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ロスカット あの日の涙 虹となる

GPIFの運用成績

アメリカのカルフォルニア州にカルパースという公的年金基金がある。

カルフォルニア州の公務員の年金基金で、ここ10年で平均15%もの運用成績をあげている。

シンガポールのGICも積極的にリスクを取っていく政府系ファンドとして知られており、ここ20年の平均利回りは9.9%と抜群の実績を誇っている。

一方、世界最大級の資産を運用する日本の年金積立金管理運用独立行政法人GPIFの運用成績は、先日報道されたようにお寒い状況となっている。

2015年度の運用実績は5.3兆円の赤字であり、お世辞にも優れたパフォーマンスとはいいがたい。

GPIFが保有している国内株式の運用額は30兆5809億円であり、今後はさらに株式の割合を増やしていく予定だという。

今回の日銀の黒田バズーガ砲で若干日経平均があがったにせよ、一抹の不安を感じないでもない。

バリュー株投資で知られる投資家の五月さんは、ここ2年で25億の資産を100億と4倍に増やしたそうだ。

ウォーレン・バフェット顔負けの資産運用である。

日本政府も三顧の礼でもって五月さんに年金の運用をお任せしてみてはどうだろうか。

それが無理なら、海外から強力な助っ人ファンドマネージャーをスカウトした方がいいと思うね、マジで。
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[ 2016/09/23 03:01 ] 投資 | TB(0) | CM(0)

クジラの動向を知る

マーケットには「クジラ」と呼ばれる大物機関投資家がいる。

今の日本株市場にはクジラが全部で5頭いるといわれている。

筆頭格は、すでに昨年から活発に動いている年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)だ。

運用額は110兆円といわれるが、その種銭は我々の税金だ。

あとの4頭は地方公務員共済年金、かんぽ生命保険、ゆうちょ銀行、日銀だ。

クジラの影響はとても大きく、彼らが動き始めたときはメイントレンドが本格化する兆しなので、我々個人投資家はその動きについていくしかない。

ちなみにGPIFの今年の6月末時点での運用資産額は過去最高の約141兆円で、運用実績は2兆6489億円の黒字と堅調だった。

しかし、値動きが激しい株式市場にここまで巨額の公的資金をつぎこむとは、日本政府もとんでもないギャンブルをしているなといつも思う。
[ 2015/10/10 07:42 ] 投資 | TB(0) | CM(0)

FXに手を出さないほうがいい人

人生は短い。不得意なことの改善にあまり時間を使ってはならない。 -ピーター・F・ドラッカー-。

2014年6月、FXの怖さを垣間見る事件があった。

伊藤忠商事の元社員が、出向先の関連会社で架空の請求書を捏造し、会社から6億2千万あまりを着服したとして警察に逮捕された。

横領した金はFXにつぎこみ、ほとんど残っていなかったという。

この元社員は関西の名門である灘中学、灘高校から東大に進学、大学院まで進み、伊藤忠商事に入社していたエリートであった。

「投資とは知能指数160の人間が130の人間を倒すゲームではない。」

世界的な投資家、ウォーレン・ヴァフェットの言葉であるが、高い教育を受け、十分な知的能力を備えた人物でも、必ずしも投資の世界で成功するわけではない。

人には向き不向きがあり、株やFXをはじめとする賭け事全般に向かない人がいる。

まず、やりはじめる以前からFXで大儲けできると楽天的に考えている人は、最初は上手くいってもどこかで大きな失敗をしやすい。

必ず儲かる投資術、どこかに自分の知らない聖杯が存在すると思っている人も、この不確実性の高いゲームには向いていないだろう。

そういう人はネットに出回っている怪しいFX商材に高いお金をつぎ込んでしまいかねない。

一回一回のトレードの勝ち負けに一喜一憂してしまう人、心理的に絶対に損失を認められない人、負けが込むと感情的に熱くなって冷静さを失ってしまう人も要注意だ。

損を取り返そうと必死になるあまり、リスク管理が疎かになり、投資資金の全額を失うことになりかねない。

先の伊藤忠商事の元社員もこの手のタイプの人だったのではないかと思われる。

負けず嫌いの人ほど、損をした分を損した分野で取り返そうと負のスパイラルに嵌りがちになる。

負け続けると一発逆転を狙って取引がやめられず、どうしても引き下がれない意地の大勝負を仕掛けてしまう。

気が付いたときには口座のお金が尽きているという退場パターンは初心者によくあるケースだ。

そこでさらに口座に追加の証拠金を入れることで、ますます市場の肥やしになっていく。

逆にトレーディングに向く人は、いわゆる“博才”を持っている根っからのギャンブラーだ。

この世界で大きく勝っている人は元パチスロであったり、麻雀がプロ級に上手かったり、あらゆる勝負ごとに無類の強さを誇っている人が少なくない。

将棋や囲碁、チェスなど、どうやったら勝てるのかを自分で考えて、ゲームを論理的に攻略することが好きな人もトレードに向いているといえそうだ。

為替のマーケットは世界最大級のオンラインゲームであり、お金の争奪戦だ。

個人投資家だけでなく、世界中の企業、政府、銀行、ヘッジファンドなど、巨額なマネーが集まり、参加者全員がリスクを取り、ガチンコの勝負をしている。

そこで勝ち抜くというのは、世界で最も難しいゲームで勝つことといっても過言ではない。

では、圧倒的なスキルと情報を持つプロのトレーダーを相手にしてどのように挑めばいいのだろうか。

一番易しい解答は“勝負から降りること”だ。

「君子危うきに近寄らず」という諺があるが、FXという投資が自分に向いていないとわかったら早めに撤退することも、賢い選択肢のひとつだといえよう。
[ 2014/11/07 03:22 ] 投資 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ジョンメリ

Author:ジョンメリ
こんにちわ。ジョンメリと申します。HNはLTCMのジョン・メリウェザーから頂戴しました。トレーダー歴約8年。2006年までは南ア通貨をスワップ金利目的で高レバレッジで運用。しばらく右肩上がりの相場が続き、わが世の春を謳歌していました。が、2007年8月17日にサブプライムローンに端を発する大暴落に遭遇。2008年はベアー・スターンズショックの下落で多大な損失を被り、マーケットから退場せざるを得ませんでした。精神的なダメージから一時は真剣に引退も考えましたが、ここにきてようやく傷も癒えました。現在はデイトレに手法を変え、再び外国為替取引に挑戦しています。

賢者のつぶやき