ロスカット あの日の涙 虹となる

白昼夢

BNF氏の住んでいるマンションへ遊びに行き、トレーディングのコーチをしてもらうという夢を見た。

彼は事務所のような部屋でトレードをしていて、始めて遭ったにもかかわらず、やたらとフレンドリーだった。

いろいろなテクニックをレクチャーしてもらったのだが、詳細はほとんど忘れてしまった。

あまりにもリアルなので、目が覚めた直後、現実か夢なのかしばらく混乱していた。

こういうのを白昼夢というんだろう。
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[ 2018/02/21 08:23 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

チェンマイ移住計画

トレード稼業は、ネット環境さえ整備されていれば世界中どこでも定住が可能だ。

東京のような大都会と地方の人口の少ない田舎なら、土地代や生活費など、当然のように価格差が生じる。

つまり、生活コストの安い田舎に住んだ方がかなり得だということ。

中国や東南アジアなどの物価の安い国に住めば、収入はそのままで生活コストは日本のおよそ半分以下になる。

しかも、税制面で優遇されるメリットもある。

こうした生活スタイルはすでに世界の潮流になっていて、実際にバンコクやシンガポールには終の棲家として定住している日本人投資家が少なくない。

ネット環境が整備され、外人向けのレストランが充実し、なおかつ物価が安いという都市はたくさんあるが、その中で最も住みやすいとの国際的評価を得ているのがタイの北部の都市「チェンマイ」だ。

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将来、もし海外に長期滞在する機会があれば、1年ぐらい住んでみてもいいかなと考えている。
[ 2018/02/18 03:18 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

仮想通貨の世界に寄生している詐欺師たち

いつの時代も騙す人たちがいて、それにひっかかる人たちがいる。

投資で楽をしてお金を稼ぎたいって夢見る素人と、彼らをカモにして金儲けしようとする人。

詐欺師と詐欺師に騙される人、その需要と供給だけで成り立っている世界がある。

リアルで相場で勝ってる人たちがいるマーケットとはまったく別のところに、不毛なマーケットが存在しているのだ。

リアルな勝ち組トレーダーたちはこのような世界には興味もないし、積極的にかかわらろうとしないだろう。

投資家が素人を騙す商材屋をたいして敵視しないのは、 自分達のいる世界とは別の世界でやり取りされている出来事だから。

商材屋にダマされお金をむしり取られる人たちの中には、どのみち相場で勝つことなんて無理と悟り、自分達も新たに商材屋になり素人相手に金をむしり続ける。

狡猾な商材屋は過去に自分も同じような商材屋に騙された痛い経験があるに違いない。

繰り返される負の連鎖。

これも市場原理のひとつの側面であり、仕方がないのかもしれない。

昨今の仮想通貨ブームも、ファイナンシャルリテラシーの低い貧困層をターゲットにしているように思う。

仮想通貨取引所そのものが怪しいところが多すぎる。

ユーザーの利益を追求してより良いプロダクトを作っていくより、情弱から金をむしり取るビジネスモデルのほうが儲かってしまうのだ。

たとえば政府公認の宝くじもその部類に入る。

TVでCMをバンバン流し、消費者の射幸心を刺激し、当たる確率の極めて少ない金融商品を売っている。

不毛で残酷な世界だが、そのような罠に引っかからないようにするのも現代社会を生き延びる処世術のひとつだろう。
[ 2018/02/10 15:04 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

ナショナリズムとヘイトスピーチ

ナショナリズムは貧困の思想だといったのは、ポール・クルーグマンだったか、ハイエクだったか忘れた。

最近では投資家の瀧本哲史氏が自らの著作「君にともだちはいらない」で、「ナショナリズムに固執する人は、貧しい人が少なくなく、ほとんどの社会の中で底辺に属している」と書いている。

たしかに、フェイスブックやツイッターで韓国や中国を誹謗中傷するようなヘイトスピーチを繰り返す人、いわゆるネット右翼と呼ばれる人たちはほぼ年収300万以下という統計データがあるようだ。


「お前ら、そんな暇あったら将来の生活のために、経済や投資の勉強でもしてリッチになれよ!」



ヘイトスピーチを繰り返す貧困層にはそんなメッセージを送りたい。

どの国にもいつの時代にも排外主義者やレイシストは一定数の数で存在する。

今日の日本で靖国問題や尖閣問題がクローズアップされるのは、やはり日本の経済が低迷しているのと無関係ではないだろう。

日本が高度成長期の真っただ中のときは中国と韓国との関係は良好だった。

社会の不寛容さは、経済問題と水面下で繫がっている。

過去の多くの国際間の戦争の遠因は自国の経済の悪化を打破するために遂行された。

日本経済が回復すれば隣国との軋轢も自然と解消されるのではないかと考えていたが、残念ながらそれは当分先のことになりそうだ。

ドナルド・トランプがアメリカの大統領になって以降、人類が人類を滅ぼす確率は確実に高まっている気がする。
[ 2018/02/10 05:29 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

保身に走る人

今、日本の若者のあいだでは公務員が人気らしいね。

社会のために奉仕をしたいから公務員を目指すのではなく、自分の地位が安定して、一生食べるのに困らなそうだからというのがその理由らしい。

特別年金目的で議員の職にしがみついている政治家も多そうだ。

そんな不純な動機で役人になられたら、税金を払う身にとってはたまったものではないが、つまりそれだけ不況であり、社会全体が保身に傾いているといえそうだ。

保身は気分を凹ませる。

ある人の行動をみていて、「あれはちょっと腑におちないよなぁ」と思うような所作というものは、後から「あぁ、あれはあの人の保身行為だったんだ」と思うと納得できることが多い。

保身に走る人間に輝きはないのだ。

トレーダーは保身とは真逆のリスクを背負ってなんぼの仕事だ。

なんの保証もないという点では、カタギの仕事ではない。

稼げなくなれば退場を余儀なくされる完全実力主義の世界。

自分の持てる力を総動員しても、必ず勝てるとは限らない。

明日生き残っているかどうかもわからず、人生ゲーム的なスリルと常に背中合わせでもある。

だが、リスクを引き受け、自分の好きなことをやっている人は気持ちがいい。

独立してなにかにチャレンジしようとする人間は、職業を問わずポジティブな輝きを放っている。

ある人の行動をみていて、「ちょっと粋だよね」と思うような所作というものは、後から「あぁ、あれはあの人の素の性格から自然とできる行為だったんだ」と思うとなんだか嬉しくなる。
[ 2018/02/10 04:17 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

貧困層をターゲットにしたビジネス

テレビメディアにおける業界人の本音が興味深い。

ビートたけし

「情報ってだれが出してるんだってことですよ。 広告代理店はじめ、いろんなところが、次はここに行かないといけないとか、流れをつくっていくわけですよ。 それにみんな家畜のように、檻(おり)から檻へと動かされている。その構図が格差を生んでいるのに気づいていない。 今の日本って、品がいいとか悪いとか言わなくなったね。 どうしてこう下品になったか。 貧乏を貧乏の中に封じ込めて、その中で金を回すという商売が多すぎるんだよ。」


土屋敏男(TVプロデューサー)

「実は、ぼくら地上波のテレビをやっている人たちは、視聴者を信じていないんですよ。 見ている人のことを、かなりモノがわからない人だと想定して、その人たちにどう見せるかと工夫しているんです。 ものすごく悪い言い方をすると、もう『どうせ馬鹿が見ているんだ』と、みんな絶対にクチには出さないけれども、どこかの所ではみんながそう思っているようなフシがありますね。」

池田信夫(元NHK)

「 私がNHKに勤務していたころ教わったのは、『典型的な視聴者は、50歳の専業主婦で高卒だと思え』ということだった。 たぶん民放はもっと低く設定しているだろう。それが市場メカニズムでは正解である。 1億人の知的水準の平均値は、想像もできないぐらい低いのだ。」

堀江貴文

「みんなが思考停止に陥ってるからこそテレビはやるわけですよね。ある意味、思考停止ビジネスというか。最近よく貧困ビジネスっていうのがあるじゃないですか。 例えば消費者金融の過払い金の差し戻しの請求訴訟で弁護士業界が儲かってたりとか、モバイルゲームでGREEとかディー・エヌ・エーという会社が儲かってたりとか。 今はそういった所謂貧困層で暇な人達を相手にしてるビジネスが凄く流行っていて、でもその人達って意外と思考停止になっていて、自分達が搾取されていることに気付いてない。 気付いてない事をいい事にそれをターゲットにして、またビジネスを展開してるというのが今の現状ですよね。 今、モバイルゲーム、弁護士業界がTVスポンサーのトップ1,2なわけですよ。その前は消費者金融だったでしょ。その前はパチンコ。これ全部貧困ビジネスなんですよ。 貧困層をターゲットにしたスポンサーがいて、そういった番組を視聴率を上げて見せて、思考停止の人たちを量産していってるという状況なんですよね。」


TVではあいかわらず相撲のニュースを垂れ流しているが、彼ら業界人のコメントを読めばその理由も「推して知るべし」だろう。

つまり、貧困層で暇な人たちを相手にどうでもいいコンテンツを展開しているということ。

そのほうが視聴率を稼げるからだ。

最近話題になっている「仮想通貨ブーム」も同じ層をターゲットにしている。

楽をして人生一発逆転を狙いたいと思っている人たちは、詐欺まがいの仮想通貨業者の美味しい誘い文句に弱い。

もちろん初期の頃のFXブームだってそうだ。

そのなかのほんのわずかな人たちだけが億万長者になっている。

だが、本当に賢い人はFXなどの危険な香りのする投資ゲームには最初から参加しない。

くりかえすけど、世間で簡単に儲かると宣伝している金融商品はほぼすべてがファイナンシャルリテラシーの低い貧困層をターゲットにしていると思って間違いない。

自分がFXに手を染めたのもその貧困層の中の一人だったからだ。
[ 2018/02/08 19:07 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

ヴァーチャルトレーダーを見抜く方法

世間では、よく株やFXで得た利益は不労収入っていわれるけど、大きな誤解というかとんでもないよね。

職業に貴賎なしじゃないけど、専業でもリーマンでも、どちらも自分が食っていくための仕事であることには変わりがない。

僕なんてもともと地頭が悪いうえにセンスもないから、毎日はき気を催すほどのプレッシャーの連続なんだよね。

結局、それを克服するためには、仕事でしか返すことができない。

利益をあげ続けるしかないんだよ。

ホント、社会に出ても、自宅でトレードしてても、リアルで残酷な世界で生きていることには変わりがないんだよな。

生まれながらの天才トレーダーなんて一部の例外を除いて存在しない。

相場はちょっとでも油断するととたんに牙を抜いてくるから、常に慎重にならざるをえない。

実際に多くの辣腕トレーダーさんと接してみて感じるのは、勝っている人ほど謙虚であるということ。

他の人がバーチャかどうかなんてどーもでいいけど、上から目線で他のトレーダーさんに講釈をたれる人はちょっと疑ってみたほうがいいかもね。

やたらと自分は勝っていると自慢している人も要注意。

「FXは簡単だよ」と発言した時点でほぼ99%ヴァーチャルトレーダー確定だよ。

実際は取引しておらず、本人が妄想に走っているか、あるいは商材屋であるという可能性が高い。


「ウンコをウンコと見抜けない時点でウンコ」


昔から親しくさせてもらっているトレ-ダ-さんのセリフだけど、過酷なマーケットを生き残る為に偽トレーダーを見破るのも必要な能力だよね。

至言だと思いますw
[ 2018/02/08 18:53 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

江戸時代の為替事情

経済学者の岩井克人さん曰く、江戸時代の日本は統一通貨がなく、地域ごとに異なる通貨が流通していたそうだ。

藩ごとの藩札、共通通貨の江戸の金、大阪の銀が混在していて、こうした複数の通貨の両替を生業とする人たちが存在したらしい。

徳川吉宗の時代には銀が高騰、関西からの物資が十分に入ってこなくなり、大岡越前守が為替屋を奉行所に呼び出し、銀の価格を下げろと命令したとか。

今でいう為替介入ですな。


『金銀の為替相場は市場によって決まります。いかにお奉行所の命令でも、自分達が市場に介入して人為的に変えることは出来ません』


為替商たちはお上に訴えたそうだ。

300年前にもわが国で市場自由放任主義、フリードマン支持派がいたのであるw

しかし、大岡越守は強引に銀の価格を下げさせたため、市場は大混乱に陥ったとか。

今も昔も同じようなことをやっている。

江戸時代まで、人々は自分の住んでいる藩に縛りつけられていた。

明治政府は、通貨統一と相前後して、ようやく人々の移動の自由を認めるようになった。

当時と比べたら世界はとてつもなく広くなった。

だけども、経済の混乱は避けて通れず、いつの世もセイリングクライマックスは定期的に訪れる。

人間の本質なんてそんなに変わらないものなのかもしれない。
[ 2018/02/07 03:38 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

平均への回帰

かなり昔のダイアモンドZAIにBNF氏とCIS氏の対談が載っていた。

名実とともに日本でもトップクラスのトレーダー二人の対談は、とても読み応えのある内容だったと記憶している。

中でも印象に残ったのは、CIS氏がBNF氏のことを天才だと持ち上げていたのに対して、BNF氏は自分が成功したのは“間違ったトレード”をしていたからだと答えていたこと。

200億稼いだにもかかわらず自らのトレードスタイルをリスクを取りすぎていたと冷静に分析しているところはさすがBNF氏、彼の辞書には慢心という言葉はない。

このような客観的なスタンスで相場に臨んでいるからこそ、あれだけの資産を築けたのだろう。

FXでよく種銭数万を短期間で1億円にする人がいるけど、これって必ずしもトレードにおける“聖杯”をみつけたわけではなくて、BNF氏がいうところの“間違ったトレード”をしていたからこそ稼げたと思うんだよね。

いうまでもなく常に再現可能な必然性を持った鉄板ストラテジーなど存在しない。

トレーディングって、神様のいたずらでその人の実力以上のパフォーマンスが出てしまうことがある。

しかし、長期間トレードを続けていくと大数の法則により、その人の本当の実力が反映され、成績も収斂してくる。

すなわち、平均への回帰。

キャリアの浅いトレーダーがビギナーズラックではなく“自分の実力”で勝ったと勘違いしていると平均への回帰がおこったときにすべての資金を溶かしかねない。

このブログでもよく取り上げたGFF氏とか、平均への回帰を説明するうえでわかりやすい例だと思う。

彼は10万を2ヶ月で4億円にしたけど、1年後には破産してしまった。

FXって破産確率のリスクを考えながら慎重にトレードすると、やはりそんなに容易に稼げるような金融商品じゃないということがわかってくる。

短期間で爆発的に儲けるのは、たいてい恐れを知らない若い個人投資家だ。

だからこそ、大きく稼いで、その後大きく負けて退場していくケースも多い。

皮肉なことだが、トレーダーとして成長し“間違ったトレード”から“正しいトレード”に移行していくにしたがって、爆発的なパフォーマンスが再現される可能性は低くなる。

僕が考える“FXにおけるまっとうなトレード”とは、資金管理を考慮した絶対に退場を食らわないやり方だ。

大儲けをしなくてもいいから、どんな地合いであろうが確実に生きのびることを優先させたい。

それにしても、コンスタントに利益を積み重ねることはなんという難しいことか。

FXを生活の糧として食べていくのは尋常ではないプレッシャーがかかると同時に恐怖でもある。

これまで稼いできたのはたまたま運が良かっただけで、いつ平均への回帰が起こるかわからないからだ。
[ 2018/02/06 10:28 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)

NHKスペシャル「マネー革命」

NHKスペシャル『マネー革命』は、アメリカの金融業界の裏側に迫った1998年放送4回シリーズのドキュメンタリー番組。

時代はインターネット黎明期。

ウォール街を拠点としたヘッジファンドが金融工学を駆使して莫大な利益を上げる一方で、日本では一般投資家にはまだネットによる株取引が浸透しておらず窓口での取引をしていた頃の話である。

この番組の特筆すべきことは、欧米金融界の超大物の単独インタビュー成功に尽きる。

ジム・ロジャーズのNYの邸宅を訪れたり、ジョージ・ソロスと一緒に故郷のプダペストまで同行したり、CMEを仕切るレオ・メラメッドの生い立ちを訊いたり、今ではコンタクトしたくてもおいそれと接触できないような超セレブ大物投資家がこれでもかとばかり登場し、赤裸々に金融業界の内幕を語っているのである。

企画したのは当時のNHKの辣腕ディレクター相田洋氏。

NHK製作スタッフはそれまで歴史番組や社会派ドキュメンタリー、主婦や子供の為の生活情報番組を制作してきたが、金融にまったく縁がなかった。

そこでまず投資関係の本集めに奔走し、猛勉強が始まった。

スタッフルームにはなんと500冊もの本が積み上がったという。

1年にわたる取材・制作期間中、制作スタッフは数々の特ダネをつかんだ。

とりわけビクター・ニーダーホッファーへのインタビュー成功は、全米のマスコミを驚愕させた。

彼は、1997年10月のアジア通貨危機に遭遇し、たった1日で50億円もの損失を出し破産。

150社以上のマスコミから取材申し込みが殺到していたものの、それまで一切応じていなかったからだ。

実はこのスクープインタビューは、偶然と突撃取材の賜物だったらしい。

取材クルーは当時のマーケットを揺るがす破産騒動で有名だったヘッジファンドLTCMの取材で、まだ撮影許可が取れない中、せめて建物外観だけでも撮影しようとコネチカット州に飛んだ。

ところが、LTCMは別の場所に移転しており、撮影はまったくの空振り。

本来なら、番組のメインコンテンツは「世界最高と呼ばれたアメリカの投資ファンドの破綻」となる予定だったのであるが、その企画が頓挫しようとしていた。

途方に暮れるスタッフの1人が地図を見ると、同じく取材申請をしたものの2か月以上返事がないあの破産投機家・ニーダーホッファーの自宅が近くにあることに気付いた。

とりあえず場所の確認のためと、自宅前まで行った取材クルーは、ダメもとでインターフォンを押してみた。

アメリカでは住居不法侵入罪で訴えられることがあるので、アポ無し取材は御法度とされる。

ところが、驚くべきことにニーダーホッファー本人がクルーを敷地内に招き入れ、なんと1週間後にインタビュー撮影に応じたのだ。

世界中でたった1社、NHKだけが特ダネを掴んだ瞬間だった。

今日では、その貴重な映像がYouTubeで鑑賞できる。

すべてのトレーダー必見ともいっても過言ではない。

ニーダーホッファーは不世出の天才トレーダーと呼ばれていたわけだが、日頃から丹念にデータを分析し、比類なき情熱で相場に挑んでいたのがわかる。

インタビューに答え、破産の日を思い出し、思わず沈黙するニーダーホッファーが痛々しい。

最初見たときは、その場面では感情移入して涙ぐんでしまった。

なぜなら、僕も彼と同じように最初のサブプライム破綻で一瞬にしてサラリーマンの年収の何倍もの額の大金を失ったからだ。

あの心理的なダメージは実際に体験したものでないとわからないだろう。

忘れようと思っても、潜在意識の中に残り、一生そのトラウマが消えることはないのだ。

話はこれだけでは終わらない。

当時、この番組を見て衝撃を受けたひとりの日本人の大学生の若者がいた。

後に彼は株式投資を始め、自らのHNをビクター・ニーダーホッファーから取ることになる。

いうまでもなく、あのBNF氏である。(Victor Niederhofferというつづりなので、本来ならVNHもしくはVNFなのだが)

破産してもなお戦うことををやめず自らの能力を信じて再起に賭けるニーダーホッファーの真摯な姿に感銘を受けたのだろう。

もし彼がこの番組を見ていなかったら、株式投資であれほど成功していなかったかもしれない。

いわば当時のNHKスタッフの尽力が、日本最強のモンスタートレーダーを生むきっかけになったといえる。

そう思うと、また感慨深いものがある。

一見温和に見えるBNF氏の内面には、ビクター・ニーダーホッファーと同じような“熱きトレーダーのスピリッツ”が息づいているに違いない。

そのスキルはもはや、本物のビクター・ニーダーホッファーさえ凌駕しているのかのようだ。

ちなみに僕のHN、ジョンメリは、LTCMのボスである伝説のトレーダー、ジョン・メリウェザーから拝借した。

だから、BNF氏と同じく名前負けしないようにしなければいけない。
[ 2018/02/06 05:14 ] 雑惑 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

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