ロスカット あの日の涙 虹となる

トレーディングは諦めが肝心

「諦めなければ必ず夢は叶う」、「成功するには成功するまで諦めないことだ」、「奇跡は諦めない人にだけ起こる」、などなど、世間では『諦めないこと』が美徳とされている。

しかし、世の中には、あきらめた方がいいものとそうでないものがある。

FXや株が自分に向いていないと思ったら、潔く諦めた方が得策だ。

ダラダラと続けても貴重な時間と金を浪費してしまう。

さっさと気持ちを切り替えて、もっと自分に向いている仕事なり趣味に時間を使ったほうがはるかに建設的だ。

向いていないことを無理やりやって成功を手にできるほど、この世界は甘くない。

「諦める」という言葉は、どうしてもネガティブなイメージがあるが、語源をたどれば『物事を明らか(あきらか)にする』、『思いを断つ』といった仏教の悟りに近いところから発生している言葉らしい。

「あきらめる」とは、「諦める」という意味の他に「明らめる」という意味もあるのだ。

もし、目標としているゴールに対して「諦めよう」という気持ちが生じたときは、そのゴールが本当に正しいのか、自分の望んでいる夢なのか、しっかり確認したほうがいいかもしれない。

その人にとって、そのゴールが本当に正しいものであったなら、すぐに諦める気持ちにはならないはずだ。

たとえ一時的に挫折し、「あきらめよう」と思ったとしても、いずれ再び挑戦しようという気持ちが必ず生まれる。

「どんな困難な壁が立ちはだかろうと、本気で実現したい」と思っていたなら、人は簡単に諦めたりしない。

つまり、何かを「あきらめよう」と思ったときは、要らないものを捨て、大切なものを見極めるチャンスなのだ。

トレーダーにとって、あきらめるということは退場しないためのスキルのひとつでもある。

トレーディングという作業にはミスがつきもので、ミスが発生したら、素直にそれを認め、素早く損切ることがセオリーとされる。

そこで一番やってはいけないことは利益がでるまで含み損を耐え続けることだ。

たった一つのミスでも放置おけば、壊滅的な損失につながるケースが多いことは、相場を張っているものなら誰しもが経験している。

潔く勝負を諦めることが次の勝ちに繋がるということ。

ミスをしても、いい意味で「諦める」ことができたなら、含み損が発生してもイライラしないですむ。
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[ 2018/02/18 10:15 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

あなたの損失がFX業者の利益になる

日本の場合、相対取引のFX業者が多く、顧客の注文が必ずしも、世界の為替市場という大きなマーケットに直接アクセスして取引しているわけではない。

一度注文を受けたFX業者はダイレクトにインターバンク市場には流さず、同量の売りと買いの注文があれば、顧客同士の注文をぶつけて相殺するケースもある。

これを”のんでいる”と表現し、業界用語でマリーと呼ばれる。

顧客の注文を取り付け、その注文をカバーしないのであれば、インターバンクの注文コストがゼロになるため、スプレッドや手数料はまるまるFX業者の利益になる。

競馬のようなギャンブルに例えるならば、客に頼まれた馬券を買わずに予想が当たったら自腹で払って、当たらなかったらそのまま自分のふところに入れてしまうということ。

ノミ行為が暗黙の了解として横行しているといったらいいすぎかもしれないが、仕組みとしては、顧客の注文を“のむ”ことによって、一部のFX業者はトレーダーが負ければ負けるほど儲かるということになる。

悪質な業者になると、相場が激しく動く指標時には約定力をあえて低く設定し、スリッページが起こりやすい状態を作って負けやすくしているという噂もある。

スプレッドの狭さを売りにしているFX業者にとって、エッジを持ったスキャルピングを駆使する勝ち組トレーダーは厄介な存在でしかない。

FX業者がインターバンク市場へオーダーを再発注する際、、秒速スキャルピングだとそのカバーディールが追いつかず、トレーダーの利益はそのままFX業者の負担になってしまう。

かっては勝ち組トレーダーの口座凍結ラッシュが相次いだが、FX業者からいわせれば利益にならない客などいらないということなのだろう。

ただ同じスキャルピングでも枚数が少なかったり、儲かっていなかったら放置される。

パチンコ店が負け組を囲い、常勝のプロを出入り禁止にするのと同じ理屈だ。

株式では、東京証券取引所などで、各株式の買い注文と売り注文をつきあわせてレートを決める。

そのため、どの証券会社でも基本的にレートは同じだ。

株式を扱う証券会社の場合、トレーダーが取引すればするほど手数料が儲かり、顧客の利益が証券会社の利益になるという両者の利害関係が一致している。

ところがFX業者の場合、顧客に提示するレートが不透明なうえ、顧客の損失が会社の利益という釈然としない利害関係が一方的に成立してしまっている。

それがビジネスといってしまえばそれまでだが、FXトレーダーは相場だけでなく、FX業者とも戦っているのだと認識しておかなければならない。

最近の仮想通貨の業者もFX業者と同じようなシステムを採用していると思って間違いない。

コインチェックという会社はそれで大儲けしていたという噂もある。

顧客のお金が返せないのは、”のんでいた”という可能性を否定できない。

以上の点からも、我々ユーザーにとって、業者選びがとても重要なポイントになってくる。

約定力、ツールの使いやすさ、信託保全の有無など、総合的に判断して慎重に選ばなければならない。
[ 2018/02/11 02:50 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

投資の神様の名言

現在、投資の世界で最も成功している人物として、アメリカ人の投資家ウォーレン・バフェットであることに異論を唱える人はいないだろう。

バフェットの投資哲学は一貫している。

“投資家自身がその事業の何たるかを理解していると信じ、かつその経営陣を完全に信頼することのできる企業にまとまった額の投資をすること”である。

彼はマーケットで割安に放置されている優良企業を長期保有する、いわゆる徹底したバイ・アンド・ボールドによって巨万の富を築き、ついに2007年にビルゲイツを抜き世界一の富豪となった。

バフェットはその存在自体が神話であり、生きた伝説であり、まさにアメリカンドリームを体現したような投資家であると思う。

ある日、パークシャー・ハサウェーの株主総会にて、「最大の成功と最大の失敗はなんですか?」と学生たちが質問した。

株を買いそこねた話はせず、ヴァフェットはこういった。


「だいたいにおいて、私ぐらいの年齢になると、愛してほしいと思っている人間のうちどれほどの人間にじっさいに愛してもらっているかどうかが、人生の成功の度合いをほんとうに測る物差しになる。

大金持ちというのはいっぱいいて、労をねぎらう晩餐会をひらいてもらったり、著名な会員制のメンバーに名を列ねたりする。

しかし、世界中の誰にも愛されていないというのがほんとうのところだ。

私くらいの年齢になって、だれにもよく思われていなかったら、銀行の貯金がいくら莫大でも、人生は大失敗だ。

そのことは自分が人生をどう生きてきたかの究極のテストなんだ。

セックスは金で買える。

あいにく愛は金では買えない。

労をねぎらう晩餐会も金で買える。

どれほどすばらしい人物かを書いたパンフレットは金で作れる。

だが、愛を得るには愛される人間でなければならない。

金持ちは口惜しいだろうね。

小切手さえ書けばいいと思っているから。

100万ドル分の愛を買いたいと。

だが、そういうわけにはいかない。

愛はあたえればあたえるほどもらえるものなんだ」



これ、世界一の富豪になったバフェットだからこそ説得力があるんだよね。

他の大金持ちと一線を画する彼ならではの矜持が感じられる。

自分の人生のレールを踏み外さないように今一度そのアドバイスに耳を傾けたい。
[ 2018/02/06 08:41 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

トロールに餌をやるな

ツイッターやフェイスブックなどのSNS、あるいはブログなどで、わけのわからない絡み方をしてくる人達が必ずいる。

とくに投資家は一般庶民と比べてリッチなので、嫉妬の対象にされやすい。

まず原則として、この手の人達とはまともに相手をしないほうがいい。

なぜなら、反応すること自体が彼らへの「報酬」になるから。 

英語で“Don't feed the trolls”という言葉がある。

つまり、「トロールに餌をやるな」ということ。

“Troll”とは、ネットで他人に対して誹謗中傷する人のことを指す。

もともと“Troll”は北欧の昔話に登場する妖精のことで、ハリー・ポッターにもでてくる。

“Troll”には他に漁業の手法である「流し釣り、トロール漁」の意味もあり、英語圏では俗語としてネットにおける「釣り投稿、荒らし」を表すときにも使う。

この釣りの“Troll”を同音異義語の北欧の妖精トロールとかけて、“Don't feed the trolls”。

“feed”は、文字どうり「エサ」なので「トロールに餌をやるな」 ⇒ 「奴らの釣りに対してマジレスするな」ということなのである。

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わざわざ連中のレベルに合わせてネット上で意見を交えることは、まさに「餌」をバラまく行為であり、不毛な議論に延々と付き合わされることになる。

間違っても論破しようなどと思ってはいけない。

彼らの相手をすることは徒労そのものであり、人生の貴重な時間をそこに費やすのはバカげている。

エンターテイメントとしてあえて炎上させるという時間つぶし的な遊び方もあるが、そうでなければネット上の理不尽な挑発は毅然とした態度でスルーするに限る。
[ 2018/01/24 22:13 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

株の神様からの御神託

今年の10月、世界で最も成功している投資家として知られるウォーレン・バフェットが、個人的な遺産の9割をS&P500のインデックスファンド、1割を米国短期国債で運用し、妻に残すことを決めたのだという。

また彼は100年後のダウ平均について、現在の約2万3千ドルから100万ドル超になると予想している。

数字だけみたらありえないと思ってしまいかねないが、この試算は複利年率約3.8%の上昇にすぎない。

過去のアメリカ株の長期リターンは複利年率約7%であり、この計算で未来の株価に当てはめてみると100年後のダウ平均はおよそ1933万ドルになる。

バフェットは極めて控え目な数字を言ったに過ぎないことがわかる。

彼は反論する意見に対してこう述べる。


「米国についての悲観的な発言を耳にするたびに、私は彼らが狂っていると考えています」


バフェットの言葉を鵜呑みにすれば、米国のインデックス・ファンドを仕込んどけばタイミングに関係なく誰でも資産を増やせるということになる。

100年後の株価など想像もつかない。

おそらく世界秩序は今とは大きく様変わりしているだろうし、アメリカや日本が国家として存在しているかどうかもわからない。

だが、万が一第3次世界大戦のような未曾有の有事が起きようとも、株式マーケットがこの世から消えてなくなることは考えにくい。

既存の経済システムに革命が起きても、いくら人工知能が発達しても、人々の欲望がある限り、資本主義社会の根幹である市場は存続するだろう。

バフェットは成功の秘訣についてこう語る。


「辛抱強さ」や「冷静さ」は知能指数よりも重要かもしれないと、私は思っています。


もし彼の楽観的な未来の予想が当たっていたとしても、彼のように「辛抱強く」「冷静」にバイアンドホールドで資産を築ける人は少数派に違いない。

大多数の人は株や為替の指数の乱高下に狂喜乱舞し、冷静さを失い、淘汰され、市場の肥やしになってしまう。

それでも右や左もわからない初心者がFXやビットコインのような仮想通貨に手を出すよりは、バフェットのように黙ってインデックス・ファンドに投資したほうが、資金を溶かさないという意味ではるかに安全という気がしないでもない。

昨今のようなダウの強さを目撃するとなおさらそう思う。
[ 2017/11/08 10:31 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

意志あるところに道は開ける

1922年にアインシュタインが東京の帝国ホテルに滞在した際、メッセージを届けに来た日本人の配達人にチップ代わりに渡した2枚の手書きメモが公開された。

今年の10月22日、エルサレムでオークションにかけられ、それぞれ手数料と合わせて156万ドル、24万ドルで落札されたという。

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156万ドルで落札されたメモは帝国ホテルの便箋に「静かで節度のある生活は、絶え間ない不安に襲われながら成功を追い求めるよりも多くの喜びをもたらしてくれる」と明記されていた。

もう1枚のメモには「意志あるところに道は開ける」と書かれていた。

どちらもトレーダーの心の琴線に触れる言葉である。

配達人の親族が明かしたエピソードがある。

ドイツ語で記された2枚の手書きメモについて、アインシュタインは配達人に「あなたが幸運なら、これらの紙は通常のチップよりずっと価値があるものになるだろう」と語ったという。

しかし、100年近く経って、まさかメモに1億円以上の価値が付くとは配達人もアインシュタインも想像だにしていなかっただろう。
[ 2017/10/25 13:55 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

人の目を出し抜く市場の賢者たち

カリスマトレーダー、経済評論家、アナリストやストラテジストなど、相場の予測を語る人は少なくない。

ただし、あくまでも他人の書いたシナリオである。

事実かどうかは別にして、多くの市場関係者はそれぞれの利害を背景にした発言をすることが多い。

19世紀、ロスチャイルド家のネイサンは、ワーテルローの戦いでナポレオンが敗れるのを確認してから、「ナポレオンが勝ってイギリスが負けた」と嘘のニュースを流した。

他の投資家達はそのデマを信じて、英国債を我先にと売り始め、最終的に大暴落した。

ネイサンは、紙クズ同然となった英国債を買いまくった。

翌日、イギリス勝利の情報とともに英国債は暴騰した。

ネイサンは当時としては天文学的な数字であるおよそ100万ポンドの利益を獲得し、この日の儲けだけで財産が2500倍に増えたと言われている。

このエピソードは後に「連合軍はワーテルローの戦いに勝ったが、実際に勝ったのはロスチャイルドだった」といわれるようになった。

これ以降、ロスチャイルド家はヨーロッパの金融業界で盤石の地位を築くことになる。

マーケットはまさに生き馬の目を抜く世界。

ネイサンのように儲けるためなら他人の目を欺くことなど朝飯前の人間が犇めいている。

評論家の見通しを鵜吞みにしたり、ヘッジファンドのポジショントークに踊らされていると、それこそ連中の餌食になってしまう。

中国の「菜根譚」にこんな文章がある。


鷹の立つや、睡るが如く、虎の行くや病むに似たり。まさにこれ、かれの人を攫(つか)み、人を噬(か)む手段のところなり。 故に君子は、聡明を露わさず、才華を逞しくせざるを要す。 わずかに肩鴻任鉅(けんこうにんきょ)の力量あり。


鷹が木に止まる姿はあたかも眠るようであり、虎の動きはあたかも病んでいるように見える。

しかし、そのように相手を油断させておいて、鷹や虎は獲物を襲うのである。

野生の世界もマーケットの世界も、生き抜くために相手を欺くことはあたりまえに行われている。

誰が仕掛けているのか。

誰が一番得をするのか。

想像力を働かせて、じっくりと策を練る。

莫大な資金力を持つヘッジファンドが鷹や虎だとするなら、我々個人投資家はさしずめ死肉を漁るハイエナだろうか。

サバイバルゲームで生き残る為には、神経質なくらい臆病なほうがいい。
[ 2017/04/21 05:19 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

金融の世界の絶対的ルール

金融の世界では「高いリターンを望むなら、それに応じた高いリスクを負わなければならない」というのが絶対のルールとして存在する。

例外はない。

大きく儲けようと思ったら、それだけお金を失う可能性もあるということだ。

もし誰かから「低リスクで高リターンの金融商品がありますよ」と持ちかけられたら、それは詐欺まがいのものだと疑ってみたほうがいい。

お金にお金を稼がせようなどと甘い考えで投資を始めると、まず間違いなく損をする。

金融の世界イコール確率的な数学の世界であり、そこに幻想を抱いてはいけない。

つまり、高いリスクをとったからといって、必ずしも高いリターンが得られるとは限らない。

正しくは「高いリスクを取れば、高いリターンが得られる可能性がある」に過ぎない。

FXのような高リスクの金融商品は、株や投資信託と違って高いレバレッジをかけられるだけあって、慣れないシロートが手を出せばかなり高い確率で損失を被ることになる。

しつこいようだが、金融の世界には「低リスク・高リターン」の美味しい話は皆無と思っておいたほうがいい。

どこかに美味しい儲け話があると信じやすい人が、詐欺師にひっかかったり、ネットのバカ高い商材を買ってしまう。

もちろん最初からギャンブル的な感覚で勝負して、運よく勝つこともある。

しかし、そんなラッキーなことは長く続くはずがない。

ある証券会社の調査では、FXを始めて1年以内に口座の資金の全額を失ってしまう投資家が全体の半分近くを占めるらしい。

ウォーレン・バフェットがいうように「市場は右も左もわからぬ者を許さない」という法則があるのだ。

安定して勝てるようになるには、確率的に不利な条件をひとつずつ潰していくというプロセスが重要になってくる。

勝つ確率を1%でも多く自分の方に引き寄せるには、地道な検証作業とそれにともなう長い時間が必要で、それが出来てようやくリスクに見合ったリターンが期待できる。

楽をして稼ごうとしたり、宝くじのように一攫千金を狙おうとしているのなら、相場に関わらない方が無難だろう。
[ 2017/04/20 03:53 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

マーケットで戦う前にしなくてはいけない準備

トレーディングで成功しやすい心理状態というのは、損益のパフォーマンスに対して一喜一憂しないことだ。

儲かれば当然嬉しいし、損失が生じれば不快な気分になる。

だが、そうした感情に左右されることは自分のトレーディングプランが盤石ではないということでもある。

常勝トレーダーはリアルマネーでトレーディングを行うまえにバックテストなどですでに自分の手法の優位性をある程度把握しているので、短期的な収支のブレを気にしない。

運に支配されている勝負を確率的優位性のある領域に持ち込んでトレーディングすることで、損益に対して余計な感情が介入することを妨げているのだ。

自分の手法の優位性を市場で検証し、実際に長期的に利益がでると確認するまでは、決して大きな金額でトレーディングを開始してはいけない。

自分の行うことを100%理解しておかないと、気持ち的に優柔不断になり、イチかバチかのギャンブルに近いトレードになる。

つまり、安定して勝ち続ける精神状態とは全く逆の状態に陥る。

トレーディングに娯楽的要素を求めてはいけない。

あくまでもビジネスであり、ルールに従って淡々と取引するストイックで強い意志が求められる。

多くの初心者は統計的なデータを取らず、不確定要素を取り除かないまま、衝動的にトレーディングを始めてしまう。

勝てば天国、負ければ地獄。

スリルや興奮を得るためなら、FXや株取引はカジノやパチンコを凌ぐ最高のギャンブルになりうる。

だが、ワクワクドキドキしている時点でもうすでにビジネスとはかけ離れてしまっている。

恒常的に利益を出し続ける作業は退屈かもしれない。

ロボットのようにチャートに示された売買ポイントに従ってエントリーし、期待値がプラスであるストラテジーを日々淡々と繰り返すだけだからだ。

最初に描いたシナリオが崩れ想定外の損失が生じたらいかなる理由があろうとしかるべきところで躊躇なく損切る。

それが難なくできるようになってようやくコンピューターによる自動売買が蔓延っている市場で互角に戦う準備が整うということ。

感情のコントロールができないトレーダーは遅かれ早かれ例外なく退場していく運命にある。
[ 2017/03/06 04:19 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)

認知バイアスの罠

含み損のあるポジションを損切りをしないまま放置して、たまたま含み益になった。

次も同じように値動きが戻るだろうと考え、逆指値をハズしてほったらかしにする。

そのようなことを繰り返して長期的に勝ち続けるようなことはありえない。

このように何の根拠もないでたらめなトレードをしても、結果として大儲けしてしまうケースは珍しくない。

しかしそれは、目隠しをしてダーツをしてたまたま当たったのと同じであり、単純に運がよかっただけにすぎない。

恐ろしいのは、それを偶然と考えず自分の手法が機能したと考えてしまうことだ。

人は自分の都合のいいように考えやすい傾向にある。

このような罠を避けるには、市場や取引する時間を変えて何度も検証するしかない。

条件を変えたとたんに機能しなくなるケースもあるが、ただちに別の手法に変えるものよくない。

さほど統計的な優位性が高くない手法であっても、一貫して使い続ければある程度の収益を獲得する可能性があるからだ。

手法の信頼性を高めるには、徹底的にフォワードテストを試すしかない。

期待値がプラスの手法でもドローダウンは必ずやってくる。

その損失の大きさや負けトレードの頻度をあらかじめ把握おくことで、損失を出したときに感じるストレスを緩和することができる。
[ 2017/03/03 15:28 ] 教訓 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき