ロスカット あの日の涙 虹となる

トランプ砲

トランプ氏がいきなり為替相場に口先介入してきた。

彼曰く「日本は円安誘導を何年も行っていた」そうで、とても超大国の大領領とは思えぬ発言である。

この報を受けて円買い・ドル売りが加速し、ドル円は一時、昨年11月末以来約2カ月ぶりの高値となる112円近辺まで買われた。

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ドル円30分足チャート。

まぁ去年の10月あたりまではドル円は100円前後だったわけだが、円安をここまで誘導したのは決して日本政府ではなくトランプ氏が大統領選で勝利したのが大きな要因なんだけどね。

トランプ氏のアメリカファーストの政策を実現させるとすべからくドル高になるはずだが、彼の移民排斥運動がマーケットではリスキーな行動と受けとめられ、結果的に円高に誘導されている。

雇用統計などの経済指標は発表される時間があらかじめわかっているので対処しようがあるが、トランプ砲はいつ気まぐれに炸裂するかわからない。

就任からわずか数週間しか経っていないのに、すでにブレーキの壊れたダンプカーのように暴走している。

これが後4年も続くのかと思うとげんなりするが、トレーダー目線で考えると絶好の収益機会になりうる。

トランプ政権には懸念材料が山ほどあるが、願わくば戦争を起こさないでくれと祈るばかりだ。
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[ 2017/02/02 02:29 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

ダウ史上最高値更新

ダウがついに史上初の2万ドルを突破した。

トランプ新政権への政策期待を背景にした「トランポノミクスラリー」が再加速しつつある。

個人的にはトランプの掲げる保護主義経済政策に懐疑的とはいえ、ここでダウ平均のロングポジションを持っていないことへの憤りを覚える。

1年以上前からダウはいずれ2万円を突破するだろうと予測していたからだ。

いくら予測が当たろうが、儲からなくては意味がない。

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ダウ日足チャート。

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日経平均日足チャート。

日経平均はダウとリンクせず、方向性が定まらないドル円に足を引っ張られている。東芝の株価メルトダウンも少なからず影響していると思われる。

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ドル円日足チャート。

将来の為替の値動きを予想をしてもしかたがないが、短期的にはトランプ大統領の支離滅裂な発言に翻弄されそうな1年になりそうな予感がする。

世界中で保護主義が加速すれば、最悪の場合個人投資家がトレードを規制されるという可能性もある。

世論がいくら右派的ポピュリズムに傾こうがそれに異議を唱えるのではなく、リバタリアニズムに撤して稼げるときに稼いでおくというのがトレーダーとして正しいあり方、生き残る術だと開き直っている。
[ 2017/01/25 23:59 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

終わらないトランプラリー

怒涛のトランプラリーでダウ平均が最高値を更新している。

年末には大台の2万ドル台にも迫る勢いだ。

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ダウ平均日足チャート。

トランプ氏が大統領に当選してからたったの数週間でアメリカの株価は9%近くも騰がり、今年7月の英国離脱騒ぎで沈んでいた相場の淀んだ雰囲気を一掃してしまった。

日経平均もアメリカの好地合いを受け、右肩上がりの大きな弧を描いている。

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ドル円日足チャート。

ドル円はついに115円台に突入した。

トランプ氏が打ち出している政策は「減税」、「インフラ整備の強化」、「金融規制緩和」の3つ。

それにオバマ大統領が進めてきた医療制度の改革が加わる。

市場ではどれもポジティブな材料と受け止められている。

ウォール街のトレーダーをはじめとする機関投資家達はもともとクリントン候補を支持していた。

ウォーレン・バフェット氏もその一人だが、同氏が率いるバークシャー・ハザウェイ社はここ1ヵ月で急騰している。

結果的にトランプ大領領になって最も大きな収穫を得たのは、選挙ではトランプ氏に背を向けてきた人たちというのは皮肉なものだ。

さらにバフェット氏はアメリカン航空など米航空大手3社の株式を大量に購入しているらしい。

米国市場では「バフェット・ウォッチャー」と呼ばれる個人投資家が少なからず存在しており、バフェット氏を神のように崇拝し、同じような株を買う傾向があるという。

世界一の投資家が相場の先行きに楽観的な判断を下したなら、私たちもそれについていくというスタンスだ。

バフェット氏はバリュー株を長期間保有するスタイルで知られるが、彼が現段階で買ったということは今後さらに株価が上昇する可能性があることを示唆している。

このトランプバブルは一過性のものではなく、来年へ向けたさらなる株価上昇の起爆剤となりうると予測するアナリストも多い。

「これだけ騰がったのだからそろそろ調整の暴落が来るかも」と期待した個人投資家のショートポジションの含み損が相当積みあがっており、そのロスカットがさらに上げ相場のエネルギーと化す。

逆張り癖のある自分のようなトレーダーはとくに警戒しなければならない相場が続く。
[ 2016/12/11 11:21 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

イタリアの国民投票後の値動き

先週末に行われたイタリアの国民投票。

どのような結果になっても英国のEU離脱のときのような多大な影響は相場に及ぼすことはないだろうと楽観視していたが、それなりに荒れた一日となった。

反対派が優勢とのことから早々にレンツィ首相が敗北宣言を出し、12月5日の週明けはユーロの全面安となった。

ここまでは想定内だった。

しかし、欧州市場に入ると金曜のNY終値を回復し、NY市場ではユーロが対ドルで1.0796ドル、対円で123.19円の高値を付けた。

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ユーロドル30分足チャート。

ドル円も良く動いた。

東京早朝には112円台までリスク回避的な値動きとなり、他のクロス円も全面高となった。

結果的にこの値が底値となり、絶好の押し目買いポイントになる。

NY市場に入ると114.78円まで上昇したが、ロンドンフィックスを過ぎたあたり、115円の壁を意識しはじめたところから重くなる。

その後は急速な円安トレンドに転換し、午前3時には113.16円まで円高が進んだ。

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ドル円30分足チャート。

このジェットコースターのような値動きに翻弄され、先週1週間かけてコツコツ稼いだ利益を午後9時あたりからわずか数時間ですべてはきだしてしまった。

携帯から逆指値を設定せずに取引するというあまりに拙劣な手抜きトレードだった。

したがって、この結果は受け入れるべき必然的な敗北だったのかもしれない。

大きな利益を得た後に大きく損をしやすいという悪い癖はいまだに治っていない。
[ 2016/12/06 11:58 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

根拠なき熱狂

アメリカの調査会社ビリニー・アソシエイツの計算によると、歴代の大統領のうち、選挙で勝利した日から就任日までのS&P500種指数の下落率が最も大きかったのは1期目のオバマ大統領だという。

ただし、オバマ大統領の場合は就任後に大幅な株高が進んだ。

さて今回、S&P500種指数はトランプ氏が勝利した日から3.4%上昇している。

S&P500種指数だけでなくダウ平均をはじめ、今やアメリカの株価は軒並み史上最高値を更新しようとする勢いだ。

トランプバブルの影響が顕著なのは為替相場で、11月8日の選挙開票日から極端な右肩上がりのチャートになっている。

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ドル円4時間足チャート。

先週末までの3週間のドル円の上昇率はおよそ10%と1995年以降で最大の伸び率を示している。

マーケットはトランプ大統領就任によってアメリカ経済は好景気に沸くと判断したが、このままこの株高円安相場が続くとはどうしても思えない。

トランプ大統領就任日までは堅調に推移するかもしれないが、個人的にはオバマ大統領が就任後に大幅な株高が進んだのとは逆のパターンになって、大きな調整が入りそうな予感がする。

大統領任期中のトランプ氏の傍若無人な発言や突飛な政策によって相場に激震が起こりうることは容易に想像できる。

ノーベル賞受賞の経済学者ポール・クルーグマン氏は、アメリカはドナルド・トランプ大統領のもと、前例のない腐敗した政府の時代に入ると述べており、アメリカ国民に「警戒を解くな」と警告している。

彼の警告が現実にならないことを祈るばかりだ。
[ 2016/11/29 23:20 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

押し目待ちに押し目なし

米セントルイス連銀のブラード総裁は、次期政権がインフラ支出拡大や税制改革を実施すれば、中期的に米経済成長を押し上げる可能性はあるとの見方を示した。

その期待を市場が織り込んだ結果なのだろう。

トランプ氏の米大統領当選後、ドルが買われ続け約1週間で8円近く円安が進行している。

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ドル円2時間足チヤ-ト。

人の行く裏に道あり花の山という投資格言がある。

他人とは反対のことをやった方がトレ-ディングはうまくいく場合が多いと説いているわけだが、この過熱相場で逆張りで挑むと思いきり担ぎ上げられる。

為替も株も群集心理で動く。

マ-ケットが浮かれているのなら、付和雷同の精神で流れに乗ったほうが儲かる。

FXに限らずあらゆる勝負事は“バカになって”リスクをとった者が大きく勝つようにできているのだ。
[ 2016/11/17 01:43 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

相場は常に正しい

選挙から一晩明けたら、トランプも意外と悪くないぞ派がえらい増えている。

マーケットはトランプ氏を拒否しなかった。

それどころか『手のひら返し』のごとくトランプ大統領誕生礼賛状態になっている。

人間の正常化バイアスはこれだから怖い。

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ドル円1時間足チャート。

ドル円は101円台からいっきに106円台へ急上昇。

選挙前のトランプリスクはもはやなかったも同然となった。

まさにトランプバブルだ。

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US301時間足チャート。

ダウも日経平均も見事なまでのV字回復。

インフラ投資、法人減税、規制緩和を通じて、主に製造業の生産性を上昇させるというトランプ氏の金融政策がポジティブに受け止められているとの噂がある。

とはいえ、まさかここまで戻すとは思わなかった。

このお祭りが長くは続くと思わないが、どこでショート・ポジションを取っていいのか迷う。
[ 2016/11/10 17:24 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

トランプ劇場第一幕の終幕

日本時間の午前中は80%だったクリントンの勝利確率が、開票が進むにつれてみるみる落ち、午後3時を過ぎたころには5%以下になった。

この展開はリベラル派にとっては悪夢そのものだっただろう。

トランプリスクで株安円高が進んだが、当選が確実になってからは急激なリバウンドで切り返した。

その後のトランプ氏の演説でクロス円はさらに一段高になった。

警戒されていたドル円は100円を割ることなく、想定されていたようなトランプショックは杞憂に終わった。

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ドル円10分足チヤ-ト。

トランプ氏の勝利演説は今までの挑発的な発言は影を潜め、極めてオーソドックスで無難なものだった。

同氏の掲げる移民排斥などの保護主義政策に言及することなく、米成長を加速させ、強い経済を実現させる意志を示した。

過激で逸脱したキャラクターで売っていた彼が少しでもマトモな受け答えをすれば、それだけでポジティブ材料と受け止められているのではないか。

今日の株価や為替の動きをみているとそう感じる。

ドル円は一時101.20円まで急落したが、午前0時を回る頃には104円台まで回復した。

この急激なギャップアップで午前中に得た利益のほぼ大半を溶かしてしまった。

とりあえずアメリカ大統領選挙に振り回される相場は終わった。

明日からまたマ-ケットは新しい材料探しが始まる。
[ 2016/11/09 22:12 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)

トランプリスク

S&P500指数が9日連続安になっている。

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S&P500指数2時間足チャート。

これは1980年以来、36年振りのことらしい。

株も為替もリスクオフに傾いている。

クリントン氏のメール問題が再浮上し、マーケットはあからさまに11月8日の米大統領選を警戒している。

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ドル円2時間足チャート。

大統領選挙直前の3ヵ月間でマーケットが上昇トレンドであれば現職大統領の所属する政党の候補が勝ち、下降トレンドであれば負けるというジンクスがあるそうだ。

1945年以来、下げ相場で現職大統領の所属する政党の候補が勝ったケースは、僅か1回しかない。

現在の支持率はクリントンが46.6%、トランプが45.0%と拮抗している。

クリントン候補が大統領選を制した場合、FRBによる12月利上げを織り込む動きになるとの見方が多い。

つまりリスクオンに傾き、株が買われ、ドルは急上昇する可能性があるということ。

しかし、万が一トランプが当選したら、マーケットは未曽有の大暴落が起こり、ドル円は一直線に99円台に突入するという予測をするアナリストは少なくない。

トランプは大嫌いだが、ショートポジションで大きな利益を得たいがためにトランプが当選することを望んでいるリバタリアンなトレーダーもいるだろう。

過去にここまで相場に影響を与えた大統領選挙があっただろうか。

トランプとヒラリーの滑稽な誹謗中傷のやりとりを見ていると2人ともとてもアメリカの大統領になるべき素質を備えているとは思えず、できればオバマに継続してもらいたいと感じているアメリカ国民も多そうだ。
[ 2016/11/06 05:39 ] チャート分析 | TB(0) | CM(2)

クリントン・ショック

週末、引けにかけてドルが主要通貨に対し大きく売られた。

FBIがヒラリー・クリントン大統領候補のメール問題の捜査を再開すると明らかにしたことで、リスク回避の流れが加速し、対ドルでは円高に振れた。

日経平均、NYダウはマイナス圏に突入し、原油も急落した。

今回のアメリカ大統領選挙は欧米のマスコミに史上最悪と揶揄されているが、それだけに世界の市場に与える影響力も無視できないものになっている。

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ドル円15分足チャート。

クリントン勝利なら安堵感からドルが買われるかもしれないが、万が一トランプがアメリカ大統領に就任しようものならEU離脱ショック以上にリスクオンに傾くことが予想される。

いずれにしてもマーケットが大きく動き出すのは選挙結果が明らかになってからということになりそうだ。
[ 2016/10/30 01:29 ] チャート分析 | TB(0) | CM(0)
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