポレオン軍に撃破されたプロセイン首脳はそう言ったそうだ。

FXでも絶対に負けない方法は、為替市場に足を踏み入れないことだ。

いうまでもなく、投資の世界に「聖杯」はない。

そのことを象徴するようなエピソードがある。

1999年代末、当時世界最強と謳われたヘッジファンドがあった。

ソロモン・ブラザーズの債券アービトラージ部門で大きな成功を収めていたジョン・メリウェザーの発案のもとに設立されたLTCMである。

マイロン・ショールズとロバート・マートンという2人のノーベル経済学賞学者を擁し、取締役に元FRB議長のデビット・マリンズを迎えるなど、その豪華な陣容からドリームチームと称された。

ピーク時には1,300億ドルもの多額の資金を運用し、年間40%ものハイリターンを達成するなど、世界中の金融業界から羨望の眼差しで見られていたLTCMだが、1998年のロシヤ財政危機をきっかけに暗雲が垂れ込みはじめる。

最終的に46億ドルという巨額の損失を計上し、同年の10月には実質的な破綻に追い込まれてしまうのである。

市場で適正な価格で取引されていない割高な債券を売り、割安な債券を買うのがLTCMの基本戦略であり、新興国のジャンク債やロシア債を大量保有していた。

LTCMは、資金効率を高くするために20倍から30倍のレバレッジをかけており、想定外の異常な事態が起きた場合にどの程度の損失を被るのかということまで計算していなかった。

過去の市場価格変動データを分析し、ロシアが債務不履行を起こす確率は100万年に3回だと試算していたが、1998年の8月にそのありえないことが起こってしまう。

リスク回避志向の投資家はより安全な米国債等に逃れ、売り込まれたジャンク債やロシア国債が元の水準に戻ることはなかった。

さらにロシア国債の他にも流動性の低い数多くの金融商品にも手を出していたため、ポジションを解消できず損失は膨らんでいった。

破綻前のバランスシートは、1兆2500億ドル超のデリバティブ契約残高というとてつもないものだったという。

LTCMのポートフォリオを模倣していた他のヘッジファンドもやはり同様に窮地に陥った。

多くのヘッジファンドは世界各国の金融機関と100兆円単位の金融取引契約を結んでいたため、世界恐慌へも繋がりかねない深刻な打撃を市場にもたらすことになった。

そして1998年の10月8日、ついにその日がやってきた。

ナイアガラの滝のようなドル暴落が起こり、2日間でおよそ20円の幅で円高に振れるという前代未聞のセイリングクライマックスを引き起こしたのである。

全米でも選りすぐりのエリート集団であったLTCMであっても破綻が避けられなかったという事実は、マーケットの世界では確実に勝てるという法則は存在しないということを暗に示唆している。

これはなにも投資に限ったことではなく、あらゆるスポーツ、麻雀や将棋のような競技、会社経営のようなビジネスにしても共通していえることだろう。

世の中に完璧に成功するセオリーというものは存在しないのだ。

ネット上には「株で1億達成した短期投資法」とか「FXでコンスタントに月100万稼ぐ」といったあたかも必勝法であるかのような商材があふれかえっているが、そのほとんどが詐欺的な内容であり、期待どおりの結果が得られることはまずありえない。

商材を売っている業者は、実際に投資で利益をあげているのではなく、金融リテラシーのない個人投資家からお金を巻きあげていることに気が付かなければならない。

FXで絶対に勝てる手法はないが、勝つ確率を高める方法はある。

市場は性別や年齢、人種に関係なく誰に対しても平等に開かれており、無限の可能性を秘めている。

今日ではもはや機関投資家が個人投資家を上回る確固とした優位性はなく、キャリアの浅い大学生トレーダーがプロのベテラントレーダーの成績を凌駕することも決して珍しいことではない。

ただ、その勝てる確率の高い方法、技術は自分自身の努力によって手に入れるしかない。

さて、LTCMのボスであったジョン・メリウェザーのその後だが、1999年には個人の負債をすべて返済し、新たにJWMパートナーズというヘッジファンドを設立する。

しかし、2008年のリーマンショックによって再び閉鎖に追い込まれ、2010年に3度目となるJMアドバイザーを立ち上げて現在に至っている。

浮き沈みの激しいアメリカの金融業界において、その名声は今もなお健在であり、「キング・オブ・ウォールストリート」と呼ばれていたソロモン・ブラザーズ時代のカリスマ性は失われていない。

だからこそ、自ら立ち上げたファンドを何度も閉じるという失敗を繰り返しながらも、彼に投資しようとする人達が引きも切らないのだ。

マーケットの世界で成功する普遍的な原則があるとすれば、それはジョン・メリウェザーのように最後まで決して諦めないことだ。

相場から退場していく人に一番多いケースは、勝ち筋がもう少しで見えてきているのに、本人が気付かず、その辛さに耐えかねて諦めてしまうというものだ。

世の中には死ぬほど努力しても叶わない夢などいくらでもある。

オリンピックで金メダルを取るとか、世界一のピアニストになるとかは、努力以前に生まれ持った天賦の才に左右される。

だが、FX一本で飯を食えるだけのレベルになるというのは、それほどハードルが高いわけではない。

いささか暑苦しい精神論になってしまうが、勝てるようになるには最初に「勝つまでやる!」と決めてしまうことだ。

最終的に自分は必ず勝てるという信念があれば、どこまでも努力し続ける。

成功した人とそうでない人の違いは、知識や技術の不足ではなく、目的を達成しようとする強い意志をもっていたかどうかだ。

必要な知識や技術は後からついてくる。

最初は誰でも無数の過ちを犯す。

それはあたりまえのことで、失敗を気にせずトライアンドエラーを繰り返す作業が、トレーダーとしての血となり骨となる。

これが鉄板の勝ちパターンだと確信しても、次にそれがミスを誘発する原因になることもある。

巨万の富を築いたトレーダーでも、最初からスムーズに勝てていたわけではなく、ほとんどが失敗と反省の連続であったことを忘れてはならない。

人はよく「本気でやっている」、あるいは「真剣に取り組んでいる」という言葉を口にする。

しかし、納得のいかない結果しかでていないということであれば「まだ自分に本気さが足りない」ということでもある。

勝てないと諦めかけたとき、本当に限界まで努力したのか、そう自らに問うべきだ。

本気になるということは、言い換えれば自分の人生を賭けて挑戦するということでもある。

「武士は死ぬことを見つけたり」という葉隠れの言葉がある。

命を懸けて真剣に勤めるのが武士であり、FXにおいてもそのくらいの覚悟で取り組めば、必ずやあなたの望むであろう未来が待っているはずだ。
[ 2016/02/23 11:34 ] 成功の法則 | TB(0) | CM(0)

トレーダーに適性はあるか

「博才」という言葉がある。

読んで字のごとく「博打の才能」のことだが、株式投資やFXで飛びぬけた結果を残している人達は、賭け事全般に秀でており、元パチプロや元ゲーマーであったりすることが多い。

ギャンブルで勝つこととトレードで勝つことは、不確実性に満ちたゲームから利益を得ることにおいて基本的に同じなのである。

「博才」に恵まれている人がトレーダーの適性があることは疑いようがない。

しかし、生まれつき特別な才能がなくても、本人のやる気さえあれば訓練を重ねることによって相場で生計を立てていくことは決して不可能なことではない。

実際にそれを試し、成功した人達がいる。

1980年代、アメリカのシカゴにトレーダーを育成する有名なプロジェクトチームが存在していた。

チームを率いていたのは、若くして商品先物相場で巨万の富を築いた伝説のトレーダー、リチャード・デニスである。

彼は「トレーディングは生まれながらの才能よりも後天的に身に着けた技術の要素が大きい」とし、優秀なトレーダーは育成できると考えていた。

一方でパートナーであり数学者でもあるウィリアム・エックハートは、歴史上の優れた天才数学者を引き合いに出し、「トレーディングで成功するには天賦の才が必要である」との見方をしていた。

論争に終止符を打つべく、二人は投資経験のない人達にトレードのノウハウを教えて成功できるかどうか実験をすることにした。

2週間の訓練期間を設定し、それぞれ25万ドルから200万ドルの資金を与え、本格的にトレードさせたのである。

ウォールストリートジャーナルに募集広告を出し、2千人に及ぶ応募者の中から23人の若者が選ばれた。

ブラックジャックのプレイヤー、俳優、警備員、ゲームデザイナー、会計士、手品師とさまざまな様々な職業の人が残った。

デニスは東南アジアを旅行したときに見学したカメの養殖場にちなみ、生徒達を「タートルズ」と名付けた。

世界中の投資家の注目を集めたこの実験は5年後に終了した。

「タートルズ」の卒業生が獲得した収益の合計は1億7500万ドルにも及んだ。

生徒の中には、師匠であるリチャード・デニスの収益を上回るパフォーマンスをたたき出す者まで現れた。

優秀なトレーダーは生まれつきの才能ではなく、コーチングによって育てられることが証明されたのだ。

リチャード・デニスとウィリアム・エックハートは、トレーディングという技術は教えられることを学んだ一方で、トレーダーの能力と知能指数の高さには相関性はないという結論に至った。

タートルズの中にはアメリカの著名な大学を卒業し、非常に高い知能指数の持ち主もいたが、それらの生徒の成績が飛びぬけて優秀であったかといえば必ずしもそうではなかったからである。

ウィリアム・エックハートは、トレーダーの適正についてこう説明している。


「優れたトレーディングと知性はあまり相関性がないように思う。一部の並外れたトレーダーの中にはきわめて知的な人物もいるが、そうではない人もたくさんいる。並外れて知性が高いのに、トレーダーとしては最低の人がたくさんいる。平均的な知性で十分だ。そこから先は感情的な素質が重要だ」


タートルズの中でも最も若くトップクラスの成績を誇っていたカーティス・フェイスは自らの著書「タートル流投資の魔術」の中でトレーディングには4つの鉄則があると述べている。


・エッジのある取引をせよ。長期的にプラスの期待値を生むトレード戦略を見つけること。

・リスクを管理せよ。リスクを制御することで、継続的に取引ができるようにする。

・首尾一貫せよ。同じルールの取引を繰り返し遂行することで、プラスのリターンを達成する。

・シンプルであれ。シンプルな計画や発想は複雑なものより長持ちする。



カーティス・フェイスは独立後、タートルズ時代に培ったトレード技術のすべてを惜しみなく友人達に教えた。

興味深いのはその後の友人達のパフォーマンスの推移だ。

長期的に利益が見込めるタートルズのトレード戦略であったが、相場にマッチしていないケースでは当然連続で負けてしまうこともある。

順調に勝っているときはともかく、しばらく負けトレードが続いたとき、彼らはカーティス・フェイスから学んだ手法に変更を加えはじめた。

ルール上のサインに従ってエントリーしなかったり、しかるべきところでロスカットしなかったりと自分達の裁量でトレードを行ったのである。

結果として彼らは大きな損失を出してしまった。


「わたしのトレーディングに関するルールを新聞で発表したところで誰も従わないだろう。重要なのは規律と一貫性だ。ほとんど誰だって、わたしたちが教えた内容の8割がたの完成度を持つリストを作り出せる。その人たちにできないのは、ものごとが悪い方向へ進んでも、確たる自信を持ってその規則を守ることだ」


「朝、目覚めたときから、やり遂げてみせるという決意と欲求がなければならない。あいつは正気じゃないとか、必ず失敗するとか、他人の声に耳を傾ける必要はない。自分が何をどうやりたいか強い目的意識を持つことが重要なんだ」


リチャード・デニスがタートルズ時代に残した言葉である。

トレーダーとして成功するための資質は、頭の回転の速さでも、抜群の記憶力でもない。

もちろんそれが有利に働くことは間違いないが、本当に大切なのは、自分が間違っていたと気が付いたら素直に過ちを認める謙虚さがあることと、いかなる状況であろうとある一定の規律に従って忠実にトレーディングを行う強い意志を持っていることだ。

最初のうちは満足のいく成績が得られなくても、辛抱強くトレードを続けられる情熱と忍耐力が備わっていれば、最終的に大きな利益を得る可能性が高いことをタートルズの成功が物語っている。
[ 2016/02/22 18:31 ] 成功の法則 | TB(0) | CM(0)
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